Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

また普通の日常が始まる・・・

  楽しい?お正月も終わり、また普通の日常が始まりました。オッサンは、年末年始の
 休みで飲み過ぎたので、正月休み明け3日間は禁酒でした。う~ん、実につまらん。
 (そういう問題ではないわ!by妻)


  このブログでは少しでも楽しいことを書きたいと思っていたので、3日間何も書く事
 が無く、お休みでした。そういえば妻が、「そう毎日毎日、面白いことなんかないで~」
 とよく言っていました。そらそうよ・・・でも、オッサンは今頃になって気づきました。
 昔は妻がいるだけで、十分楽しかったんですよね・・・もう、そんな日は戻ってこない。
 ・・・というようなことを今更書いていても、どうにもなりませんね。(そや。by妻)


  今日から3連休。特に予定はありませんが、のんびり過ごすことにしました。今日は
 天気が良かったので、久しぶりにパンダ君を洗濯して少し綺麗にしました。妻が洗濯機
 で洗っていたのを思い出します。洗濯ネットに入れて、ガーっと。意外に大丈夫なので
 すよね・・・洗った後はベランダで日光浴です。(アホ)  

  ついでにベランダの植物の手入れも。ちょっと植え替えをしたり、形を整えたりしま
 した。あ、既にバラにはカイガラムシが出現していました。おのれ!オルトランの散布
 をして、枝に付着しているものは根気強くヘラでこそぎ落としました。結構な重労働。


  昼食はスーパーで売っていた、吉野の柿の葉寿司です。良く見ると、吉野よりもっと
 山奥の上北山村という、大台ケ原の麓の山村で作られているようです。中に入っていた
 解説によりますと、熊野灘の沿岸で揚がった鯖を塩漬けにし、熊野街道を通って運ばれ
 てきたものを、この地方の大きな柿の葉でくるんで発酵させていたのがはじまりだそう
 です。当時は保存食のため塩気がきつく、現在市販されているものはだいぶマイルドに
 なっているのだそうです。へぇ~。昔、奈良県に住んでいたのに知らなかったオッサン。

    

  サバとサケの押寿司が、大きな柿の葉にくるまれています。5個で750円とはかなり
 の値段ですが、造るのに手間がかかりますし、品質が良いので仕方ありませんね。 

  それにしても、見事な薄さです(笑)。もう少し厚く切ってほしいなぁ・・・😟


  午後からはたまプラーザ東急へ買い物へ。妻の仏壇に供えるバラの花などを買いに行
 きました・・・が、うっかりワインも買ってしまったオッサン。😆(アホウ。by妻)
 あ、そうそう。今年のカレンダーが一つしかない(もらいもののANAのカレンダーだけ) 
 のに気が付き、文房具屋で一つ購入しました。
  いつもはパンダやバラ、美しい風景などを選んでいましたが、今日はこんなもの ↓ を
 発見しましたので、懐かしくなって購入してしまいました。(鉄っちゃん全開や。by妻) 

  おぉ、国鉄時代の特急列車のカレンダーです。小学生から中学生の頃(1970年代)、
 オッサンは一人で日帰りで東京や名古屋まで出かけて、こういった列車を見学していま
 した。静岡から日帰りなので、実際に上野や名古屋から特急列車でさらに先に行くこと
 はできません(それ以前にお小遣いでは足りない)ので、見るだけでした。
  わざわざ上野駅まで行って、仙台行きの「ひばり」、盛岡行きの「やまびこ」、青森
 行きの「はつかり」、秋田行きの「つばさ」、山形行きの「やまばと」、新潟行きの
 「とき」、長野行きの「あさま」、金沢行きの「白山」・「はくたか」等を見に行った
 覚えがあります。実際に乗ったのは、大学時代にサークルの合宿で菅平や白馬に行った
 時に乗った「あさま」と、高校生時代に嫌がる家族を無理やり動員して一泊旅行で会津
 地方に行った時に乗った「ひばり」、北陸に行った時に乗った「しらさぎ」だけですが、
 なんだか懐かしいです。


  ちなみに12ケ月のラインナップは以下の通りです。わぁ、懐かしのブルー・トレイン
 (夜行寝台特急)がたくさんあります。オッサンの実家付近には、毎朝早朝に東京行き
 のブルー・トレインが走り抜けていき、子供の頃のオッサンは「いつか絶対に乗る」と
 心に誓っていたのですが・・・結局チャンスを逃してしまいました。

