Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2024GW スペイン・フランスの旅 ⑬ティッセン・ボルミネッサ美術館で名画鑑賞・・・その4

  今日は久しぶりにサッカー日本代表の試合をテレビでちょっと見ました。と言います
 のも、今夜のタイガースの試合が負けゲームだったからです。また好投の村上君を見殺
 しにする得点ゼロ打線・・・なんとかならんのかいな・・・(どんならんわ。by妻)
  サッカーの試合はワールドカップアジア二次予選の最終戦、シリアとのホームゲーム
  でした。後半の途中から見たのですが、結果は5-0の完勝。二次予選通過は既に決定
 済なので消化試合でしたが、選手にケガがなく快勝で〆ることができて何よりです。 
 最終予選はこんな楽な試合はないでしょうが、なるべく早くワールドカップ出場を決め
 てほしいですね。ん、ところで次のワールドカップって、いつどこでやるんだっけ?
 (アホ)・・・2026年に北米で、米国・カナダ・メキシコの3か国共同開催だそうです。


   さて、連日マドリードのティッセン・ボルミネッサ美術館の記事を書いていますが、
 絵画に興味のない方には退屈極まりない記事でスミマセン。あと何回続くかな・・・
  どうやら途中から順路と逆方向に見学をしてしまっていることに気づいたオッサン、
 時代をさかのぼる感じで、キュビスム→抽象絵画→ドイツ表現派と見てきましたので、
 次はフランス印象派の部屋となりました。19世紀後半から20世紀初頭の作品ですね。
  その印象派も後期の画家からとなりました。いきなり大人気のフィンセント・ファン
 ゴッホさんの作品です。いつも人だかりがしていますので、世界的に人気があるみたい

 です。「オーヴェル郊外の風景」を描いた、彼が非業の死を遂げた1890年の作品です。  

  最晩年は狂気の混じったデモーニッシュな作品が多いのですが、この作品は荒々しい
 タッチはあるものの、穏やかな色遣いで比較的安心して鑑賞できる感じです。生前には
 ほとんど絵が売れず、金銭も名声も得ることができなかったゴッホさん。今になって、
 こんなに大人気になって作品が高値で取引されていることを知ったら、おそらく天国で
 複雑な心境になっているのではないかと思います。
  ゴッホさんの絵がもう1枚ありました。こちらはゴッホ的というよりは印象派らしい
 作品ですね。ひょっとしてティッセン・ボルミネッサ男爵はアクの強い強烈な作品より
 も穏やかな心地よい作品を好んだのではないかな・・・


  そして、この美術館ご自慢の作品の一つ、エドガー・ドガさんの「緑の踊子」です。
 華やかなパリのバレエ・ダンサーを描いた、スナップ写真のような絵画ですね。構図
 もアングルも、そして色遣いもよく計算されたうえで描かれているのだと思います。
 バレエダンサーやコンサートの楽器奏者などを描いた絵は、彼の代名詞になっていま
 すよね・・・この絵も見学者にはとても人気がありました。  

  おお、お次はロートレックさんですね。もぅ見ただけでわかりました。華やかな社交
 会を好んだお金持ちのボンボンだった彼ですが、生まれつき身体的障害がありました。
 そのせいかどうかはわかりませんが、その華やかな世界の影の部分、上流階級の方々が
 楽しいひとときを過ごす場所で働く人たち(踊り子や飲食店のウェイトレスさんなど)
 を描くこともありました。下を向いて何かを考えている白いブラウスの若い女性・・・
    なんだか身の上が気になってしまいますね。(下世話なオッサンやの~ by妻)

  続いてはお待ちかね?、「ザ・印象派」というべきクロード・モネさんの作品です。
 セーヌ川の氷が解ける頃の風景を描いた、ちょっと寒々とした絵ですね。スケッチを
 するモネさんも凍えそうだったでしょう・・・(余計なお世話や。by妻)

  モネさんの次は、当然マネさんです。(意味わからんし。by妻) シルクハットの
 ような帽子を被った貴婦人の肖像です。あ、乗馬の衣装なんですね。しかしなんとも
 いえない表情をしています。

  よく見ると、画家と作品の名を記した札には、QRコードが付いています。スマホで
 これを読み込むと、この作品の詳しい解説文が読めるのではないかと思います。でも、
 スペイン語だと思いますが・・・


  そして最も印象派らしい画家の一人ではないかとオッサンが思っているカミーユ・ピ
 サロさんの作品。「パリ、サントノーレ通りの午後」です。いかにも19世紀末のパリ、
 の雰囲気です。と言いつつよく当時のことは知らんけど、なんとなくそんな感じがする。 


  こちらは、タヒチに行ってしまう前のゴーギャンさんですね。ブルターニュ地方の
 農村風景かな。しかし彼の代表的なタヒチの風景や女性を描いた作品はありません。
 やっぱり男爵は、ドギツイ絵画はお気に召さなかったのかな? あのモネさんが晩年
 に白内障を患って視力が失われた後に描いた「睡蓮」のシリーズもありませんしね。

  印象派の画家の作品はドガさんなど一部を除いて典型的な作品、つまり絵を見ただけ
 で作者がすぐわかるような作品はありませんでした。まぁ一通りは揃っていますよ、と
 いう感じですが、印象派の作品は必ずしもこの美術館を代表するものではない感じです。
 印象派の絵画に関していえば、質・量ともに、本場フランス・パリのオルセー美術館が
 世界最高なのは間違いないでしょう。しかし、個人所有のコレクションをベースにした
 美術館でこれだけ揃っているところは珍しいと思います。やっぱりT・Bはさすがです。


  このほか、印象派の少し前、フランス画壇で注目された、ギュスターヴ・クールベ
 さんの作品などもありました。人がたくさんいたため正面から写真が撮影できなくて、
 こんなアングルの写真でスミマセン・・・

  しかしいよいよ時間がなくなってきましたので、1階(日本式の2階)の見学はここ
 までです。まだもう少し時代をさかのぼれば、フランスの18世紀ロココ時代のワトー、
 さらに17世紀のフランドル・ネーデルラントのルーベンス、レンブラントなどの作品も
 あったのですが、泣く泣く諦めました。😢 せっかく西洋美術史を網羅するかのよう
 にいろいろな時代の作品を鑑賞してきたのですが、バロック~ロココ~古典派の作品が
 ごっそりと抜け落ちた感じになってしまいました。(アホ)


  レンブラント等を諦めた理由は、この美術館のもう一つの優れたコレクション、地階
 (日本式の1階)にある現代美術のコーナーを優先したかったからです。やはり1時間
 半で全部を鑑賞するのは到底無理でした。(そら、舐めたらあかんわ。by妻)
  ということで、次回がT・B美術館の最終回となる予定です。