Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

土曜日は思い出の場所に行ってきました・・・その2

  ・・・ということで、続きです。
  ファーム富田のラベンダー畑(トラディショナルラベンダー畑や、彩りの畑)を見学
 後、中富良野町にあるホテルに併設された温泉施設で汗を流し、サッパリしてから再び
 ドライブに出発です。しかし、ここで時間を使ってしまったので昼食は抜きです。🙁
  名残惜しいのでファーム富田さんの映像をもう少し・・・

 こちら ↓ は「彩りの畑」です。真上から見たらもっときれいに見えるでしょうね。 


  さて、時刻は0時半。無理をせずに富良野に戻ろうかと思いましたが、昼食を我慢し
 てさらに北に向かいました。上富良野町にもラベンダー畑や観光スポットがありますが、 
 ラベンダー畑ばかりではちょっと飽きてきますので、さらにその先の美瑛町まで車を飛
 ばしました。中富良野町からは30Kmほどの距離ですが、国道を走る車が軒並み速度が
 遅いので40分ほどかかりました。
  富良野と旭川を結ぶローカル線のJR富良野線の美瑛駅にちょっと立ち寄りました。
 ここにも大きな荷物を抱えた観光客、特にK国やC国の方々がたくさん来ていました。

  列車で来られた観光客は、タクシーかレンタサイクルで観光されるのでしょうか。
 しかし、美瑛の見どころは丘めぐりです。著名なスポットを巡るモデルコースは結構な
 距離がありますし、アップダウンもありますので自転車ではきついのではないかな。
  オッサンは、レンタカーを飛ばして観光客がよく訪れる有名な観光スポットに向かい
 ました。まずは一番有名なコレです。その名も「ケンとメリーの木」です。やはり多く
 の人が訪れています。道路沿いにはパーキングエリアが整備されていましたので、一番
 車で訪れやすい場所ですね。あ、大型観光バスも立ち寄っていました。  

  ここも妻の運転するレンタカーで20年前の夏、12年前の秋に訪れました。

  今回は妻はいないのが寂しいですが、まぁ仕方ない。
  気温は30℃近くありましたが、丘の上を吹き抜ける風が心地よく爽やかに感じました。
 この後、次のスポットまで行こうとしたのですが、毎回恒例のように道を間違えるのが
 アホなオッサン、周囲を一回りしてまたここに戻ってきてしまいました。あぁ、ただで
 さえ時間が足りないのに10分ほど無駄にしてしまった。
  戻ってきてしまったついでに、逆方向から見たケンとメリーの木を撮影しました。
 お、こっちから見た方がなんだかいい感じです。なだらかな丘には小麦が植えられてい 
 るようです。のどかな風景で、心が和みますね。ここをCMの撮影地に選んだ人はスゴイ
 ですね。タバコだったか、クルマだったか・・・


  さて、今度は迷わないようにカーナビで目的地をセットしてからスタートです。
 (最初っからそうしとけばよかったやん、アホやな。by妻)
  意外に距離がありました。しかも先ほどとは全然違う方角でした。そらたどり着けない
 はずですわ・・・(つぅか、どこをどうやったら、そんなに間違うんや? by妻)
  お、ここも既に多くの車が道端に停車しています。しかし駐車場は無く、畑の中にある
 農道みたいなところに皆さん車を停めています。オッサンもスペースを見つけて駐車しま
 した。ここも妻と一緒に来た思い出の場所です。

  その名もマイルドセブンの丘。あれ?こんな感じだったっけ? 樹の数が少ないよう
 に思いましたが、気のせいかな・・・
  そうそう、畑の中には立ち入り禁止です。安易に足を踏み入れて、靴底に附いた雑菌
 や他の植物の種を持ち込まないようにするためです。
 美瑛の丘は、パッチワークの丘とも呼ばれて、いろいろな作物の植えられた畑がとても
 ビジュアル的に美しいのでシーズン中は観光客がひっきりなしに訪れるのですが、農作
 物を育てる場所ですので、マナーを守って有難く見学させて頂きます。
  はい、ここでも記念撮影です。

  少し離れた場所から見上げるようにしてみると、なかなかイイ感じでした。

  もう一か所、「ブラウマンの空庭」という場所に立ち寄ってみました。というか単に
 道に迷って偶然見つけた場所なのですが・・・😆  

  美瑛の丘は起伏に富んでいて、細い道が丘の間をクネクネと通っていてわかりにくい
 ので、カーナビで場所をセットしておかないとオッサンにはとても辿り着けません。
 しかし、どこを通っても絵になる風景です。清々しい気分になりました。


  おっと、そうこうしているうちに午後1時半。今度は南に引き返して富良野市内の観光
 スポットを巡ります。富良野の街まで1時間弱かかりました。追い越し車線のない国道
 ではオッサンもスピードを出せませんでした・・・
  まずは富良野の街の背後にあるスキー場に隣接した、新富良野プリンスホテルに参り
 ます。2012年の秋に妻と訪れた時には、ここに宿泊しました。


  今回は宿泊はできませんが、ホテル敷地内にある場所を訪れるのが目的でした。

  ニングルテラスという、ちょっと楽しい場所なのです。

  なんとホテル敷地内の森の中に、ログハウスのような小屋がいくつかあり、その中で
 手作りの工芸品をお土産として実演販売しているのです。

  ここも人気スポットなので観光客がいっぱいでした。

  森の中の遊歩道を歩きながら、一つ一つ小屋を覗いてお土産を探すのですが、木彫り
 小動物(フクロウなど)、可愛いキャンドル、ペーパークラフトなど、さまざまなお店
 があって楽しいです。オッサンも妻へのお土産(仏壇にお供えするのですが)を買って
 しまいました・・・妻はこういうものが好きだったんだよな~

