春の南房総を一巡り:③海の見える花畑で花摘みをしました・・・
今回は、3月上旬の南房総の旅の記事です。もう1ケ月が経過してしまった・・・
レンタカーで房総半島最南端の野島崎灯台から、宿泊先の千倉のホテルまで向かいます
が、その前に一か所寄りたかった場所があります。
海の見える場所にある、観光用の花畑です。南房総には何か所かありますが、ここは
白間津(しらまづ)のお花畑。海が見えるのはここだけなのか、かなりの人気で広くは
ない駐車場が満杯です。仕方がないのでしばらく空くのを待っていました。南房総地区
の観光スポットは車でなければ行けない場所がほとんどなのに、駐車スペースが小さい
気がします。(例外はアロハガーデン。あそこは閑古鳥が鳴いているのに駐車スペース
は広すぎでした。昔は有料のテーマパークだったからですね。)
さて、10分程待って駐車場が空いたので、急いで車を停め、道路を渡って花畑に入り
ます。ここは入場は無料ですが、花摘みをした場合は摘んだお花の料金がかかります。
ここも、20年近く前に妻と来た場所です。なので、やっぱりあの時と同じように花摘み
をすることにしました。(オッサン一人で? ドン引きやな・・・by妻)
よく見ますと、畑の中に小さな小屋が点在しています。オッサン、一番近くの小屋に
いたオバチャンに「すみません、花摘みはどこで申し込むのですか?」と尋ねました。
以前妻と行った時は、妻がここに行きたいと言って(妻が運転して)やってきたので、
オッサンは付いてきただけで、どういうシステムなのかよくわかっていませんでした。
するとオバちゃん、「畝ごとに畑の持ち主が違うのよ。摘みたい花がある場所の小屋
に行って、そこにいる人に言えば、ハサミを貸してくれるわよ」とおっしゃいます。
そうですか・・・有難うございます。せっかく教えてくれたので、ここで頼もうかなと
思いましたが、よく見るとこのエリアではポピーがありません。ストックとキンセンカ
がメインのようです。オッサンは、妻が「くるまにポピー~(関西地方?でやっていた
CM)」と言いながらポピーの花を摘んでいたのを思い出し、ポピーのある畑に行きた
かったので、オバちゃんにお礼を言って違う場所に行くことにしました。(スミマセン)
ここは1月下旬から3月下旬までがシーズンのようです。オッサンが訪れた3月上旬
は、ピークだったのかな。鮮やかなオレンジ色のキンセンカと、色とりどりのストック
が見事でした。遠くに海が見えますね・・・
ストックは畝ごとに違う色を植えていて、ビジュアル的にもいい感じでした。規模は
全然こちらの方が小さいですが、北海道・富良野のファーム富田さんみたいです。
駐車場は満杯でしたが、じっくり花摘みをする人はさほど多くないので、あまり混雑
していませんでした。見るだけで帰ってしまう人も多いみたいですね・・・勿体ない。
畑の中にいる人が少ないことに気づいたオッサン、やっぱりこんなこと↓を・・・
(アホ。恥ずかしいわい。by妻) でも、皆さん花摘みに夢中なので、大丈夫です。😆
妻の写真とも一緒に。本人を連れてきてあげたかったけれどね・・・
あ、ポピーが植えてある場所を発見。その近くにある小屋に向かいます。
この小屋に行きますと、そこにいたオバチャン( 見たところ60歳くらい)は、もう
帰り支度をはじめていました。もう4時を過ぎているので少し日が傾き始めていますが、
日没までは大丈夫なはず。オッサン、「あの~、スミマセン、まだ花摘みできますか?」
と尋ねました。するとオバチャン、「あら、もう帰ろうかと思っていたのよ~。でも、
まだ大丈夫ですよ。」とおっしゃいます。良かった~。
このオバチャンの縄張り、ちゃう管理するエリアを教えてもらって、ハサミを貸して
もらい、いざ花摘み体験に参ります。あ、料金はどうやら、摘んだお花によって変わる
らしく、後で精算とのことです。
さて、オッサンは真っ先にポピーのある場所に向かい、どれにしようか物色をしてい
ますと、さっきのオバチャンが心配そうな顔をしてオッサンの行動を監視?しています。
それに気づいたオッサン、顔を上げてオバチャンに視線を向けると、オバチャン・・・
「ポピーはねぇ、花が咲いているのを摘んでしまうとすぐに萎れちゃうから、大きな
蕾が膨らんできたものがいいのよ~」とアドバイスをしてくれました。そうだったのか。
危うく花が咲いているものばかりを摘んでしまうところでした。有難う、オバチャン!
