Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今月のワイン(2023年2月)と、今日の食卓・・・

  今日は今月のワインが届きました。(もう年がら年中、ワイン、ワイン・・・by妻)

  今回は1本だけ高級ワインを購入してしまいました。😝 左から3つ目です。おや、
 蝋キャップなので「プチプチ」で保護されています。長熟を狙った造りなのですね。
  先日「量り売り」をしていた南アフリカのブティック・ワイン、クリスタルムさんの
 「キュヴェ・シネマ」がネットで売り出されていたので、速攻でクリックして購入して
 しまいました。😝 瞬殺ではないですが、半日で売り切れていました。やはり大人気。
  南アフリカの南部ケープタウンの近く?にあるハマナスという町近くにある生産者で
 英国のワインの権威(マスター・オブ・ワイン)の一人、ティム・アトキンさんの南ア
 フリカワインの格付では常に第一級の地位を保っている秀逸な生産者です。このワイン
 の畑で、ナポレオンの生涯を綴る映画の撮影があったことで、「キュヴェ・シネマ」と
 名付けられたそうです。年号は最新の2021年、早速本日セラーに直行となりました。
  気になる価格は、なんと8,800円。ちょっと前までは6,000円くらいだったのに・・・
 世界的に高級ワインの値上がりが酷いですが、フランス以外でも著名な生産者のものは
 値上がり傾向のようです・・・困ったね。(オッサンの方が困り者や。by妻)
  
  クリスタルムのボトルが勢ぞろい・・・はちょっと無理だな・・・キュヴェ・シネマ
 とボナ・ファイドをGETできましたが、入手は困難です。ここは赤はピノ・ノワール、
 白はシャルドネのみという、完全にブルゴーニュ・スタイルを志向しています。高品質
 であることがブルゴーニュ・ワイン好きにも知られているため、毎年売り出し直後には

 完売してしまうのです。2021年モノの商戦は既に終了しました・・・


  それ以外はいつもの通り、普段の週末用のお買い得ワインです。
  左端は南フランス、コート・デュ・ローヌを代表する優秀な生産者、シャプティエの
 普及品、コート・デュ・ローヌの白、ベルルーシュと名付けられたものです。2019年の
 ものですが、特売価格でなんと税込1.397円。マルサンヌとルーサンヌという品種ででき
 ていると思われます。南のワインらしくちょっとアルコール度が高く、コクがあるはず
 ですが、シャプティエさんの造るワインは野暮ったさは皆無で、スマートさがあります。


  その隣はスペインの代表的産地、中北部のリオハ地区の名門レメリュリの造る新しい
 ワイン。この名門ワイナリーの御曹司のテルモ・ロドリゲスさんは、一時期父親と対立
 して自分のワイナリーを抜け出し、カリフォルニアのナパ・ヴァレーで著名なドミナス
 の醸造長となり、帰国してからは自分の名を冠したワイン・カンパニーを設立。かつて
 のスペインワインのイメージ(安いけどアルコール度が高くて野暮ったい)を払拭する
 高品質でスタイリッシュなワインを造りあげ、時代の寵児となりました。
  そして今はオヤジさんと和解したのか?、実家のワイナリー・レメリュリに復帰し、
 リオハでこのような高品質なワインを造っているようです。オッサンは、テルモ・ロド
 リゲス氏がスペインで一番著名なリオハの名門レメリュリの御曹司だとは、このワイン
 を注文するまで知りませんでした・・・
  ということで、このワインはテンプラニーリョというブドウを使ったリオハのワイン
 ではあるものの、おそらくテルモさんのスタイルが生かされた現代的な造りの赤ワイン
 だと思われます。ちょっと楽しみです。年号は2013年、価格は2,670円とリーズナブル。
  こちら ↓がテルモさん。イケメンですネ~ ちょいワルオヤジみたいにも見えますが。 

 


