Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

思い出の旅 2007年:カプリ島 ⑥マリーナ・ピッコラで海水浴・・・

  遅々として進まないカプリ島の記事の続きです。思い出しながらだからな~(アホ)
  2日目の午前中は島の南側にあるマリーナ・ピッコラまで断崖の道を降りていくはず
 でしたが通行止めで行けず、結局バスで行くことにしました。

  上の写真は、妻が撮影してお気に入りだったものです。オッサンが知らないうちに、
 引き伸ばして額に入れて飾っていました。今でもそのまま飾っています。
  マリーナ・ピッコラの浜辺から、有名なファラリョーニの岩を眺めたものです。
 海食柱の一種ですが、かなりの大きさで3つ連なっているのでかなり目立ちますね。


  ここはあまり観光客が訪れない場所で、穴場の海水浴場があるというのでやってきま
 した。妻もオッサンも地中海で海水浴をするのを楽しみにしていました。あ、シチリア
 のタオルミーナのイゾラ・ベッラでも泳いだけどね、あそこはかなり大衆的でした。
 このマリーナ・ピッコラの海水浴場も、行ってみたらかなり大衆的な雰囲気でした。
 そうか、金持ちはこんな場所では泳がないんだな。たぶん高級リゾートホテルのプール
 で泳いだり日光浴をしているのでしょう。

  日本の海と違って砂浜は少なく、岩場が多いです。そしてすぐに深くなるので遊泳に 
 は注意が必要ですね。海水は意外に冷たくて(緯度が高いからかな?)、透明で真っ青
 です。水に色があるのではなくて、空の色を反映しているのですが、なぜ地中海の海の
 色はこんなにも青いのでしょうか・・・沿岸は石灰岩質のため、プランクトンが少ない
 実は「痩せた海」なので、濁りが少ないというのも関係があるのかも。

  ほとんどが地元のイタリア人のようです。ここには海外のセレブの姿はありません。
 皆さん思い思いにリラックスして楽しんでいるようです。


  妻もさっそく海に入っていきました。天気は晴れていて爽快でしたが、海は波が高く、
 海底の砂利が巻き上がっていたので透明度は今一つでした。昨日までの悪天候の影響が
 残っているようです。天候が回復しても、海はしばらく荒れがおさまらないらしいです。
 そして思ったより海水温が低いので、あまり長時間は海に入っていられませんでした。
  でも妻は、カプリ島で海水浴ができて、かなり喜んでいたようです。  

  当時40歳なのに、結構派手な水着を着ていますな・・・(何か文句あっか?by妻)
  しかも浮き輪まで持参してきていました・・・(何か問題でも? by妻)

  約1時間ほど泳いだり、浜辺で日光浴をしたりしていました。オッサンとの旅行では
 「いつも大忙しでゆっくりする暇がない」と不満を漏らしていた妻ですが、この旅行で
 はリゾート地で多少はのんびりできたので、妻もご機嫌でした。 


  オッサンも調子に乗ってポーズを取っていました。😆 もちろん撮影したのは妻。
  (お腹の肉が見苦しいぞ! by妻) そうね、妻が居た頃は日ごろから楽をしていた
 から、今よりちょっと太っていたかもしれない・・・

  もう二度とこんなところには行くことはないだろうな・・・

 
  この後は再びバスでカプリ地区まで戻り、いったんホテルに戻って着替えます。水着
 のままで観光はできませんからね~
  ちょっとホテルの部屋で一休みです。妻は日本から持参した水羊羹と冷茶を用意して
 くれました。なんだこんなところまで来て・・・妻の日記には、「カプリ島のホテルの
 テラスで水羊羹を食べるという目標を達成した。」と書いてありました。😆
  ちなみに今は廃業してしまった駿河屋の水羊羹でした。妻はご満悦の様子・・・

  さて、まだお昼前です。  
  カプリ地区のレストランで昼食の後、午後からは島の西側にあるアナカプリ地区に
 バスで向かいます。カプリ島の記事はもうしばらく続きます・・・