Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

古代ローマの足跡を訪ねて・・・

  スペインの旅を続けます。

  オッサンが大好きな鉄道旅行を開始しようとしたら、いきなりスペイン国鉄

 (RENFE)にやられました。なんと、乗車予定の高速列車が運休になっています。

 電光掲示板に列車案内が出ていないので嫌な予感がしましたが、まさか・・・

  RENFEの窓口に行き、抗議して代わりの列車の手配をさせました。当然、何の

 お詫びもありません。日本からエージェントを通して予約し、電子チケットを入手

 していたのに何の役にも立ちませんでした。

日本と同じサービスを期待してはいけ

 ませんが、あまりのことに怒り心頭に発した

オッサンでした。(まあまあ。しかし

 よく対応できたの〜by妻)

 ふふふ、秘密兵器が役に立ちました。携帯型AI翻訳機ポケトークのおかげです。

 

  気を取り直して先を急ぎます。15時50分発の予定が17時発の列車になりました。

 しかも日本予約時点では運行取りやめになっていたサンセバスチャン行きでした。

 なんだよ〜、あるならちゃんとネットでも知らせてくれよー。サンセバスチャンに

 直行できないから無理なスケジュールを組んだのに。RENFEのオタンコナスめ!

  しかし今更急に予定変更はできません。この日の宿泊場所の街で下車します。


  高速鉄道の新駅なので、街から離れたとんでもない場所にありますが、15分おき

 に市内行きの連絡バスがあります。約15分で

城壁に囲まれた旧市街入口に着きます。

 この街を訪れた理由はこれです。

  古代ローマ時代の水道橋がほぼ完全な形で残っているのです。しかも街中に!

  おそらく最も行きやすい遺跡でしょう。今でも街の景観とマッチしています。

  妻もポンデュガール以来の古代ローマ水道橋にコーフンしていると思います。😆


  既に午後6時過ぎですが、夏時間のヨーロッパは日が長く8時頃まで明るいですし

  有難いことにスペインの観光名所やお店は遅くまで開いていますので、旧市街の

 観光に勇んで出かけます。1時間のビハインドは、なんとか解消できそうです。


  城壁の中は昔ながらの街並みです。狭くて急な細い坂道を上り、街のかつての中心

 であったカテドラル(大聖堂)に到着。ゴッツイ建築です。


  そして午後7時に予約していた、街外れにあるアルカサールの展望台へと向かい

 ます。ギリギリでしたが間に合いました。良かった・・・

  このお城はディズニー?の白雪姫のモデルとなったそうです。まぁそんな雰囲気

 はあるよな〜


  夕食は、この旅で初めてレストランに入りました。セゴビアに来たらコレです。

  ちょいとかわいそうですが、柔らかくて美味しかったです。🐷くん、すまん。

  6人でシェアすることになりました。


  夜は古代ローマの水道橋がライトアップされて美しいです。ホテルの部屋からも

 眺めることができました。


 さて、翌日はまた朝から電車で移動します!