Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

追憶の旅(+α) ➁十勝岳(展望台)と吹上露天の湯

  今日は四連休明けの出勤日、通勤電車がコロナ以前に近い混み具合でうんざりでした。
  でもだいぶ涼しくなってきましたので、体は少し楽になりますね。


  さて、旅行記の続きです。
  青い池から車で5分もかからずに、十勝岳山麓の白金温泉に到着します。ただ、時間
 があまりないので温泉には入らず、近くにある「白髭の滝」を見物しました。ここも、
 8年前に妻と行ったところです。温泉街から歩いてすぐのところにありながら、なかなか
 本格的な滝です。美瑛川にかかる橋の上からお手軽にその景観を楽しむことができます。
  流れ落ちる水が白いひげのように見えるから?このような名前になったようですが、
 十勝岳連峰の地下水がコバルトブルーの美瑛川に勢いよく流れ落ちていきます。なかなか
 素晴らしい眺めです。ゆっくり見ていても飽きないですね。

  な~んて言いながら、滝の見学は所要5分。相変わらずバタバタ貧乏性の本領発揮。
  次の目的地は十勝岳連峰を一望できる展望台、その名も「望岳台」です。車で山道を
 15分ほど登っていくと、突然視界が開けた台地に到着します。
  十勝岳は近年噴火したこともある火山なので、かなりワイルドな景観です。そろそろ
 紅葉の季節なのですが、今年は最近まで暑かったせいなのか山の中腹の樹が少々黄色く
 色づいている程度でした。雲がかからずに山々がくっきり見えましたので、雄大な眺め
 を堪能できました。標高も高いし、とても空気が澄んでいます。(ちょっと寒いけど)

  はい、ここも8年前に妻と行きました。10月下旬だったのですが、秋晴れで暖かい
 日でした。そういえば、この時はずっと妻に運転してもらっていました(病人なのに)。
 すまんかったのう。でも当時私はほぼペーパードライバーでしたので、妻も自分が運転
 するほうが安心だと言っていました。(悔しいけどその通り・・・)
  
  その時はこんな ↓ 感じでした。もう冬が間近なので、山々は雪化粧していました。

 

 
  ここで時刻は午後2時30分。ここから十勝岳スカイラインを通って、富良野方面に
 向かいます。この道は眺めが良いドライブコースらしいのですが、8年前の訪問時は
 既に冬季閉鎖中だったために通ることができませんでした。ですので今回初めて通る
 ことになります。かなり急な山道で、(そんなに多くはないけれど)対向車には注意
 が必要です。
  さて、時間がないと言っておきながら、途中にある露天風呂に立ち寄りました。
 「吹上露天の湯」というところで、なんでもかつてヒットしたテレビドラマ「北の国
 から」にも登場したという、人気スポットです。あの宮沢りえさんが入浴されたので
 ブレイク?したのでしょうか? まぁ素通りするにはちょっと勿体ないので。

  十勝岳スカイライン沿いにあるこの駐車場から、歩いて約2~3分のところに野趣
 溢れる温泉が湧いています。ただし有名なので、この日のような連休時にはかなりの
 人が訪れるようです。男女混浴ですが、女性は水着着用OKです。男性は全員普通に
 裸で入っていました。そうそう、無料ですが管理が行き届いているので安心です。
 (清潔に管理してくださっている地元の方々に感謝です。大事な観光資源ですね。)
  
  この日の入浴客はだいたいが単独行のオッサン&お爺ちゃん、グループで来ている
 若者たちも若干いました。そんななかで一組だけ中年夫婦が来ていました。そうなる
 とやはり落ち着かない私。時間もあまりないので(笑)5分程湯船に浸かっただけで、
 おサルの行水で出てきました。お湯はやや熱めで、いい湯ではありました。
  まぁ、こんな感じで雰囲気はなかなかありましたけどね。(ネットから写真を拝借)
 10人は楽に入ることができるくらいの広さです。この左側に脱衣スペースがありました。
 私に話しかけてきた地元の方らしいオジサンは、「昔はこの下にも湯船があってもっと
 開放感があったんだけどねぇ」と言っていました。かつては河原近くにも沸いていたの
 でしょうか?これ ↓ でも十分ワイルドですけど。

  この段階で時刻は午後3時少し前。あと約1時間で、どこまで回れるか?
  なんだかタイムトライアルみたいな感じになってきました。
  しかしアホやな、こんな落ち着きのない旅行者はそうそうおらんやろう(By妻)。

     

 
  先を急ぎます。ここから長い山道を下り切って、麓の上富良野町まで突っ走ります。
  続く・・・