 

  妻と来た時には、ホテルにチェックインした後、ここには夜に行ったのでした。少し
 疲れて眠たそうな表情の妻・・・(オッサンの無茶なスケジュールに振り回されたから
 やん。しかも運転しているのは私やで・・・by妻) 

      


  森の中には有名なカフェもあるのですが、先を急ぐオッサンはスルーです。妻がいたら
 一休みしたかもしれないですが・・・(いや、絶対に寄っていない、に一票。by妻)

  時刻は既に午後3時近く。レンタカーの返却時刻まで1時間少々となりました。しかし
 オッサンにはもう一か所訪問したい場所がありました。
 (もう言わんでもわかるで・・・by妻)

  はい、富良野ワイン醸造所(シャトー富良野)です。😆 (やっぱりな・・・by妻)
 富良野川を渡ってすぐの丘の上の高台にありますので、見晴らしが良かったです。
  醸造所の建物の背後の丘には、ブドウやラベンダーが植えられていました。

  ここも、余市ワイナリーと同じく見学は自由ですが、ガラス越しに外からの見学です。
 余市のニッカウヰスキーみたいにガイドさんが案内してくれるといいのですが、どうせ
 オッサンは時間がないのでササっと見学コースを急ぎ足で見て回りました。
  樽熟成庫には、樽に入ったたくさんのワインが寝かされていました。

  瓶熟成の棚には、かなり古い年代物のワインがありました。湿度が高いので黒いカビ
 に瓶全体が覆われています。ワインの熟成に最適な、暗くて湿度が高く気温が低い環境
 で、何十年もゆっくりと成長していくのですね・・・

  なんと1979年、FIS(国際スキー連盟)主催のワールドカップ富良野大会を記念して
 保存されているワインがありました。45年前ですね・・・今はもう富良野スキー場で
 ワールドカップのアルペンスキーの試合が行われることはありません。昔は志賀高原や
 岩手県の雫石、そしてここ富良野でワールドカップのレースや、世界選手権(雫石)も
 開かれていたのですが・・・(また話が脱線しとるで・・・by妻)


  一通り駆け足で1階の醸造所と地下の貯蔵庫を見学した後、エレベータで2階に上が
 ります。ここにはショップと試飲コーナーがあるのです。😆 あ、いかん。オッサンは
 レンタカーを運転してここまで来ましたので、飲酒はできません。ちぇっ・・・

  仕方がないので、無料試飲のワインだけちょっと口に含んで吐き出す方法で、味見?
 をしてみました。残念ながら呑み込めないので味はわからないのですが、香りと舌触り
 は楽しむことができました。(飲んだらアカンで、吐き出すんやで。by妻)
  これでは物足りない・・・という方向けにぶどうジュースの有料試飲がありました。
 搾りたてのブドウ果汁100%のジュースです。せっかくなので味見をさせて頂きました
 が、濃厚で美味しいです。うーん、ここだけはタクシーで来ればよかったな・・・

  ショップでは富良野ワインさんの全ラインナップと、ココでしか買えないという限定
 品ワインを販売していました。高価なものは7~8千円しますが、だいたい2~3千円
 で購入可能です。限定品に弱いオッサンは、一般の販路には出回らないという2023年の
 ピノ・ノワール(ブルゴーニュワインに使われるブドウからできる赤ワイン)を購入!
  下の写真の真ん中の、茶色いラベルのワインです。どんな味なのか、楽しみです。

  名残惜しいのですが、もう帰る時間です。
  急いで富良野の街中まで戻り、ガソリンを入れて返却時刻10分前にレンタカー事務所
 に無事帰着しました。今回もせわしないスケジュールでした。(自分で計画しといて、
 よう言うわ・・・by妻)


  帰りは根室本線の普通列車で滝川まで行き、そこから札幌行きの特急に乗ります。
 根室本線の列車は1両だけなので「列」車ではないですね。昔懐かしい国鉄時代の塗色
 を施されています。車両は非常に年代物のキハ40型。冷房が装備されていませんでした。
 でもノスタルジーを感じます。

  あ、オッサンは富良野ワインのミニボトルの赤を買って、車内で飲んでいました。😆
 ワイナリーで試飲できなかったので・・・

    

  滝川で、旭川発札幌行きの特急ライラック号に乗り換えました。

  札幌駅では、新千歳空港行きの快速エアポート号に乗り換えるまでの10分で、駅構内
 にある空知ビールのカウンターで、ビールを一杯。😆 ビアカップは持ち帰りOK!

  ツブ貝の佃煮のようなおつまみと一緒に、空知ビールをグイッと!😝
  大急ぎで新千歳空港行きの電車に乗り込みました。危うく乗り遅れるところでした。


  新千歳空港では、飛行機の時刻まで1時間あるので、札幌ラーメン「雪あかり」さん
 へ。お昼ご飯を食べていなかったので、さすがにお腹がすきました。


  今回は食べ物にはあまり力を入れられませんでした。チャーシュー入りの野菜味噌
 ラーメンに、サッポロクラシックのミニジョッキです。

  前回(先月)の北海道旅行では、帰りの飛行機が大幅に遅れて帰宅困難状態になると
 いう痛い目に遭いましたので、今回は余裕を持って午後8時の飛行機に乗りました。


  あ、機内でも北海道ワイン(十勝ワインの白のハーフ)を空けてしまったオッサン。
 悪酔い防止のために北海道産の牛乳も一緒に・・・(アホ)

      


 羽田空港には予定より10分遅れの21時50分に到着。空港バスで無事帰宅できました。
 やれやれ、長い一日でした。ん? これって確か出張だったよね。😝 (アホ)²