Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日は大人しく・・・そして忘れていた?今月のワイン

  土・日はちょっと贅沢なご飯が続いたので、今日は一銭も使わず家にあるもので。
  お昼は「どん兵衛きつねうどん」、夕食はレトルトカレーとりんごだけ。飲み物は、
 休肝日なので「からだすこやか茶」です。

    

  カレーは先日の広島旅行で訪れた呉の海上自衛隊博物館で購入した「海自カレー」
 です。10種類くらいあったのですが、そのうちの一つ。護衛艦「とね」特製ビーフ
 味のカレーです。辛すぎないマイルドな味で、牛肉と牛ひき肉が入っていました。
 (そらビーフカレーやから当然やろ。by妻)
  これはかなり美味しいです。海上自衛隊の方々が楽しみにしていると思われます。
 なんでも、海上自衛隊では毎週日曜日?がカレーの日らしいのです。長い洋上生活で
 曜日感覚がなくならないように、との配慮だそうです。そうですか、過酷な勤務なの
 ですね。日々ご苦労様です、と言わずにはおれません。      

 


  そうそう、昨日は11月も半ばに差し掛かりますが、今月のワインが届きました。
 今回は、暴騰してしまったブルゴーニュ・ワインへの追憶か?、偏った内容でした。

  左の二本は旨安ボルドー。格付ワインよりワンランク下の、「ブルジョワ級」の畑と
 いうカテゴリーのお買い得品です。ブルジョワというとちょっとヤな感じですが、心配
 ご無用。オッサンのような労働者階級でも購入できる価格です。一番左側のシャトー・
 トゥール・サン・ボネの2014年は税込1,480円、その隣のシャトー・カンボン・ラ・プ
 ルーズの2015年は税込2,180円。今時この値段で買えるブルゴーニュワインはまずあり
 ませんので、ボルドーが相対的に安くなった感じがします。ボルドーは生産量が多いの
 で、ブルゴーニュのような希少性という面はあまりなく、有名どころのシャトーは別と
 して、まだまだお値打ちなワインがたくさん見つかります。この2本はまさしく、それ。


  真ん中のワインは、ブルゴーニュの赤ワイン。妥当な価格で庶民の味方だったショー
 ヴネ・ショパンさんという生産者の低価格な銘柄コート・ド・ニュイ・ヴィラージュの
 2017年です。(説明が長いで。by妻) 2年前は2,500円くらいでしたが、今は税込で
 3,520円。良心的な価格設定の生産者(ドメーヌ)のワインを、適正な価格で販売して
 くれる良心的なショップで購入しても、約4割上昇しています。世の中の商品で、2年
 でこれほど激しい値上げをするカテゴリーが他にあるでしょうか? 某C国の転売屋が
 ターゲットにしているブルゴーニュの超有名ワインは、おおむね3倍から10倍に暴騰を
 していますが、その値段でも日本中のワインショップにあった在庫が根こそぎ某C国に
 持っていかれているようです。どうやら「ゼロコロナ」対策のせいで、海外にも行けず
 お金の遣い道に困った超大金持ちの方々が、金に糸目を付けず贅沢品をネットで買い漁
 っているようで、高級ワインがそのターゲットの一つになっているようです。そのよう
 な状況にあっては、もはやオッサンの出る幕はありません・・・
  ということで、ブルゴーニュの赤ワインを購入できるのも、あと数年かもしれません。
 昔はよかった・・・という、口にしても仕方のないセリフが脳裏をよぎります・・・
 (オッサン、未練がましいことを言うていても、買えんものは買えんで。by妻)


  そしてブルゴーニュの白ワインは、赤ワインに比べれば多少マシですが、同じ道を
 辿るのは時間の問題です。既にドメーヌ・ルフレーヴという超有名生産者のワインが、
 突然2倍から5倍ほどの価格になり、TOQ百貨店のワイン売り場やネットショップ
 から忽然と在庫が消えました。いくつかの生産者のワインにもその兆候が見えます。
 あぁいかんな、こんな事を書いていても気が滅入るし、読んでいる方々も不快ですね。
  ということで、残り2本は、秀逸な生産者のブルゴーニュ・ブラン(普及品)です。
 ニュイ・サン=ジョルジュの街を代表する赤ワイン生産者ロベール・シュヴィヨンさん
 の造る白ワインは、品質が高いのに相対的にお安いためお買い得です。でも最新ヴィン
 テージの2019年は税込3.280円にアップです。普段用としては、もうこの辺が限界です。
  最後の1本は、先ほど出てきたドメーヌ・ルフレーヴさんの醸造長を長らく勤めて
 いたピエール・モレさんの造るワイン。こちらも2019年でやはり税込3,280円。もはや
 3,000円以下でブルゴーニュワインを入手するのは無理な状況になっていますね・・・


  あ、やっぱり価格高騰の影響か、いつもは6本購入していたオッサンですが、今月は
 5本にとどまりました・・・(そうやって少しずつ減らした方がえぇな・・・by妻) 
 
  昨日の晩御飯は、帰りが遅くなったのでお弁当。TOQ渋谷駅ナカのフードショーの
 割引クーポンをもらったので、それを使って浅草今半のすき焼き重を購入しました。
 ワインは、さっそくボルドーのシャトー・トゥール・サン・ボネの2014年を抜栓。 

   

  まだ若いボルドーワインですが、2014年は比較的優しい年のようで、まろやかな口
 あたりがしましたので、もう飲み頃に入りつつあるのかな。でも色はまだ真っ黒。渋い
 タンニンもありますので、もう5~6年後の方が美味しくなっているのではないかな。
 すき焼きに合わせるには、予想通りちょっとパンチがあり過ぎた感じでした。
  話は変わりますが、このワインのラベルには塔が描かれているので、ちょっと「あの
 ワイン」を想像してしまうオッサン・・・


  あのワインとは、このワイン ↓ です。

  はい、泣く子も黙るボルドー格付第一級の、頂点といわれるワインの王様、その名も
 シャトー・ラトゥール様です。者ども、控えおろぅ~! ははぁ~(アホ)
  あぁ、このワインもしばらく目にしていないな・・・たぶん永遠に買えないかも。
 やっぱりオッサンには、シャトー・トゥール・サン・ボネ君がお似合いかもね。
  サン・ボネ君、これからもよろしくね!(アホ)


  どうでもえぇけど、途中からわけわからん記事になっとるで・・・(by妻)