2024GW スペイン・フランスの旅 ⑧スペインのデパ地下見学・・・
たった今(午後9時半)会社から帰宅したのですが、駅前スーパーで買い物を10分程
している間に、急に大降りの雨になりました。バケツをひっくり返したような雨でした。
今日は夜遅くに雨が降るかもしれないと天気予報で某国営放送の南さんが言っていたの
で(妻は南さんのファンだったみたいでしたが、だいぶ長いよね~)、オッサンは折り
たたみの傘を持参していましたが、「無いよりはまし」というレベルでした。それでも
傘を持たない方々が駅前で大勢雨宿りをしていました。こんな時、昔は妻が迎えに来て
くれたなぁ、なんてまた思い出してしんみりしちゃいましたよ・・・😢
(私の有難さが身に染みてわかったやろ。オッサンは感謝の念が足りんのや。by妻)
さて、気を取り直して旅行記事を再会します。
ようやく王宮の見学を終えて、次の目的地「ラス・デスカルザス修道院」に向かいま
す。どうでもいいけど、スペイン語は末尾が「ス」で終わる単語が多いのでデスマス調
みたいな感じです。(アホ)
修道院といいましても人里離れた山奥にあるのではなく、マドリードの街のど真ん中、
王宮や繁華街の広場や高級ショッピング街に近い一等地にあるのです。なぜか、は後に。
12時の予約時間まで少し時間があるので、この後のことを考えてバルで早めに昼食を
取っておこうと考えたオッサン・・・しかし、王宮の前の広い道路は一時的に通行止め
になっています。あ、なんと市民マラソン?の方々がちょうど通りかかりました。
本格的なレースでは全くなく、「参加することに意義がある」みたいなのんびりした
市民マラソンのようです。それでも大勢の老若男女のランナーたちがマドリードの街中
を走り抜けていきました。どこがゴールなのだろう?
しかし、暢気に見物している暇はないオッサン、ランナーの流れが途切れた隙を見て
大通りを渡り、旧市街のマヨール広場の方に戻ります。途中の道(マヨール通り)にも
まだまだランナーがたくさん走っています。最後の人がゴールするまで何時間かかるん
や?みたいな感じです。
マヨール広場の辺りでマヨール通りを左折し(北に向かう感じ)、修道院の近くまで
来ると、開いているバルがありました。マヨール広場周辺にはマドリード名物の有名な
「ボガディーリョ(パンにイカリングフライを挟んだもの)」がご自慢のお店があった
のですが、恐らく混雑しているので時間が足りなくなると思い、こちらにしました。
無名のその辺にあるバルなので、ガラガラです。若いティーンエイジャーの女の子二人
組しかお客さんがいないところを見ると、安くてそれなりの店、のようです。
よく見るとお店の人はオバチャン一人しかいないのですが奥にちゃんと厨房があって
人が働いているようなので大丈夫そうです。(注文したものがなかなか出てこないと困
りますので。)
ということで、やはり頼んでしまったボガディーリョ。😆 しかし有名店のように
イカリングフライが盛りだくさんに詰め込まれているようなことはなく、控えめでした。
ま、しかたない。スペインの生🍺(エストレッラ)とお通し?のオリーブのピクルスと
一緒に頂きました。イカフライが結構大きめに切ってあって食べ応えがあり、アツアツ
でなかなか美味しかったです。またビールによく合うんだよな、これが。😆
ものの5分でぺろりと食べてしまったオッサン(早食いは体に良くないで。by妻)
ビールも飲みほしてすぐにお勘定です。時刻は午前11時30分。(早っ。by妻)
修道院の見学予約時間にはまだ少し時間がありますので、修道院のすぐ真横にある
スペイン一のデパート「エル・コルテ・イングレス」に立ち寄ることにしました。
(オイオイそんなことしていて大丈夫かいな・・・by妻)
このデパートはスペイン各地にも支店がありますが、首都マドリードには複数店舗を
展開していて、この店(繁華街ソルのすぐ近くでもあります)が最も大きいみたいです。
ヨーロッパのデパートといいますと、どちらかというと大衆的な品ぞろえが多いのです
が、ドイツや北欧と並んでここスペインのエル・コルテ・イングレスはやや高級志向の、
日本の感覚に近いデパートなのです。地上階(日本式の1階)ではブランドものや化粧
品売り場が並び、そしてデパ地下にはお総菜コーナーやお酒やデリカテッセンのお店が
あるのです。観光の途中なので買い物はできませんが、デパ地下を下見しておこうと、
オッサンは考えたのです。(たった10分で下見をする気やな・・・by妻)
そうです、見学は制限時間10分です。さぁスタート!(アホ)
まずは量り売りのお総菜コーナーへ。うわ、なんだか楽しそうです。
プレパラドスっていうのね、お持ち帰り用のお惣菜の事を。いろいろな種類があって
よりどりみどり、何を買うか迷ってしまいそうですね。またどれも色鮮やかで見るから
に美味しそうなんですよ~ カウンターの後ろに厨房があるので、ここで調理したり、
温め直したりしているのですね。
スペイン風オムレツ?が100g2.3€(ユーロ)≒約400円か、安いと言えば安い?
