岡山県の旅、最終日・・・
4日間の晴れの国巡りもついに最終日です。相変わらず貧乏暇なしのオッサン、
朝から晩まで駆けずり回りました。(アホ)
まずは倉敷美観地区最大の観光スポット、大原美術館です。松方コレクションを
ベースにした国立西洋美術館に勝るとも劣らない西洋美術の宝庫です。
倉敷紡績(現クラボウ)の経営者だった大原孫三郎さんが設立しました。
このギリシア神殿風の建築はオリジナルだそうですが、だとしたらぶっ飛んで
いましたね、1930年では。
大原孫三郎さんが資金援助していた画家の児島虎次郎さん(寅さんじゃないよ)
がパリで買い付けた作品と、彼や戦前の日本人画家の絵が多くあります。残念な
がら写真撮影錦糸町(しつこい)でしたので、図録と絵葉書を買いましたー。
展示品は入れ替えがあるので注意が必要ですが、この美術館の至宝は特別です。
はい、なんと日本にエル・グレコ様の作品があります。しかも傑作の受胎告知。
児島虎次郎が買い付けたと思われる、モネの睡蓮です。優れた目利きの?画家と
ホンモノにはお金を惜しまず投入した実業家のおかげだと思います。大原孫三郎様、
貴方は日本を代表するメセナの体現者ですね。有難うございます。
そして印象派の後の近現代作品も充実しています。この↓ ミロさんの作品は、
妻が大好きだと思います。(そらそうよ。オモロい絵やからな。by妻)
そしてこの時期は、普段は非公開の大原家の迎賓館、有隣荘が特別公開されて
いました。これはラッキーです。大原美術館とセットで割引になりました。😀
このお屋敷は、大原孫三郎さんが病弱な妻のために建てたそうです。残念ながら
奥様はこの館には数年しか居られなかったようで、その後は大原家の迎賓館の役割
を果たしていたそうです。
倉敷美観地区は、外国人を含め観光客で大賑わい、観光遊覧船は長蛇の列なので
諦めました。街中の土産物屋も大繁盛のようでした。
さて昼食後は最後の訪問地に向かいます。電車を乗り継いで向かった先は・・・
国宝に指定されている由緒ある吉備津神社です。中に入る事はできませんが、
日本唯一の比翼入母家造の神社だそうです。
確かに変わった造りです。桃太郎の
ルーツといわれる吉備津彦という神様を祀っているそうです。桃太郎電鉄ちゃう
桃太郎伝説にまつわる場所の中でも最も有名な神社のようです。(家来なんやから
しっかりお参りせんとな。by妻)
長い回廊も見どころの一つです。往復するだけでもかなり時間がかかります。
疲れたので、神社前の茶店でビール🍺です。
岡山地ビールの独歩でした。
さぁこれで晴れの国紀行はおしまいです。
最後の〆は岡山ラーメン🍜。😆
濃いめのしょうゆ味でコシのある細麺。味の滲みたチャーシューがおいしい。
昔ながらの中華そばの感覚です。
帰りは岡山桃太郎空港からJALの飛行機で。出発が20分遅れだったので、結局
新幹線の方がトータル所要時間は短いような気がします。ま、いいか。😆
今回は大した事件もなく、無事に帰宅できました。これにてひとまず終了です。
お付き合い頂き有難うございます。
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