北海道からの帰宅(後日談)と、ベランダのバラたち・・・
3泊4日(実質的には3日間)の北海道旅行を終え、札幌・新千歳空港から羽田空港
に戻るところから、悲惨な目に遭いました。
乗った飛行機が大幅に遅延し、羽田空港到着は午後11時40分。機内預けの荷物を取り
出したのが午前0時10分(ただでさえ50分も到着が遅れているのに、荷物が出てくるの
が相当遅かった。係の人が少なくなっていたのかもしれない)。まぁ最終便だったから
仕方ない・・・と思っていたのですが、実は最終便ではありませんでした。オッサンが
搭乗した飛行機の15分後に最終便があったのですが、そちらの方が羽田空港に先着して
いました。しかも日本全国から到着する飛行機で混雑していたのは仕方ないにしても、
オッサンが搭乗した飛行機がこの日羽田空港に降り立った最後の飛行機でした。(空港
の警備員の方が無線で会話しているのを聞いたので間違いないと思います。)
そして機内のアナウンスも、奥歯にものが挟まったような言い方だったことを思い出
しました。しかも、何回も予告した到着時刻の遅延を繰り返し、最後には何も言わなく
なりました。
・・・つまり、普通とは違う何かがあったと思われます。飛行機の故障やトラブルが
あったようには思えないのですが、「正直に乗客に言えない何か」があったと推察され
ます。その理由は、到着後にJALの地上係員が「当社責による遅延によりお客様に発生
した追加費用の補償」を申し出てきたからです。と言っても上限が5千円なので、オッ
サンが利用したタクシー(アプリでの配車サービス)料金の1/4くらいにしかならない
ので、全然割に合わないのですが・・・しかも申請が事後で面倒くさく、手続き自体が
上から目線で、酷い目に遭わせた客の神経を逆なでするだけなんですけどね。わかって
いますか?JALさん・・・
なんだろう、滑走路進入のタイミングで気象状況の変化か何かで着陸許可が出なかっ
たのか? それにしてもそれが何回もこの飛行機にだけ発生したのであれば、何か他に
理由があるはず。(ひょっとして管制官とパイロットの相性が合わず、管制官に嫌がら
せをされたんちゃうか? by妻)
そして、百人程の乗客がタクシー乗り場に殺到した訳ですが、これだけ多くの方が
タクシー待ちをしているにもかかわらず正規のタクシーはほとんど来ませんでした。
オッサンが並んだ神奈川県方面は、オッサンが待ちつづけた1時間の間に、たった1台
しかやって来ませんでした。その理由は、登録アプリによるタクシーの配車サービスに
ほとんどが回っていたからです。
待っているうちに少しずつ「迎車」のタクシーが現れ、列に並んでいた方々が次々と
そちらに乗って行きます。そうか、この手を使うしかないのか・・・鈍いオッサンは、
そのことに気づくのが遅れました。最初は電話でタクシー会社に問い合わせをしたので
すが、全て「今から羽田空港には行ける車はありません」とぴしゃりと断られました。
そうか、事前にアプリ登録と予約時に必要事項が全てわかる客を優先しているのだな。
完全な「売り手市場」という訳です。腹立たしいのですが、オッサンはやむなくタクシ
ー配車サービス(目の前に現れた迎車を運営している会社)のアプリをダウンロードし
た後、必要事項を入力して会員登録してからリクエストを出しました。
しかし時すでに遅く、しばらくは「ゼロ回答」で、挙句の果てには想定待ち時間は
350分と出ました。オイ、それって午前7時やないか。朝まで待てってことかよ!😠😠
とブチ切れそうになったオッサン・・・見渡すと、既に神奈川方面のタクシー乗り場に
はオッサンの他には家族連れの1グループしか残っていません。約40分の間に、長蛇の
列をなしていた人々の大半は、タクシー配車サービスの迎車に次々と乗り込んでいった
のでした・・・つまり、完全に出遅れたオッサン😱・・・
するとそこへ、神妙な顔をした女性がオッサンに近づき話しかけてきました。
「あの、タクシーが来ないんですよね・・・配車サービスを利用されていますか?」
と訊いてきました。イライラしていたオッサン「は?あんた、誰ですか?」と返します。
するとJALの地上係員でした。なんと、乗客がすべてタクシーに乗車するまで監視を
しているようです。しかしこんな若い女性一人に、こんな時間にこんな仕事をさせるな
んてJALの経営陣(もしくは羽田空港地上係員を管理する部門)は酷い奴らやな。
とはいえ、何かをして助けてくれるわけではないので、どうでもいいんですけどね。
まぁ一応「お客様が帰途につくまで、見守りますよ。気にしていますよ」っていうこと
だと思いますが、そんなん「していらん」し。(それ、ワシがようオッサンに使ってい
た言葉やな。)※注:関西弁で、「しなくていい」よりももっと拒絶的な「そんなこと
はしてくれないほうがいい」という意味です。
ということで、この女性には同情しないでもないですが、何の役にも立たないので、
オッサンは無視しました。そして、配車サービスのアプリで何回もリクエストを出し
続けました。そして30分後、ようやく「車が見つかりました。今から10分後にそちら
