Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

ボージョレ・ヌーヴォー解禁!

  ちょっと忘れていましたが、今日はあのボージョレ・ヌーヴォーの解禁日でした。
 11月の第三木曜日なんですね・・・ということで、駅前スーパーへ・・・


  かつての大フィーバー(死語)はどこへやら、最近は静かになっていて販売量も激減を
 しているそうですが、それでも解禁日はデパートやスーパー、酒販店の店頭はボージョレ
 ヌーヴォーでディスプレイされています。しかし・・・やっぱり値段が上がりましたね。
  昨年亡くなったボージョレの帝王と呼ばれた、ジョルジュ・デュブッフ氏のフラワー・
 ラベル、なんと昨年から5割近い価格上昇です。ハーフの375mlで2,500円かよ・・・
 ちょっと落胆したオッサン、今年は購入を控えようかな・・・と思ってスーパーの棚の上
 をちらりと眺めると・・・あ、オッサンの崇敬するブルゴーニュのドメーヌ、ジョゼフ・
 ドルーアン様のボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボーがありました。ハーフ瓶は残り3本
 です。オッサンは、ジョルジュ・デュブッフのハーフより高いだろうと思っていたので、
 買う気はなかったのですが、値札を見てびっくり。なんと2.080円です。ホント?
  驚くべきことにジョルジュ・デュブッフのワインと価格が逆転しています。大量生産で
 良くも悪くも大衆的なジョルジュ・デュブッフに対し、気品があって高品質なジョゼフ・
 ドルーアン様というスタイルの違いがあるのですが、なんとこちらの方が安いとは。これ
 は絶対に買い、です。ハーフですけどね・・・


  さて、夕食はお鍋にしました。両国国技館で購入していた「国技館塩ちゃんこ」です。
 鶏のモモ肉をじっくり煮込み、野菜と豆腐を入れただけですが・・・意外と美味しい。


  これから寒くなるとお鍋の登場頻度があがりそうです・・・

    

  鶏肉は阿波踊り、ちゃう阿波尾鶏というブランド鶏肉がスーパーで2割引きでしたの
 で購入しました。なんといっても肉の色が濃いのですが、やっぱり味もしっかりしてい
 ます。歯ごたえもいいし、皮がペロンと取れるので調理しやすい。2割引きでも普通の
 鶏肉より高いですが、これなら満足です。あ、確か以前、徳島県で食べた気がする。
  そして、お米は最近新潟産の「新之助」を購入しています。電子ジャーで炊いても、
 粒立ちが良くてツヤがあり、とても美味しいのです。コシヒカリよりこっちの方が好み。


  夕食の片づけを終えてから、もう午後10時を回りましたが、冷蔵庫で冷やしておいた
 ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボーを抜栓!

   

  ボージョレはブルゴーニュ地方の南、リヨンに近いエリアで、ガメイという品種を使
 って造られます。ピノ・ノワールの高貴さとは異なり、フレッシュで軽く、酸味が強く 
 非常に若いうちから飲めるので、ヌーボー(新酒)として重宝されています。
  さぁ2022年の出来はどうでしょうか・・・


  はい、これはかなり高品質です。確か2021年も結構良かったと思いますが、2022年の
 方が豊潤で豊かな感じです。ボージョレのイメージでは、酸味>渋み>果実味>甘みと
 いうのがオッサンの見立てです。しかしこのワインは、甘み>果実味>酸味>渋み、と
 いう感じです。つまり今飲んでもメチャクチャ美味しく感じます。さすがはジョゼフ・
 ドルーアン様。2022年ヴィンテージは素晴らしいのかもしれませんが、それ以上に生産
 者の力量が表れているといえそうです。こんなに美味しく感じるボージョレは久しぶり
 のような気がします。

 そうこうしているうちに12時を回ってしまった・・・明日はまだ仕事がありますね。
 (ちゃんと仕事せぇよ。by妻)