追悼演奏会の思い出 ~2014年9月~
9月は妻の亡くなった月ということで、何かといろいろ思い出してしまいます。
なんとなくブログの更新も滞りがちになり、仕事にも身が入らず(それではアカン
やろう)、考え事が多くなります。まぁ無理しても仕方ないので自然に任せて。
亡くなった年のことは断片的にしか覚えていないのですが、外面は平気な顔して
仕事や法事をこなしていた裏では、かなり精神的には参っておりました。そんな中
で、思いついたのが「1年後に妻の追悼コンサートを開く」というものでした。
今思えばかなり無謀な試みでしたが、それを目標に1年なんとか頑張るという気
になりましたし、自分も出演するので必死で練習せざるを得なくなり(笑)、結果
として余計なことを考えずに済むようになりました。これがなかったらどうなって
いたか自信がありません。その意味では、「妻のため」と思って始めたことですが、
結果として自分も救われたことになります。イヤ、妻に救われたといった方が適切
なのかもしれません。有難うね・・・
最終的に、妻の開いていたピアノ教室の生徒様(約10名)、妻の友人(1名)、
妻の習っていたヴァイオリンの先生と、妻と一緒に発表会をされたピアノの先生、
そして私の先輩・後輩(3名)と私が出演し、妻の演奏も映像で流しました。
ピアノ教室の生徒様たちとご家族をはじめ、多くの方にご協力を頂き、妻を供養
することができたと思います。お忙しいなかで無理を聞いて出演して下さったり、
開催のためにご支援を頂いた方々には、心から感謝しております。うちの田舎から
は叔母が手伝いに来てくれて助かりました。
ピンボケ写真でスミマセン。個人情報ですので?はっきり顔がわからないこの方が
ええかな。
あぁ、あれからもう6年経つのか・・・たまにはピアノをまじめに弾こうか・・・
どこかで「亡き人を送る曲」というキャッチコピーがつけられた?、ブラームスの
インテルメッツォ(間奏曲)作品118-2を亡き妻に・・・
亡き妻に。
人前で弾くんやったら、お酒ばっかり飲んどらんで、もっとちゃんと練習せぇよ!
(by妻)・・・拙い演奏でスミマセン。妻にもっと教わっておけばよかった・・・
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