2024年GW:スペイン・フランスの旅⑳ソフィア王妃センター、そしてプラド美術館へ・・・
酷暑の日々が続く関東地方南部(だけじゃないけど)、昨日から夏休みに入ったので
すが、体力を消耗していて昨日は冷房の効いた部屋で一日ぐったりしていました。一日
無駄にした、とは思わずに休養したと思えばいいか・・・
さて、GWのスペイン・フランスの旅の記事を久しぶりに再開します。もう夏休みに
突入したというのに、まだ3日目の午前の部、マドリード市内観光の続きです。これは
このペースだと越年間違いなしだな・・・(そこまでして書かんでもえぇやろ。by妻)
どこまで書いたかというと、マドリードの観光名所の一つソフィア王妃センターで、
ピカソの「ゲルニカ」を鑑賞したところまででした。その続きからです。
「ゲルニカ」の部屋はいつまでも大混雑。隣の部屋にあるプリミティブな感じの彫刻
が、「ゲルニカ」を眺めているような場所に配置されているのが楽しい・・・
ピカソ様の作品はこの他にもたくさんありました。有名な「泣く女」シリーズも。
しかし、なぜこんなに「泣く女」の絵をたくさん描いたのでしょうか・・・
そら、ピカソが女を泣かせてばかりいたからやろ・・・(by妻)
ソフィア王妃センターには、ピカソの絵がたくさんありました。バルセローナにある
ピカソ美術館ではまだ若いころの作品(せいぜい「青の時代」まで)ばかりでしたが、
ここは「ぶっ飛んだ後」の作品が多いようです。ゲルニカだけではなく、彼の典型的な
作品も意図的に蒐集されている感じがします。
こちら ↓ はキュビスム時代の作品ですね。ジョルジュ・ブラックさんと仲良くしていた
時代でしょうか・・・
妻の好きそうな絵がありました。カタルーニャの巨匠、ホアン・ミロさんの作品か。
ということで、約1時間弱でソフィア王妃センターを駆け足で見学しました。鑑賞が
できたのはごく一部の著名な作品だけになりましたが、プラド美術館を見学する時間を
確保するためには止むを得ません。オッサンは先を急ぎます。
広い中庭には樹木が植えられていて、ちょっとした公園のようになっていましたが、
そこにも芸術的な?オブジェが展示されていたりして、なかなか楽しい感じです。
そしてマドリード最大のみどころといっても過言ではない、あの有名なプラド美術館
の見学に参ります。ソフィア王妃センターからは、緑豊かな王立植物園の脇を通って、
徒歩で15分ほどです。
あれ?なんだか変なものが😆・・・ じっと見ていたら、パンダ君が手を振ってくれ
ました。😆 この暑さの中、着ぐるみの中にいる方は大変ですね・・・
そしていよいよやって来ました。世界屈指の美術館にふさわしい実に堂々とした建物
です。正門前にはスペインを代表する画家ベラスケスの銅像がありました。
しかし、この正門からは入場できません。入場口はいくつかあるのですが、大混雑の
ため団体用と一般用の入口が分かれているようです。そして・・・やっぱり・・・
一般用の入口の方に向かうと、気が遠くなるような長蛇の列です。マジか、これ?
ソフィア王妃センターの行列など、これに比べればかわいいものでした。ソフィアでは
30分並びましたが、この状況では1時間ではすみそうもありません・・・
電子チケットをあらかじめ購入しているので切符を購入する列には並ばなくて済みま
すが、そもそも入場待ちの列がとぐろを巻いていて先頭がどこなのかもわかりません。
オッサンはこの日の午後3時50分の電車で別の街に移動する予定なのですが、この
時点で時刻は午後1時。しかもホテルに荷物を取りに行くので午後3時少し前までには
プラド美術館を出なければなりません。うーん、ひょっとしたら見学そのものを諦めな
くてはならないかも・・・プラド美術館を最後にしたのは大失敗でした。
しかし、今さら悔やんでも仕方がない。ギリギリまで並んで待つか、諦めて他の観光
名所(候補は考古学博物館)に切り替えるか・・・どうする家康、ちゃうオッサン!
(もうそのネタは古いデ~ 今は平安時代みたいやデ~ by妻)
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