Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2022年10:阿蘇・別府の旅 ⑩別府で湯めぐり~その2~

  2月も半ばを過ぎ、少しずつ日が長くなってきました。もう春も近いのでしょう。
  アルペンスキーの世界選手権は後半の技術系種目になり、ようやく日本人選手も登場
 します。男子の大回転、男女の回転(スラローム)では、15位以内を目指して頑張って
 欲しいと思います。そしてアルペン大国オーストリアがここまで金メダルゼロの屈辱。
 このまま金メダルゼロで終われば、同国内では大変な騒ぎになり、コーチ陣の辞任など
 が相次ぐでしょう。残り種目のこれまでのワールドカップの戦績からすると、そうなる
 可能性は70%以上だと思われます。日本の柔道が男女ともにオリンピックで金メダルが
 セロというのとほぼ同じインパクトなのです。さぁ、どうなるか?
 ・・・本日の男子大回転も一本目で大差でトップのオーストリアのシュヴァルツ選手が、
 なんと二本目で今シーズンワールドカップの総合ランクトップのスイスのペーター君?
 ことマルコ・オーデルマット選手に大逆転を許し、いよいよアルペン王国オーストリア
 は追い込まれました。もはや金メダルセロの確率は95%以上と推測されます。このまま
 金メダルゼロですと、オーストリアスキー連盟内では責任のなすり合いが始まると思わ
 れます。ここ数年のオーストリアチームは特に女子がひどいです。期待された若手選手
 もコーチが変わって低迷しているそうです。そのかわり隣国スイス勢が絶好調だなぁ~ 
  さぁ残るは週末の男女の回転のみ!日本人選手の活躍も期待したいところです。


  さて、今日は別府の湯めぐりの記事を続けます。
  別府市街地の竹瓦温泉に入った後、路線バスで高台にある鉄輪(かんなわ)温泉まで
 向かいます。海沿いの北浜のバス停からは約30分弱で、湯けむりがもうもうと立ち上る
 鉄輪温泉のバスターミナルに到着しました。
  うわぁ、あちこちから白い煙がたちのぼっていて、また道路わきや側溝からも白煙が
 出ているところがあって、まさしく「湯の町」です。テンションが上がりますよね。


  ここでは有名な「ひょうたん温泉」という日帰り温泉施設に行く予定だったのですが、
 場所がよくわかりません。鉄輪温泉は坂道が多く、狭い道が入り組んでいて、方向音痴
 のオッサンはたちまち道に迷ってしまいました。(アホ)

  どうやら反対方向に来てしまったようです。(やっぱりな、アホや。by妻)
  大分交通の鉄輪バス待合所(地図の下の方)からは西に戻れば「ひょうたん温泉」
 に行けたはずになのに、「筋湯通り」から「いで湯通り」の方に登って来てしまった
 ようでした。いで湯通りはゆるやかな坂道で、温泉旅館や土産物屋が並び、なかなか
 風情がありました。

      

  この「筋湯通り」や「いで湯坂」を歩いていると、おや? あちこちに共同浴場が
 あります。規模は小さいですが、この共同浴場めぐりというのも鉄輪温泉のポイントだ
 そうです。ひょうたん温泉はあきらめて、この共同浴場巡りをすることにしました。
  こんな感じの共同浴場がたくさんありますので、どこに入ろうか迷いました。

 やっぱり、ここかな?その名も「地獄原温泉」です。建物も少し立派な造りです。


  入湯料はなんと100円!ちょっと申し訳ない感じです。無人ですので料金箱にお金
 を入れて、向かって右側の男湯の戸を開けて中に入ります。
  お地蔵さんが祭られていますね・・・

  中には誰もいませんでした。完全に独り占めです。
  しかし仕切りで隔てられた女湯には、観光で来たと思われる若い女性二人組が入って
 いたようで、はしゃぐ声が聞こえてきました。(オッサン、覗いたらあかんで。by妻)
  湯船はとても小さいのですが、レトロな感じです。お湯はかなり熱いです。長野県の
 渋温泉の外湯もかなり熱かったけれど、源泉はかなり熱いのでしょう。適度に水で薄め
 て入ることにしました。うわぁ、えぇ湯じゃのう~(アホ) 

   

  脱衣所も狭いので、数人でいっぱいになってしまいそうですね。

   


  しばらくすると地元のオジサンらしき人が現れました。オッサンは挨拶をして湯から
 上がりました。体がポカポカになりました。源泉かけ流し温泉は、本当に温まります。

  下の写真は、いで湯坂の上にある上人の湯です。ちょっと覗いてみたら、やはり

 シンプルな浴槽が一つ、誰もおらず、湯気がもうもうと上がっていました。

  最初はもう1~2か所の共同浴場に入ろうと思っていましたが、かなり体が火照って
 しまい、湯あたりしそうなのでやめました。ひょうたん温泉も、今回は見送ります。


  そうそう、鉄輪温泉には名物の「地獄蒸し」というのがあります。温泉の高温の湯気
 で野菜や魚介を蒸し焼きにするというものですね。こんな共同かまど ↓ もあるのです。

  今回オッサンは立ち寄りませんでしたが、観光客向けに自分で地獄蒸しが体験できる
 観光施設もあるようです。面白そうですね。ネットからの写真を掲載しておきます。


  時刻はもう3時過ぎ。残りは約2時間弱です。せっかく別府鉄輪まで参りましたので
 有名な「地獄めぐり」をちょっとだけしてみようかと思いました。別府の地獄は7か所
 ありますが、とても全部を回る時間がありませんので、見るとすればどこか一つ。
  オッサンは有名な「海地獄」に行こうと思い、早足で歩き始めました。


、 しかし、今度も道に迷いました。(もうええ加減に学習せぇや!by妻) 今度は坂を
 下りて来てしまい、元の場所(鉄輪温泉のバス待合所)まで戻るのに10分ロスしました。
 もう歩いていては間に合わないと思い、タクシーを捕まえて「海地獄」へ向かいます。
  ちょっと長くなりそうですので、続きは次回です。最終回かも・・・・