に到着します」というメッセージが出てきました。🙁 やれやれ、助かった・・・
リクエストしたタクシーが到着したのは午前1時18分。約1時間待ちました。ただ、
タクシーの運転手さんが頑張ってくれて、自宅には午前1時45分に到着しました。
めっちゃ早っ! 有難うございます、月曜日は出勤なのでとても助かりました。
・・・スミマセン、くどくどと延々と文章だけの記事となってしまいました。
(オッサン、今回はかなり怨念が籠っていたよな・・・by妻)
帰宅した後はヘロヘロでしたが、荷物の片づけとベランダの花の水やり(3日ぶり)
をし、午前2時50分に就寝。3時間半ほどの仮眠の後、月曜日の出社となりました。久々
にキツかった・・・(そら自業自得っちゅうもんやろな。by妻)
そして今日は在宅勤務。酷い雨になったので、昨日のうちに出社してやっておくべき
仕事のめどをつけておいてよかった・・・
今朝、改めてベランダを観察すると、北海道旅行中の3日間目を離していただけなの
に、バラの花がかなり咲いてきました。今年は剪定が不十分だったのと、GWの旅行中
に水枯れを起こしかけた株もあったので、復活した花はかなり小さめです。
まずはGW中に水枯れ気味になり、せっかく育っていた蕾が全部萎れてしまっていた
フェルゼン伯爵様。花は若干小さくなりましたが、たくさんの花が開いています。蕾も
たくさん出ていますので、1週間ほどは楽しめそうな感じです。
よかった・・・一時はもうダメかと思っていましたが、無事に復活です。
ジュビレ・デュ・プリンス・ド・モナコ様も、小さくて薄くなりましたがいくつか花
を付け始めました。
そしてつるバラの「ブラン・ド・ピエール・ド・ロンサール」君も、GW直前につけ
た多数の蕾が全滅した後、少しですが二番成りの花を開かせてくれました。しかし本家
のピンクのピエール君は、一季咲きなので今からではちょっと無理かもしれない。.
我が家の女王バラ(そんなのあるんかいな?by妻)、イングリッド・バーグマン様も
三番目の花が開き始めました。このバラは四季咲きなので一年に何度も花をつけてくれ
ます。殿堂入りのバラなので人気は高いですが、気品があって美しい上にコスパは抜群。
とてもお買い得だと思います。
そして現在唯一残っている、妻がいた頃から存在していて、妻が自ら植えたバラの花
モーリス・ユトリロ君が、かなり小さい花ですがバンバン咲き始めていました。
今回は、一つ一つの花の模様や色合いがかなり違っていて、楽しい感じがします。
こっちの花 ↓ はかなり黄色みを帯びていました
結構な数の花が咲いていたので少し切り花にして妻の仏壇に飾りました。種類の違い
により花の大きさもだいぶ差がありますね・・・
そして夕食は・・・スミマセン。北海道土産に購入したエゾバフンウニのウニ丼です。
小樽の駅前にある有名な三角市場で、かなり安いと思って衝動買いしてしまいました。
というのも、積丹ではたまたまエゾバフンウニの水揚げがなくムラサキウニしか味わう
ことができなかったので・・・
いや、これは絶品です。最近はやりの塩水に浸したウニで、食べる前に塩水を抜き、
少し時間をおいてから頂くのが良いと書かれていましたので、その通りにしました。
うわぁ、メッチャ甘くてとろけます。ミョウバン漬けのウニなんて、もう食べられなく
なります。キタムラサキウニは少し上品ですが、この赤ウニと呼ばれるエゾバフンウニ
は極めて濃厚で凝縮した味わいです。甘みもより強い感じです。さすがです。
しかも、平日なのにこれまた北海道・余市ワイナリーで購入したワインを1本開けて
しまいました~😝 (ドアホウ!by妻) ついでに少し前にやっていた東北物産展で
購入した秋田のじゅんさいと、山形名物の玉こんにゃく(ゲソ入り)を一緒に・・・
ちなみに今回購入した飲み物。左からニッカウィスキー「余市」と、ニッカさんが
ウヰスキーづくりが軌道に乗るまで支えてくれたリンゴジュースの現代版です。
ニッカさんのオリジナルの社名は、「大日本果汁」でしたからね・・
そしてワイン2本は余市ワイナリーで購入。真ん中の白はワイナリーの主力商品の
一つで品質が高いといわれ(その分価格もやや高くなる)、ドイツ系の高級ブドウ品種
ケルナーを使い、シュル・リーという滓と一緒に醸して上澄みを使うという製法により
造られたワインです。商品名もそのものずばり、ケルナー・シュル・リーです。年号は
2021年。これを早くも開けたのですが、上品でほのかな辛口、ウニにもマッチします。
一番右のピンク色のものは、ホントにこれワインなの?と思わずにいられませんでし
たが、赤ワイン用高級品種ピノ・ノワール(ブルゴーニュ赤ワインの品種)を、なんと
白ワイン造りの製法で醸したもの・・・だそうです。ワイナリーでしか購入できないで
すし、そもそもこんなワインの存在を知らなかった「限定品に弱い」オッサン、まんま
と罠にはまり購入してきました。😝(舌を出して笑うてる場合とちゃうで。by妻)
おっと、知らないうちに日付が変わっていますね。今日はここまでに致します。
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