Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

スキージャンプ・ワールドカップ札幌大会初日・・・その1

  昨年は現地観戦しましたが、今年はテレビ観戦です。
  昨日の予選では、なんと御歳51歳のレジェンド葛西紀明選手が久しぶりに50位以内
 に入り、予選を凸版、ちゃう突破しました。


  ということで、今日の本選に出場したレジェンド。ワールドカップの試合出場記録の
 保持者なのですね。まぁ長くやっていますから・・・

  今は選手であると同時に、コーチとして女子の伊藤有希選手を指導したりしています。
 あ、現在最高のジャンパーである小林陵侑選手も教えていましたね・・・
  さぁ、レジェンドのテイク・オフです。

  お、これまでのトップに立ついいジャンプです。もしかして二本目に進めるかも!

  昨年オッサンが観に行った時には全然ダメでしたが、今年はそこそこやりましたね!


  続いてレジェンドに次ぐオッサン登場。スイスのシモン・アマンさんです。実は妻が
 ファンだったのですが・・・かつては童顔の美少年も、もう42歳のオッサンです。
  しかし不屈の投資、ちゃう闘志で、今でも世界のトップで戦っているのは凄い! 

  そして大倉山ジャンプ台のバッケンレコード(最長記録)を持っているポーランドの
 ストッフ選手。今日はポーランドから応援団が来ていましたので張り切っていたのか?
 ちょっと力みが感じられて、本来の実力を発揮できませんでした。

  お次はスロヴェニアの英雄、ペテル・プレブツさんです。プレブツ家の5きょうだい
 の長男ですが、かつての世界ナンバーワン選手です。まだ31歳ですが、なんと今シーズ
 ンで引退とのこと・・・引き際が潔い選手ですね。 

  この日の札幌は天気はまずまずでしたが、風の状態が悪かったようで、かなり選手た
 ちも苦戦していました。ジャンプに不利な追い風なので、実力がモロに出てしまいます。

  大倉山の観衆が一番盛り上がったのは、当然この人  ↓ のジャンプです。

  美しく、微動だにしない安定のジャンプでここまでのトップに立ちました!  


  一本目を終えて、我らが小林陵侑選手がトップ。しかし僅差で現在ワールドカップの
 総合首位を走るオーストリアのシュテファン・クラフト選手、その後はオーストリアの
 期待の若手チョーフェニッヒ選手、そしてワールドカップ総合2位のドイツのアンドレ
 アス・ヴェリンガー選手が続きます。これは楽しみな展開になってきました・・・

  上位3人はわずか2ポイント以内の差。かなりの混戦ですので2本目のジャンプ次第
 で順位が大きく変わる可能性はあります・・・ あ、小林陵侑選手のお兄さん、潤志郎
 選手も10位に食い込んでいますね・・・これは楽しみだ。

  そしてなんと、レジェンド葛西紀明選手が28位に滑り込み、見事に二本目に進むこと
 ができました。つまり、久しぶりのワールドカップ・ポイント獲得となりました! 

  小林陵侑選手は一回目を終えた後にもインタヴューに応じていました。調子はよさそ
 うですし、何よりも「全く緊張していない。楽しく飛んでいる」という頼もしいコメン
 トをしていました。さすがは世界のトップ、地元の試合だからと言って力みはないね。


  さぁ、これから二本目です・・・解説はあの、原田雅彦さん。口の悪い妻は「失速
 原田」と呼んでいましたが、実はオッサンに似ているらしいです、妻が言うには。

 (オッサンも最近は失速気味やからのぉ~ by妻)


  二本目は上位30人の戦いです。葛西選手は二本目は不本意なジャンプで30位に終わり
 ましたが、久しぶりのワールドカップ・ポイントの1点をもぎ取りました。
  そして20人を終えてトップはノルウェーの新鋭、スンダル選手です。

  しかし、ここからが勝負ですよ~ いよいよ世界のトップ、上位10人が登場します。
  というところで、次回に続きます・・・(長っ by妻)