2023年7月:九州・博多&長崎の旅 ⑱世界遺産グラバー邸を見学・・・
昨日は大相撲千秋楽で歴史的な瞬間を見せて頂き、コーフン冷めやらぬオッサン。
しかし今週は年度末の最終週、ただでさえドタバタなのに、送別会やら部門の解散会
やらで懇親会続きなのでゲンナリ・・・早く週末が来ないかなぁ。(アホ)
さて、また停滞気味になっていた九州・長崎の記事を続けます。グラバー園の歴史的
洋風建築の見学でした。最後に残ったのが本命、旧グラバー住宅(グラバー邸)です。
この洋風建築はなんと、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産なのです。
オッサンがここを訪ねるのは二回目なのですが、やはりもう一度来たいと思って、やっ
て来たのでした。いざ、参らむ!
この独特の形をした平屋建ての邸宅の写真は、長崎観光には欠かせないですね。
この建物は、長崎が開港した直後に来日したイギリス人商人、トーマス・グラバーさん
のお住まいでした。親日家の彼は日本人女性を妻とし、この地で生涯を終えたそうです。
(「蝶々夫人」に出て来るピンカートンみたいなヤツじゃなくてよかったの~。by妻)
オッサンは建築には詳しくないので受け売り(出た、オッサンの得意技。by妻)なの
ですが、木造平屋建、屋根は多角形の寄棟造で桟瓦葺きだそうです。やはり和洋折衷と
言う感じですね。イギリス人にはやはり暖炉と煙突は欠かせないようですが、屋根には
瓦を使っています。ま、基本は現地調達ですからね・・・
平屋建てですが、かなり大きいので全景を写真に収めるのは大変でした。
(なんでパンダがおるんや? by妻)
澄み切った青空(でも午後5時近く)の下で、南国風の庭園と洋風建築が映えます。
実に独創的な形態をしていて、強いインパクトがありますね。
ところで、建物に入る時に初めて気づいたのですが、この邸宅には主玄関らしきもの
がなく、アーチで支えられた屋根が張り出したテラス部分の、三方向にあるドアから
直接部屋に入ることができる造りのようです。変わっているな~
(泥棒がどこから入るべきか迷いそうやな・・・by妻)
角度を変えて見ると、こんな感じ ↓ です。
グラバー邸のテラスからは、やっぱり海(港)が見えます。 南国風の植物が建物を
取り囲むように植えられており、ちょっとエキゾチックでコロニアル風な感じです。
(この写真 ↓ は以前オッサンが行った時の写真です。昔のデジカメの写真なので、少し
画質が良くないですが・・・)
内部には英国風の家具や調度品が置かれています。屋内からも港が見えるのですね。
あ、当時の西洋人の食卓を再現した部屋もありました。アップライトピアノがあり
ました。でも、触ってはいけません。(ストリートピアノとちゃうからな。by妻)
こういう「当時の人の食事」って、やはり記録が残っているのかな・・・
あぁ、温室のような部屋もありました。ベゴニアやランなどの鉢植えが飾られていま
した。そしてここからも海(港)が一望できます。こんな家に住みたいな~
という感じで、邸宅内の各部屋を一通り歩いて見て回ることができます。
温室?部分を外から見ると、こんな感じ ↓ でした。しかし、本当に抜けるような空。
うん、やっぱり見学するのが楽しいところです。さすがは世界遺産です。
さぁ、これでグラバー園の見学は終わりです。この後は、出口に向かうのですが、
途中に「長崎伝統芸能館」という建物がありましたので、寄ってみました。
こんな建物です。上の階から入って、下の階からグラバー園の出口に出られるようです。
ここには370年の歴史を誇る諏訪大社のお祭り、「長崎くんち」で奉納される 曳物、
傘鉾、担ぎ物などを展示しているそうです。そうだ、師匠が言っていたよな~
内部はちょっと暗めでしたが、こんな船の形をした屋台のようなもの(曳物?)が
ずらりと並んでいました。お祭りの時にはこれが街中を練り歩くのでしょうね。見て
みたい気もします。
こんな龍の飾りも展示されていました。かなりの長さですね。何人もの人がこれを
担いで?、クネクネと練り歩くのでしょうか・・・これも見てみたい気がする・・・
ということで、この「長崎くんち」の展示を見学して、出口に向かいました。
さすが、観光地長崎を代表する見どころですね、グラバー園は・・・
最後に番外編・・・前回訪れた時の写真が残っていましたので何枚かを掲載します。
途中にあった展望台からの眺めです。港が近いですね。あ、手前に見えるのが、名高い
大浦天主堂ではないでしょうか・・・
こちら ↓ は最初に立ち寄った、旧三菱第二ドックハウスからの眺めですね。
庭園越しに港が良く見えます。
こちらがその建物です。前回は違うアングルから写真を撮っていました・・・
ベランダではこっそりこんな写真も!😆 (アホ)
(柱の陰で、なんや「家政婦は見た」みたいな感じやの~ by妻)
今回修復中で見学できなかった旧オルト邸を、前回は見ることができたようです。
これも変わった建築ですね~ 重要文化財に指定されているようです。なんだか入口
が中途半端なギリシア神殿みたいだけど・・・
遠くから見るとこんな感じです。
内部はこんな感じ・・・しかし、全然記憶にないな・・・
(これだけじゃようわからんわ~ by妻)
旧リンガー邸にもちゃんと立ち寄っていました。
内部(応接室)の写真もありました。(パンダ君が出ずっぱりやな・・・by妻)
最後はやはりグラバー邸の写真で〆たいと思います。
・・・ということで、時刻はもう5時過ぎですが、まだまだ長崎の旅は続きます。
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