金沢出張の帰り・・・
・・・って、何をしに行っとったんじゃ?(by妻&皆様)
はい、仕事です。午後5時まではね・・・😝
と言いつつ、仕事が早めに終わりましたので、午後4時半には金沢のオフィスを出て
きました。
この時期は日が長いので、業務終了後、帰りの新幹線までの約2時間で大急ぎの観光
です。といいましても、既に観光施設は営業終了ですので、街並みをブラブラするだけ
でも楽しそうな「ひがし茶屋街」まで参りました。タクシーのオバチャンにいろいろと
教えてもらいました。
九谷焼のお店がありました。いいなぁと思うものはやはりかなりのお値段。今回は
見送りました。あ、妻が購入して使っていた(今はオッサンが使っている)お茶碗と
よく似たものがありました。お皿もひとつぐらいあってもいいよなぁ・・・
最近できた「金箔」のお店もちょっと覗きました。案外若い人や外国人に人気みたい。
店先には高価そうな鷲の置物が展示されています(これは写真撮影OK)。本格的なもの
は高価ですが、ちょっとしたお土産の小物がお土産として売れているみたいです。
ゴージャスそうなガラス工芸品もありました。金箔を施しているのかな?
しかしオッサンが向かうのは当然、こういうお店です。😝
ああっ、なぜこんな場所に石川県の日本酒を販売するお店が?(白々しいぞ。by妻)
オッサンは日本酒はあまり詳しくないので、お店の方にお勧めを聞いて2杯試飲を
しました。😝 シャンパングラスみたいな器に結構たくさん注いでくれました。係の
お姉さんが言うには、香りを楽しむためにこういうグラスにしているそうです。
通常商品はすべて1杯5百円。プレミアムは1杯千円以上のものもありました。
左はそのプレミアム、天狗舞の中三郎の大吟醸・生酒(火入れをしていないもの)です。
これは思いの外まろやかな口当たりで、メチャクチャ美味しかったです。一杯千円でし
たが、さすがお勧めのことはあるなぁ。しかし生酒なので要冷蔵だそうです。
右は金沢の著名酒蔵屋・中村屋さんの定番、無濾過特別純米酒です。こちらは一度、
火入れをしているものだそうです。こちらはやや硬派の辛口です。
これ、日本酒がお好きな方だったら2時間ぐらい滞在して試飲してしまいそうですね。
しかしオッサンはそこまでの時間がないので、この2杯でやめておきました。(しかし
ワインやったらこんなもんでは済まんやろうな・・・by妻)
この中三郎の生酒を記念に購入しようと思ったら・・・
720ml?で税込7,920円もしました。😳 さすがにオッサン、踏みとどまりました。
かわりにミニサイズのお酒を2つ(天狗舞と手取川)購入しました。(結局、なんだ
かんだいって買うとるやないけ。by妻)
ひがし茶屋街は今では有名な観光名所となっていて、いかにも観光客向けという感じ
のお店が多いですが、古くからの由緒ありげな飲食店や老舗菓子屋などが残っています。
ここに限らず、金沢には外国人(特に西洋系)観光客が多かったです。やはり円安で
お得感があるのでしょうね・・・
残念ながら、既に「お茶屋美術館」はクローズです。まぁ既に午後5時を過ぎていま
すから開いているわけがありません。昔、一度訪れて見学した気がしますが、よく覚え
ていません。
そして、浅野川を渡って対岸にある「主計(かずえ)町」をちょっと覗いてみました。
ここは穴場らしいですが、やはり外国人観光客には既に知られているようで、何人か
外国人観光客が訪れていました。落ち着いた雰囲気がいいですからね~
狭い路地の先には石段があり、抜け道のようになっていました。
ここはなんだか京都の先斗町を思いっきり地味にした感じです。表札だけしか出てい
ない料亭が並んでいました。一見さんでは足を踏み入れるのは難しいでしょうね・・・
さて、このようなお店には縁のないオッサン、近江町市場に向かってトコトコ歩いて
行きます。午後5時半を過ぎると、日差しも和らいでしのぎやすくなりました。
ああっ、なぜこんなところにこんなお店が!(もう、ええ加減にせえよ。by妻)
主計町から近江町市場に行く途中、偶然にも金沢ワイナリーさんを発見。しかも有料
試飲と内部見学をさせてくれるとのこと。ということで、ホイホイと中に入ってしまう
オッサン😝・・・(●キ●リホイホイよりも簡単やな、オッサンを捕まえるのは。by妻)
なんと、この町家風の建物の中に、小さいながらも醸造所がありました。発酵タンク
が並んでいます。うわぁ、ここで造っているんですね。そういえば、鳥取県の倉吉でも
こんな感じで「倉吉ワイナリー」さんが町家を改造したワイナリーを営業していました。
最近の流行なのかなぁ・・・観光客向けにもアピールできますしね・・・
小さいながらも貯蔵樽もありました。木の樽はヨーロッパ系品種メルローの樽熟成に
使うらしいです。
試飲は4種で千円。日本の品種マスカット・ベーリーA主体のブレンド赤ワインと、
ナイイヤガラの白、シャルドネの白、そしてメルローの赤でした。ブドウはすべて石川
県内で造っているそうで、特にマスカットベーリーAなどの日本品種は能登半島の先端
珠洲市にある自社農園で造っているそうです。地震で大きな被害があったところですが
大変だったことでしょう。「今年の収穫は、どうなるかわかりりません」と、係のお姉
さんが言っていました。住まいやご家族を失われた方々もお辛いでしょうが、生産手段
に被害のあった事業者も大変です。どうか幅広く支援が行き届きますように・・・
肝腎のワインですが、そのマスカットベーリーA主体の日本ワインの方がはるかに良
かったです。最近手掛けはじめたというメルローやシャルドネの醸造には、まだ慣れて
いないみたいです。(また上から目線やなぁ。by妻)
そうそう、このワイナリーで試飲中に、外国人カップルが入ってきました。オッサン
にもにこやかに挨拶をしてくれた感じのいい方々でした。既にかなりお酒が入っていた
オッサン、恥ずかしげもなく片言の英語でちょっとした会話をしました。
男性の方はラフな格好でしたがニューヨークから来られたそう。ガールフレンドは、
ニュージーランド出身らしいです。米国で知り合って、一緒に日本旅行に来たのかな?
