Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2022年10月:阿蘇&別府の旅 ⑦観光特急「あそぼーい」

  まだ途中だった、昨年10月の1泊2日の九州旅行の記事の続きです。もう忘れかけて
 いる・・・(アホ)
   
  2日目の朝、阿蘇の大観峰を見学した後、大急ぎでレンタカーを返却し、阿蘇駅から
 JR九州の誇る観光特急列車のひとつ「あそぼーい」に乗車しました。10:32阿蘇発です。
  ギリギリだったので阿蘇のお土産を買いそびれました。ホテルの売店で買っておけば
 良かったなぁ・・・(アホ)

  昔の車両を改造して、先頭車両の最前席がパノラマタイプの車両になっています。
  この列車は博多から熊本を経由し、阿蘇を通って大分から別府まで行く列車で、九州
 屈指の観光地である阿蘇と別府を結ぶ便利な列車です。阿蘇駅からも、かなり観光客が
 乗車してきました。中国人と思われる家族連れが、大声でワーワー言いながら写真を撮
 ろうとしてホームの端すれすれに出てしまったので、駅員から注意をされていました。


  さて、「あそBOY」号は車内の内装もいろいろ変わっていました。さっそく車内を
 探検するオッサンです。(ほんまにじっとしてられん、お子ちゃまやな。by妻) 
  普通の座席のほか、ゆったりと座れるソファの座席(かなり派手)や、大きな窓から
 景色を眺めることができるテーブル付きの木製の座席もありました。普通の座席を12席
 (3列×4)分を犠牲にして、このようなオープン・スペースの座席を配置しています。
  あ、ソファの背後の壁の動物はなんでしょう? どうやら、この列車のマスコットの
 犬、「くろえもん」のようです。このキャラクター・グッズも販売していました。 

  パンダ君もちょこんと座っています。(アホ)

  コンパートメント(個室)タイプの座席もあり、グループで楽しく過ごすこともでき
 ます。ただし、この日は鉄っちゃんと思しき青年が独占していました。オッサンが写真
 を撮影させてもらってもよいかと訊くと、青年は快く応じてくれました。この列車は、
 お子様を連れたご家族だけでなく、鉄っちゃんにも人気抜群なのです。(あんたもな。)

  
  車内の至るところには、マスコットの「くろえもん」の絵がありました。

    

    
  阿蘇駅を出てしばらくは阿蘇のカルデラ盆地を走りますので、雄大な阿蘇山の眺めを 
 車窓からも眺めることができました。白い煙を吐いているのが中岳でしょうね。それに
 しても土が黒い。火山の噴火物の影響か、肥沃な土地なのでしょう。


  運転席は二階にありますので(小田急の昔のロマンスカーや、名鉄のパノラマ特急と
 同じ)、最前列の座席は前方(または後方)の景色を堪能でき、人気があります。


  そしてなんと1両の半分のスペースがお子様の遊び場になっている車両がありました。
  本当に車内で遊ぶことができるようです。元気なお子様をお持ちの方には好評です。
 あ、本棚もありますので、静かに遊ぶお子様でも大丈夫のようですね。


  そして記念グッズや、簡単な飲食物を売る売店もありました。「くろカフェ」という
 名前ですが、かなり人気があって少し並んで待ちました。

  この車両の座席は窓際の座席が小さく、通路側が大きい(普通の)座席になっていま
 す。小さい座席は当然お子様向けですね。なかなか楽しいです。


  売店では大分名物のカボスを使ったかぼすハイボールとアイスクリームを購入しま
 した。かぼすハイボールはちょっと甘めでしたが、すっきりしてなかなか美味しい。       
  アイスクリームは、あの有名な黒川温泉のある阿蘇小国(おぐに)のジャージー牛乳
 のアイスクリームです。濃厚でコクがありますが、すっきりした味でこれまた美味しい。

  しかしオッサン、ハイボールとアイスクリームを一緒に頂くとは・・・

    


  オッサンの指定された座席は普通っぽいところでした。しかし皆さん、お子様と車内
 探検に出たり、お遊びコーナーにお子様を連れて行ったり、売店に行ったりしていて、
 なかなか忙しい。列車の中がすでに遊び場になっているみたいでした。

    

  飲み足りなくて、もう一本。大分県産はっさくサワーを頼んでしまいました。(アホ)

  そうそう、記念にこの列車のグッズも買いました。マグネットです。なんだか楽しい。


  そんなこんなで約1時間半の列車の旅、九州の真ん中の山間部を通る豊肥(ほうひ)
 本線を下り切り、列車は大分駅に到着します。あ、なんだか見たことのある列車が隣の
 ホームにいます。これはもしかして・・・

  JR九州の誇るクルーズトレイン「ななつ星」ではないですか。昼間はソファ、夜には
 個室寝台となる豪華な列車で、旅行商品(ツアー)に申し込まないと乗ることができな
 い、夢の列車です。お客さんの大半は、お金と時間に余裕がある悠々自適の退職者夫婦
 だと思われます。いいよなぁ~


  大分からは別府湾に沿って日豊(にっぽう)本線を一路別府に向かって北上します。
 きれいな海が間近に迫ります。この日は暖かく、穏やかな日差しが降り注ぎます。


  大分でかなりのお客さんが下車してすいてきたので、もう一度車内探検です。(アホ)

  残念ながらパノラマ座席は、終点の別府まで塞がっていました・・・

    

  大分から20分ほどで終点の別府に到着しました。九州、いや日本を代表する温泉の町
 です。駅は高架ホームとなっていました。ここでも大勢の方が記念撮影をしていました。
 (オッサンもな。電車小僧め・・・by妻)

  この列車、よく見るとJR東海のワイドビュー(ひだ、南紀)に似ているなぁ。まさか
 あの車両を改造したのかな・・・


 

  あ、「白いソニック」(博多と大分を結ぶ特急ソニック号)が停まっていました。
 長崎に行く「白いかもめ」とたぶん同じ車両だと思われますが・・・
  
  さて、これから約4時間でお昼ご飯と別府の町の観光と、できれば温泉にも浸かりた
 いと企むオッサンです。さて、そんなに首尾よくいきますかどうか・・・ 
  続きは次回で。(もったいぶるな、オッサン・・・どうせ大したことないやろ。by妻)