  長崎・佐世保からの「さくら」、博多・下関からの「あさかぜ」、西鹿児島からの
 「はやぶさ(鹿児島本線経由)」「富士(日豊本線経由)」、熊本からの「みずほ」、
 出雲市からの「出雲」、四国への連絡船の出る宇野からの「瀬戸」・・・食堂車や個室
 寝台があって、小学生のオッサンには憧れの、夢の列車でした。大学生になって、乗る
 チャンスもあったのですが、卒業旅行でヨーロッパに行くために貯金をしなければなら
 ず、見送りました。そのうちにあっという間に廃止されてしまったんですよね・・・
 あ、社会人になって1回だけ大阪から東京へ出張する時にブルー・トレインの短縮版、
 急行「銀河」に乗ったことがあったっけ。


  残念ながら新幹線や飛行機の普及とともに衰退し、このカレンダーに掲載された列車
 は、すべて廃止されてしまいました。しばしノスタルジーに浸ったオッサン、結局この
 カレンダーはトイレに掛けることにしました。😆(なんでやねん。by妻)


  夕食は、年末の冷凍ズワイガニの残りのお鍋です。これだけでは寂しいので、生牡蠣
 とベニズワイガニのクリームコロッケを買ってきました。カニクリームコロッケは電子
 レンジで温めたのですが、中のクリームがものすごく熱くなっていまして、一口食べた
 ら「😱うわ、あっちぃ!(アホ)」・・・舌をやけどしました。😓
 (オッサン、猫舌やからな。慌てて食べるさかいや・・・by妻)

    

  ワインはカリフォルニアで最も有名なナパ・ヴァレーのもの。生産者はこれまた有名
 なスタッグス・リープさん。カベルネ・ソーヴィニヨンが一番だけど、この日はカニ鍋
 と生牡蠣なので、爽やか系の白・ソーヴィニヨン・ブランです。価格は3,500円。
  昔は、カリフォルニアはボルドーやブルゴーニュとほとんど変わらない高価格で、味
 わいはオッサンがあまり好きではない濃厚系が多いのであまり飲んでいませんでしたが、
 今やブルゴーニュやボルドーが年々値上がりして手の届かないところに行ってしまった
 ので、値段上昇が少ないカリフォルニアワインが選択肢としてオッサンの視界に入って
 くるようになりました。(どんだけ上から目線なんや。by妻)
  そして現在は「濃厚で樽の風味を利かせすぎて酸味の乏しいワイン」という固定観念
 を払拭する高品質で世界基準のワインも増えていますので、意外に(失礼)カリフォル
 ニアはねらい目かもしれません。


  しかし、この名門スタッグス・リープのソーヴィニヨン・ブランはオッサンの好みで
 はありませんでした。瓶に入っている時から外観がやや薄いなと思っていたのですが、
 開けてみるとやっぱり薄い。酸味が強いのに果実味とふくよかさが不足していますので
 ストレートに「スッパイ」と感じてしまいます。果実味が不足しているのに、なぜだか
 アルコール度が異様に高く(14%)、すぐに酔っぱらいそうです。なんだろう、これは。
  あまり熟成させずに早く飲むべきワインとはいえ、先日開けた同じカリフォルニアの
 ロバート・モンダヴィさんの同じ品種のワイン(年号も同じ2019年)は、もっと気品が
 あって、ふくよかさとまろやかさもあっておいしかった感じがします。特売だったとは
 いえモンダヴィさんは2,000円もしない価格でしたからね、モンダヴィさんの圧勝!
  スタッグス・リープさんの実力がこんなものとは思われませんので、今度は代表銘柄
 のカベルネ・ソーヴィニヨン(ボルドー・タイプの赤)を飲んでみようと思います。
 (研究熱心なふりして、単にワインを飲む理由を探しているだけやろ。by妻)


 ・・・訂正です。少し時間が経過したら、丸みが出てきました。最初は酸味が浮き出
 ていて刺激が強すぎた感じでしたが、だいぶまろやかになりました。口の中で膨らん
 できまして、少し複雑さも出てきました。そうか、まだ少し早かったのかも・・・
 スタッグス・リープさん、オッサンの修業が足りませんでした。申し訳ございません。
 (オッサンはいっつも早とちりするからな。最後までじっくり見極めなあかん。by妻)
  はい、これはかなりの品質でした。でもアルコール度が高いので注意が必要。 

  


  さて、あと2日間、どうやって過ごそうか・・・
 (この時期はやっぱり、アレやろ。by妻)