  右の3本はいつものブルゴーニュのお買い得品です。
  まずはオッサンが信頼する大ネゴシアン、ルイ・ジャド様が日本向けに仕込んでくれ
 るという特別なキュヴェ、「ソンジュ・ド・バッカス(バッカスの夢)」というお買い
 得品です。2018年の赤、格付は一番下のブルゴーニュ・ルージュですが、実際はランク
 が上の村名級の畑や、マイナーな1級畑のブドウも入っているそうです。これも特売で
 税込2,420円。めっちゃお得です。(日本の正規輸入代理店だと4,000円くらいする筈。)
 年号は2018年なので少し早いですが、週末の楽しみにしたいワインです。
  
  右端の2本は、価格暴騰のブルゴーニュにあって、穏当な価格政策を貫いている良心
 の塊のような生産者、ベルトラン・アンブロワーズさんの普及品。赤はブルゴーニュ・
 オート・コート・ド・ニュイ(ちょっと小高い丘の上にあるやや冷涼な畑)、白は定番
 のブルゴーニュ・ブラン。値上がりが激しい2020年ですが、どちらも税込2,717円。
 オッサン、もう感謝感激です。おそらく今現在、こんな価格で著名ブルゴーニュワイン
 を入手することは不可能です。いつまでも、裕福ではないブルゴーニュ・ファンの味方
 でいてほしいと、切に願います。(オッサン、かなり切羽詰まった感じやな。by妻) 


  そして今晩の食卓・・・

   

  TOQストアで購入した20%引き(賞味期限本日まで)の刺身用切り身で、鯛のグリル
 です。日本酒(秋田の刈穂の残り)に少し浸して塩・胡椒をしてから、オリーブオイル
 とレモン汁をさっとかけて蒸し焼きにしました。お皿に移す時に形が崩れてしまった!
 しかし、まぁまぁいい感じ。火がちゃんと通っても、中がふわっとしているのが好き。
  パスタは瀬戸内レモンの風味のカルボナーラ。余りしつこくないのでお気に入りです。
 オッサン、ラーメンはスープに入っているので細麺が好きですが、パスタはソースに絡
 ませるので太目の方が好みです。従ってスパゲッティではなくて、リングイネです。😀
  ワインは、ブルゴーニュの白。著名な作り手のトマ・モレさんの普及品。2017年の、
 ブルゴーニュ・シャルドネです。価格はちょっと高めで税込4,180円。そうなんですよ、
 ブルゴーニュの人気二番手クラスの生産者の一番安いワインでも、もはやこの価格。
  でも味わいはさすが。キリリと引き締まっていながら、芳醇な香りと味わいなのです。
 まぁこの品質ならばこの価格でも仕方ないかな・・・と思ってしまうオッサン。パスタ
 とも鯛のグリルともマッチして美味しかったです。


  花瓶には、明日妻の墓前に備える花を飾りました。(相変わらず派手やの~ by妻)
 妻の好きなバラ、リシアンサス(トルコ桔梗)、チューリップ、スイートピーです。  
 なんだかフラワーショップも値上がりした感じです。なんでもかんでも高くなった。
 (据え置きで上がらんのは、オッサンの給料やな。by妻)


  食後のデザートは、横浜フランセの生レモンケーキ。レモンケーキが有名なのです
 が、最近「生レモンケーキ」を売り出したみたいで、試しに購入してみました。冷凍
 で、解凍してから賞味期限は2日とのこと。3個入りで約1,000円。高っ!

    

  なんとレアチーズケーキの中にレモン味のクリームが入っていて、下の方はザクザク
 のクランチが入っています。これはなかなか食感が楽しいです。まずまず美味しいね。
 夜だけど、やっぱりコーヒーが欲しくなってしまいました。カップはオッサンのお気に
 入り、今はなきアウガルテン・ジャパンのフェアで3割引きで購入したものです。😆
 飾ってあるだけでは勿体ないから、たまには使わないとね・・・・
  19世紀のデザインを復刻したカップは、もう入手不可能のようです。ウィーンの本店
 に行けばあるかもしれないけれど・・・ウィーンにはもう20年以上行っていないなぁ~
  
  さぁ、明日は墓参りです。いつものように朝8時のバスで出発です・・・