Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2024年GW スペイン・フランスの旅 ⑰マドリード2日目の夜・・・(まだあるんかい!by妻)

  ここ数日は物凄い風雨や、異常に高い湿度で不快指数MAXな関東地方南部。しかし、
 西日本ではまた集中豪雨で被害が出るかもしれないというニュースがありました。もう
 異常気象はいい加減にしてほしいですね。なんとか平穏無事に収まりますように。


  さて今夜は停滞気味のGWの旅行記を続けます。
  2日目のマドリードの夜、オペラ鑑賞を終えて地下鉄のオペラ駅から一駅、ソル駅に
 戻ってきました。マドリードの地下鉄は駅構内も車両も明るく、安全でした。これまで
 さんざん「治安が悪い」と聞かされていたので、特に夜の地下鉄はどうだろうかと少々
 身構えていたのですが、駅構内に入るための改札があり、照明が明るくホームも電車も
 清潔なので心配なしでした。とはいっても日本とは違いますので、周囲を警戒すること
 を怠ってはなりません。油断は禁物です。

  遅い夕食を、ソル広場に面したその名もプエルタ・デル・ソルという店の屋上テラス
 で、と思っていたのですが、あいにく午後10時を過ぎると食事のオーダーは終了という
 ことでNGでした。日曜日なので少し閉店が早いのかもしれない。このままでは食事に
 ありつけないのでは?と、一瞬不安が頭をよぎりましたが、天下のマドリードですから
 そんな心配は無用でした。深夜遅くまで開いている店はあります。そんな居酒屋みたい
 な大衆的な雰囲気のお店に入りました。(オペラを観に行った格好でかい! by妻)


  オペラを観る前に、シャンピニオンの串焼きなどを頂いていますので、腹八分目です。
 早速白ワイン(スペイン中部のルエダの白)を注文しますと、お通しの生ハム&チーズ
 がついてきました。グラスワインを注文しましたが、お店の人に頼んでボトルの写真も
 撮らせて頂きました。(一本開けたんとちゃうやろな~ by妻)

    

  ちょっと庶民的なお店は、やはり中南米系の方と思われる人たちが勤務しています。
 スペイン語圏ですから、移民や出稼ぎが多いのでしょうか。ワインを抜栓してくれた、
 小柄な女性もスペイン人というより中南米系の感じでした。

    

  あ、一本開けたわけではなくて、ちょうどグラスワインが切れたので、新しいボトル
 を開けてもらっただけなんです。(ホンマけぇ~? by妻) ま、これまでのオッサン
 の行動をみれば、疑われても仕方ないですな。😆 


  メインの食事は小エビのアヒージョです。アツアツでオリーブ油がグツグツと煮えた
 ぎっています。慌てて食べると猫舌のオッサンは舌を火傷してしまうので、ふぅふぅと
 冷ましながら頂きました。たっぷり入ったプリプリのエビが抜群に美味しかった~
  小皿料理(タパス)にはパンがついてきますので、お通しの生ハム&チーズと合わせ
 て、これで十分お腹いっぱいになりました。つまりタパス一皿とグラスワイン1杯だけ
 ですので、かなり安上がりでした。ユーロ高ですが、1,300円くらいだったかな。まぁ
 安ワインは一杯300円くらいでしたので・・・かなり安い店だったと思います。

    

  食べ終わる頃には午後11時。マドリードの夜はこの日が最後なので、もう一度ソルの
 周辺をブラブラします。
  あ、有名な生ハム専門店「ムセオ・デル・ハモン(生ハムの博物館)」がありました。
 ここも見学したかったのですが、午後10時までの営業でしたので中には入れず、ウィン
 ドウ・ショッピングのみです。2階はレストランになっていて、ちょっと高級な食事も
 できるみたいです。もしもう一度マドリードに来ることがあったらぜひ寄りたいです。

  店内にはズラリと生ハム(豚の脚)が並んでいます。よく見るとかなり生々しいです
 ね。スペイン内陸部は乾燥しているので、生ハムの熟成(+乾燥)には適しているのだ
 と思われます。表面にはカビが生じていますが、内部はイイ感じに熟成しているはず。
 日本に持ち帰るのは難しいでしょうから、現地で味わって帰りたいところでした。 

  そして日曜日の深夜となると、さすがに静かなソル広場です。名残惜しいので、再び
 あのシンボルのクマさんに会いに行きました。😆 ライトアップされていますね。

  マドリード自治政府庁舎もライトアップされて美しいです。

  フェリペ四世の騎馬像もライトアップされています。しかし噴水は停止中。😆

  さて、翌日はマドリードを出発してカスティーリャ地方の小都市に向かいます。
  ただ、その前にマドリードに来たら必見の「あの場所」を訪れます。ちょっと時間が
 気になりますが、まぁ何とかなるでしょう。(その見通しが甘いんや・・・by妻)


  ソル広場から30秒でホテルに着くので本当に便利でした。オッサンの部屋は、「カン
 ディンスキーの間」でした。😆

     

  室内は狭いけれど快適で、カンディンスキーの絵(複製)が飾られていました。
  ベランダからは、身を乗り出せばソル広場がちらっと見えるのです。ロケーションは
 抜群でした。古いアパートを改装したプチ・ホテル、という感じでした。朝食はついて
 いないので、2日間の朝食は日本から持ち込んだ菓子パンと麦茶で済ませました。外で
 食べたら千円では済まないので・・・バルが開く時間が遅いという理由もありますが。 
 (7時にはオープンしてほしいの~、朝から観光しまくるオッサンは。by妻) 

  次回は、マドリードに来たら必見の「アレ」を見学に参ります。
 (「アレ」言うてもタイガースの優勝とちゃうで。レアル・マドリーの優勝ともちゃう
 で。by妻)


  ・・・そうか、日曜日だったからリーガ・エスパニョーラの試合もあったよな~ 
  (サッカーのスペイン一部リーグです。日本でも大人気ですね。)
  思い出した。テレビで夜、スポーツ番組でその日の試合のダイジェストをやっていて
 言葉がわからないのでなんとなくぼんやり見ていたのですが、かなり面白かった。
  というのも、対戦するチームのコアなファンみたいなオッサンがそれぞれ出て来て、
 試合の解説というよりも、お互い相手チームの細かい所のあら捜しをしているのです。
 セビリアとどこかのチームの試合でしたが、セビリアのファンのオッサンが、相手チー
 ムの選手がファウルをアピールして倒れるところを執拗に非難し、それを受けてビデオ
 で何度もそのシーンをコマ送りしていました。確かに、ファウルではなくて勝手に一人
 で倒れています。そのシーンを、これでもかというくらい巻き戻しては再生、巻き戻し
 ては再生しています。相手チームのファンのオッサンは、イライラして、もう次の場面
 に移れと怒鳴りますが、セビリアのファンのオッサンは涼しい顔で「これがファウルで
 すか~?」みたいな感じで、問題の偽装ファウルのシーンを何度も再生させています。


  ・・・日が暮れるまで、ちゃう夜が明けるまで勝手にやっとれ! みたいな感じです。
 これがスペイン人のオタクファンのノリなんだろうか・・・😆
  ちなみに出てきたオッサンは、ワンカップを持ってクダを巻いているような庶民的な
 オッサンではなく、ちゃんとスーツを着て一見上品な雰囲気を漂わせるオジサマたちで
 した。しかし、テレビに出てやっていることはまるでオコチャマですな・・・😆


  スミマセン・・・どうでもいい話ばかりでした。(いつもやん。by妻)