しかしここで問題が・・・蕾の状態では何色なのかがはっきりとは判別できません。
花が咲いている株から出ている場合は、それと同じ色の花が咲くとわかりますが、そう
でないものは何色の花が咲くのかわからないのです。そして「いい蕾」のある茎は、花
の色がわからないものが多かったのです・・・うわあ、これは一種の賭けだなぁ・・・
ここでは、濃いピンク色、鮮やかなオレンジ色、黄色、白の4色がありましたので、
オッサンは一つずつ違う色を選び、1本追加してポピーは5本を摘んでみました。
(結局、後で判明したのですが、白×1、ピンク×2、オレンジ×2でした・・・黄色が
なかった・・・しかも2本、持ち帰る途中で首がもげてしまった・・・😓)
さて、お目当てのポピーをまずGETしましたので、残り5本くらいを摘んで、合計
10本くらい持って帰ろうかな・・・やはりキンセンカとストックかなぁ・・・
どうしようかと迷っていたら、またまたオバちゃんが声をかけてくれました。
「あっちのプレハブのハウスの中にキンギョソウがあるから、見てきたら?」とのこと。
おぉ、全く気付いていませんでした。(オッサンの目は節穴か!by妻)
中に入ると、人間の背丈くらいに成長した切り花用の大きなキンギョソウがたくさん
ありました。家庭で育てるような矮性の小さなものではなく、切り花用の品種みたい。
色とりどりで、しかも珍しい二色交じりの品種もあって楽しい感じです。オッサンは、
いつしか夢中になってしまい、肝腎のキンギョソウの写真を撮り忘れていました。😆
こんなパステルカラーのキンギョソウを3種類、1本ずつ摘んできました。これも
花穂が全部咲き揃っていないものだと長持ちするので、慎重に選んできました。
全部で10本。オバチャンに「終わりました~」と言ってハサミを返却し、料金を確認
します。なんと料金は、全部で400円とのこと。えぇ~メッチャ安いですぅ~😱
オッサン「東京だったら、1本でも400円以上しますよ~」と言うと、オバチャン
笑っていました。そりゃ、流通を介して花屋で売る場合とは比較にならんわな・・・
それにしても商売っ気がないですね。というか、大半は売り物として出荷してしまうの
だと思いますので、この観光シーズンだけオープンする「花摘み」は、おまけビジネス
なのかもしれません。小屋の番をしているのは年配のオバチャンばっかりでしたしね。
花摘みを終えると時刻は午後4時半。もう観光できる時間はなくなりました。
本当はおやつ?に「アワビそば」を食べに行きたかったのですが、お昼ご飯が多くて
お腹が全くすかなかったので断念。前回訪問時には食べてきましたが・・・
こんな感じ ↓ で、薄切りにしたアワビが蕎麦の上にデーンと乗っているのです。
次に行く機会があったらリベンジしなきゃ・・・(そういやオッサン、前に行った時も
しきりに「どうしてもアワビそばが食べたい」ってうるさかったわ~。by妻)
千葉県警の餌食にならないよう、スピード違反や一時停止違反にならないよう注意を
しながらレンタカーを運転し、この日の宿泊場所である千倉(ちくら)のホテルに向か
います。千倉は夏の海水浴場も有名で、このホテルもその近くの海沿いの場所にありま
す。しかしオッサン、また場所がわからなくなってしまいました。(お約束やな。by妻)
仕方なく目についたコンビニに車を停め、そこからホテルに電話をします。どこそこに
あるコンビニに居るんですが、ホテルにはどうやって行けばいいんですか、と。🤣
そうしたら、ホテルは目と鼻の先、数分走ったところにありました。(アホ)
カーナビを見ながら運転をするのは怖いので、オッサンはカーナビを見ていないのです。
到着したホテルは、近年改装したらしく、ほとんどの部屋に客室露天風呂(といって
も釜のような小型の浴槽がベランダについているだけですが)があるので、カップルや
家族連れに人気なようです。こんなホテルですが、食事を部屋食にしてくれて、男一人
の宿泊プランがあったので、ちょっと奮発して決めました。
部屋は意外に広く、ベランダもそれなりに広く、海が見渡せるのでなかなかいい感じ
です。さっそくパンダ君は備え付けのマッサージチェアで疲れを癒しています。(アホ)
ベランダのお風呂はこんな感じです。一応、足を伸ばして浸かれるほどの大きさです。
ホテルには大浴場とちゃんとした露天風呂が2つあるのですが、部屋でのんびり海を眺め
ながら誰にも邪魔されずにゆっくりお風呂に入るのもイイね。
夕食の前に、夕暮れの海を見ながらカンパイです。(さらにアホ²)
この続きは次回・・・っていつになるかなぁ(アホ)。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。