フライ物は種類が豊富です。イワシ、イカ、タコ。春巻のようなものや、餃子(いや
ペリメニか)のようなものもあります。春巻は安いけど、イワシが6.6€(約1,100円)
とは意外に高い・・・
サラダや煮込み料理、炒め物などのおかずもいろいろありました。
肉料理はさすがに充実していますね。どれも美味しそうです。味付けもいろいろみた
いですね。どれも量り売りしてくれますから安心ですね。
あ、カタルーニャ地方(バルセローナのある州)の名物、細短いパスタ・フィデウア
のパエリアです。エビなどの魚介やピーマン’(ピミエントス)などの野菜が入っていて
美味しそうです。その隣はバレンシア地方名物の鶏肉(本場ではウサギ肉を使うそう)
のパエリアです。平たい大鍋で調理してそのまま出してくれるみたいです。
あっ、イカスミのパエリアもありました。エビやイカを一緒に煮込んでいますね。
おや?よく値札を見てみると、なんと値段は200gあたりでした。そうか、大食いの?
スペイン人が100gで足りるはずかないか。ん?だとすれば必ずしも高くはないですね。
これだけいろいろ揃っていますと、ここでお惣菜を2~3種類選んで持ち帰れば十分
な御馳走になりますね。もう1日マドリードに滞在できたら、試してみたかった。
続いてはデリカテッセンのコーナーです。スペインといえば何をさておき生ハムです。
有名なハモン・セラーノ、そしてドングリを食べて育ったスペイン原産の黒豚イベリコ
種の最高級品ハモン・イベリコ・ベジョータなど・・・
スライスされて真空パックになったものがお手頃そうですが、やはり結構なお値段。
いろいろ種類があるようですが、オッサンは違いがよく分かりません、熟成期間が違う
とか、肉質が違うとか、いろいろ違うんでしょう。(えぇ加減な説明やな。by妻)
生ハムだけでなく、サラミやソーセージなどの食肉加工品がたくさんありました。
日本では見かけない珍しいものもあります。でも、今回は見るだけです。
海産物の加工品もありました。スペイン名物のオイルサーディンや、スモークした魚
の切り身、イカやムール貝の缶詰など。あ、カラスミ(ボラの卵巣の干物)でしょうか、
これはかなりデカいです。
そしてチーズ(スペイン語ではケソ)です。スペイン産のチーズといいますと、羊の
乳で造ったマンチェゴくらいしかオッサンは知りませんが、やはりいろいろなタイプの
チーズがたくさんありました。お隣のフランスの著名な高級チーズも売っています。
続いてはクラブ・デル・グルメという高級なギフトコーナーです。
チョコレート(よく見たらベルギー製)や、スペイン名物のトゥロン(ヌガー菓子)
などのお菓子や、マロングラッセ、高級食材の瓶詰めなどの贈答用品が豊富にあります。
どんなものがあるのか、ちょっと下見をしておこう。
そして、オッサンに欠かせないのがココ ↓ です。(ま、見ずには済まんやろな。by妻)
奥の方のガラスケースには、垂涎の高級ワインが!(見るだけやで。by妻)
あ、スペインを代表する赤ワインのリオハの著名生産者、カスティーリョ・イガイの
古酒がありました。グラン・レセルバというので樽で長期熟成させたもののようですが
289€(約5万円弱)もするのか・・・イガイと高いな。(アホ)
おぉ、やはりあったか。スペインワインの至宝と呼ばれる、リベラ・デル・ドゥエロ
の最高の生産者ベガ・シチリアの「ウニコ(ユニーク≒唯一無二)」です。2013年もの
が425€(約7万2千円)もするのか・・・😢 レセルバ・エスペシャル(複数の良年
のブドウを混ぜたマルチ・ヴィンテージというもの)に至っては565€(約9万6千円)
ですがな・・・絶句。昔(20年ほど前)スペイン旅行をされた妻の友人にレセルバ・
エスペシャルを一緒に飲ませて頂いたのですが、もう入手することはないでしょう。
さて気を取り直して・・・あれ? 今の時刻は午前11時55分。😱
あかん、修道院の見学に間に合わなくなっちゃうやん。(アホとちやう?by妻)
ということで、果たしてオッサンは間に合ったのか? 続きは次回・・・(アホ)




















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