2023年10月:晴れの国・岡山の旅 ⑩天空の城へ・・・
今日は中断していた岡山旅行の記事の続きです。
岡山県北部の湯原温泉に宿泊したオッサン、翌朝も早起きして露天風呂の「砂湯」に
入ってきました。旅館からも遠望できるのですが、朝から既に人影が見えました。
朝の澄み切った爽やかな空気の中、湯量たっぷりのお風呂につかるのは幸せです。
その後は旅館に戻って朝食です。旅館で食べる朝食のご飯はとても美味しいです。
このあとで、だし巻き卵と焼き魚も出てきました。
そういえばこの旅館の大浴場に入っていなかったな・・・ということで、出発間際に
入りに行きました、午前7時半、誰もいませんでした。ネットから写真を借用しますが、
湯船の中にデッキチェアが置いてありました。この上に寝そべってお湯に浸かっている
と、気持ちがよくてうたた寝してしまいそうです。😆 小さな露天風呂も併設されて
いますが、ご覧のようにこの大浴場の方が眺めがいいので、オッサンはこちらのほうで
まったりしました。(でも、のんびりしている時間はないんやろ。by妻)
そうでした、この日も予定がぎっしりのオッサンは、午前8時には旅館をチェック・
アウトし、またまたレンタカーで米子道・中国自動車道をぶっ飛ばして津山駅まで戻り
ました。しかし高速を降りてからの一般国道で思いのほか時間がかかり、僅か10分遅れ
でレンタカーの追加料金1,000円を払う羽目になりました・・・😓
(のんびりお風呂に入っている場合やなかったの~ by妻)
さて気を取り直して、再び津山駅から列車の旅です。姫新線(姫路と岡山県の新見を
結ぶローカル線)の普通電車に乗って、岡山県北部の小都市・新見まで向かいます。
この区間は2時間に1本しかありませんので乗り遅れたら大変です。津山駅10:07発の
ディーゼルカーに乗車しました。
山間の集落を縫うようにして走り、新見駅には11:50の到着です。ここは岡山(倉敷)
と鳥取県の米子を結ぶ幹線鉄道伯備線との分岐点で、この辺りでは比較的大きな町です
が、先を急ぐオッサンは伯備線の普通電車に乗り換えて次の目的地に向かいます。
11:55発の電車は、目的地の備中高梁駅に12:29に到着しました。備中高梁は歴史ある
町ですが、オッサンが目指すのは知る人ぞ知る「天空の城」なのです。しかし、なぜか
路線バスなどの公共交通機関が無いため、オッサンは市の観光局が企画している観光用
送迎タクシーを申し込んでおきました。集合場所は駅に隣接した市立図書館の中。
市立図書館と言いましても、最近流行の民間の書店(蔦屋書店さん)に経営を委ねて
いて、スタバなんかもあるので都会的な雰囲気です。その中に観光案内所がありました。
オッサンの他2組5名のお客さんが集まったところで、観光局の方の引率でタクシー
乗り場に向かいます。6人なので少し大きめのバンのようなタクシーでした。備中高梁
駅からは歴史的町並みの中を抜けて山道に入り、だんだんと狭く細く曲がりくねった道
をぐいぐい登っていきます。約20分ほどで、ふいご峠と呼ばれる終点に到着しました。
ここからはクルマが入れませんので、山道を徒歩で登っていくしかありません。
行く先は、備中松山城。天守閣が残っている山城として有名ですが、その立地条件から
「天空の城」と呼ばれて人気を集めています。標高約480mの臥牛山(がぎゅうざん)の
山上に聳え立つ天守閣を、オッサンもぜひ立ち寄って観てみたいと思ってここまでやって
きたのでした。
帰りのタクシーは2時間後。少し時間に余裕を見て、天空の城の見学に向かいます。
お城に向かう山道はこんな感じ ↓ です。途中まではなだらかな舗装道路もあるのですが
オッサンは近道のこちらを選択しました。
しかし思ったより急な坂道です。天守閣までは20分くらいかかるので、汗だくになり
ました。それでも多くの方がこの山道を歩いて登っていきました。ようやくお城の石垣
が見えてきたのでちょっと休憩です。三の丸のあった場所のようです。
こちら ↓ は城の入口であった大手門の跡。櫓形式の門だそうです。しかし、ここまで
登って来るだけでもかなり疲れるので、敵兵がこの石垣をよじ登るのは至難の業です。
天然の要害の上に築かれた、難攻不落の山城だったのですね。
さらに登ったところにある二の丸から、下を見下ろすとこんな景色でした。
天守閣まであと少し・・・もうクタクタですが、もうひと踏ん張りです。
ここまで登ると、眼下に高梁の町が見渡せます。
ふいご峠から山道を登り切って約20分、ようやく天守閣まで辿り着きました。疲れた。
天守閣は最近修復されたので思ったよりも美しいですね。1683年から現存するらしく、
山城としては当時(江戸時代)から残る唯一の天守閣なのだそうです。スゲェ。
この素晴らしい山城を、オッサンはやっぱり駆け足で見学します。
次回に続きます・・・
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