男性は横浜に一度住んだことがあると言っていました。日本びいきなのかもしれません。
良いご旅行を!と言って別れました。NY人とは思えないような、素朴でなんだかいい人
っぽかったな~ もう少し英語が話せればなぁ~(今更言っても、もう遅い・・・by妻)
近江町市場に行く途中、こんなもの ↓ を見つけました・・・「あきない君」だって!
(オッサンは「こりない君」やな・・・by妻)
そして近江町市場には午後6時前に到着。残念ながら、ほぼすべての商店は店じまい
していました、まぁ、わかってはいたけどね。昼間は賑わっていた鮮魚通りも閑散とし
ていました。何か海産物のお土産を買おうと思ってたけれど、今回は断念。エキナカの
お店でお土産は探そう・・・
しかし、出入り口近くの飲食店が数軒開いていました。新幹線に乗る前に、ちょっと
軽く一杯・・・(オイ、まだ飲むんかい!by妻)
北陸特産の「がすえび」の刺身と、石川県のお酒「手取川」の純米大吟醸を一合です。
がすえびは鮮度落ちが速いので、地元以外では生で食べるのは難しいということです。
せっかく金沢まで来ましたので、ちょっと頂きました。濃厚でクリーミーな味です。
北陸は甘エビも美味しいのですが、こちらは大ぶりなので食べ応えがありました。
もう一つ、北陸・金沢の名物「治部煮(じぶに)」です。暑い時に頂くものではない
のですが、メニューにあったのでついオーダーしました。鴨肉と野菜、お麩などが入っ
ていて、脂っこく甘辛いお出汁で体が温まります。しみじみとして美味しいです。
・・・とこんなことをしている間に、新幹線の出発時刻が迫ってきました。急いで
駅まで歩いて行きます。あとはエキナカでお土産を物色します。しかし、時間がなくて
写真撮影をしている余裕がありませんでした。(いっつもそうなるな・・・by妻)
北陸新幹線「かがやき」号で帰宅します。
出張経費で新幹線代は会社から出るのですが、オッサンは差額を自己負担で、なんと
あこがれのグランクラスに乗車しました。😆
(賞与支給日だからといって調子に乗るなよ。金額を確かめてからにせ~よ。by妻)
あ、確かに。実は思っていた以上に高い。想定の2倍くらいの感覚でした。なぜかと
いうとJR東日本とJR西日本の両方にまたがるので、グリーン券・グランクラス料金が
両方とも2社分が必要なのでした。これって酷くない~? しかし、今さら後にはひけ
ないオッサン、渋々差額料金を支払って乗り込みました。
やっぱりガラガラじゃん。せめて追加料金1万円くらいにおさめないと、よっぽどの
お金持ちでないと利用しないのではないでしょうか?
料金に含まれている軽食と飲み物(白ワインのベビーボトル)で夕食です。
あ、またオッサンは駅の売店でお酒(加賀鳶の北陸新幹線開通記念ラベル)を購入して
います。2時間の乗車なのに、日本酒とワインを飲み切るオッサン。😝
夜7時を過ぎてもまだ明るいので、立山連峰が少し見えました。新幹線が速すぎて、
あまりうまく撮影できませんが・・・しかもガラスに反射しているし。
糸魚川のあたりでは海もチラッと見えます。夕日が完全に沈みました・・・
しかし北陸新幹線はほとんど山の中のトンネルです。途中停車駅は富山と長野のみ。
2時間ほどで金沢から大宮に到着しました。グラン・クラスのアテンダントさんが丁寧
に挨拶をしてくれました。
あぁ楽しかった~😆(オイ、仕事で行ったんか、遊びに行ったんかどっちや!by妻)





























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