Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

宮崎から帰ってきました・・・

  土曜日に宮崎から帰ってきました。2泊3日でしたので宮崎市内だけですが懐かしい
 場所にも行ってきました。3日目の土曜日は、昼から大雨の予報でしたので予定を変更
 して早めに動き出しました。昨日のパーティー参加者の半分くらいは、この日に懇親の
 ゴルフだったのですが、行かなくてよかった・・・(オッサン、超ド下手やしな。by妻)


  宿泊していたホテル近くの「橘通り三丁目」のバス停でバスを待ちます。

  

  しかしなかなか来ません。始発の宮崎駅から7~8分程の場所なのに、10分以上遅れ
 ました。さすがは宮崎交通、のんびり度合いは半端ないです。🙁


  目的地は青い海の青島方面。午前9時のバスはお年寄りばかりだなと思っていたら、
 途中にある温泉保養施設で全員下車されました。うーむ、高齢者が気軽に楽しめる場所
 も必要だよな~ オッサンも老後をどうしようか、一瞬考えてしまいました。
  バスはさらに10分遅れて目的地の終点、青島サンクマール(ホテル)に到着しました。
 有名観光地の青島を通り過ぎ、オッサンも何度か行った白浜海水浴場のさらに先の行き
 止まりの場所にあります。 写真はホテル提供のもので、上から見たところです。    
  西の方角には黒い雲がむくむくと迫っていますが、幸いにも海岸付近はまだ晴れてい
 ます。やはり予定を早めて来てよかった・・・

 

  太平洋に面して突き出た岬の突端にあり、海岸には「鬼の洗濯板」と呼ばれる波の力
 でギザギザに浸食された岩盤が露出しています。

 今回は出張なのでパンダやクマの縫いぐるみは持参しませんでしたが、妻の位牌と記念
撮影しました。(アホ) 妻とは宮崎に来たことがなかったからね。


 このホテルには3階に展望大浴場があり、朝10:30からオープンしていますので人気が
あります。オッサンも早速、大浴場に突進します。写真はネットから借用しました。

 

  大浴場の湯船からも海が見えますが、外のバルコニーに出ますと・・・
  こんな感じ ↓ で鬼の洗濯岩と、水平線まで見える大海原が視界に飛び込んできます。
 露天風呂ではありませんが、心地よい風を受けながら海の眺めを堪能できます。
  以前、この鬼の洗濯岩のところでバケツを持ってウニを採っている方々がいました。
 (それって密漁ちやうの? by妻)

 湯船に出たり入ったり、バルコニーに出たり戻ったりしながら、一時間ほどのんびりと
しました。地元のおじいちゃん仲間の方々は、オッサンが来る前からいたのに、オッサン
が出る頃にもまだ湯船に浸かったり体を洗ったりしていました。たぶん3時間は滞在する
ものと思われます。きっとこれが一日の楽しみなんでしょうね・・・
(つぅかオッサンがセカセカし過ぎなんやと思うで。昔はおサルの行水やったしな。by妻)   
   
 お昼ご飯をここのレストランで頂こうと思っていましたが、なんと昼は営業していない
とのこと。宿泊客用の夕食のみなんだそうです。ま、数人来るかどうかという状況で営業
はしないよね・・・読みが甘かった・・・仕方がないので缶ビールを飲みながら、帰りの
バスを待ちます。サンクマールまで来るバスは1日わずか3本。乗り遅れたら大変です。
ちなみにサンクマールとはサンク(フランス語で「5」)とマール(スペイン語で「海」) 
のことだそうです。なぜフランス語とスペイン語を使い分けるのかは不明。フランス語に
すれば「サンク・メール」、スペイン語だと「シンコ・マール」になるのかな・・・なお
イタリア語だと「チンクェ・マーレ」、ドイツ語だと「フュンフ・ゼー」かいな・・・
フランス語が一番いいような気がする・・・  
  
 あ、バスを待っている間に突然雨が降り出し、あっという間に大雨になりました。海も
いつの間にか大荒れになっています。やはり天気予報は正しかった・・・

 予定を3時間早めて良かったです。予定通りだったら土砂降りに遭遇していました。

  
 帰りのバスの乗客はオッサン一人。宮崎交通バスの運ちゃんは40代くらいかと思います
が、マイクをOnにしたままブツブツ独り言を言っています。大丈夫か?と思っていたら、
突然「あ~もう疲れたァ!」と大声で叫ぶので、オッサンはビックリしました。そんなに
大変な勤務なのかは知りませんが、お客さんの前でそのようなことはやめた方がいいです。
最近は人手不足でバスの運転手が足りないという話を良く聞きますので、確かに大変なの
かもしれませんがね・・・
 途中からお客さんがちらほら乗ってくると、運ちゃんも独り言はやめました・・・


 土砂降りの中で観光できるところは宮崎にはほとんどありませんので、帰りの飛行機も
ひとつ早い便に変更しました。そのため青島でバスを乗り換え、宮崎空港まで参ります。
幸いにも青島のバス停でバスを待っている間は雨がやんでくれました。妻のおかげかな? 
しかし空港行きのバスもやはり10分以上遅れました。ただ始発が日南市の歴史ある城下町
飫肥(おび)で、一時間以上かけて青島まで来るので10分程度の遅れは許容範囲です。
 そして運ちゃんは空港便なのであまり遅れてはいけないという意識があるようで、後れ
を挽回するような積極的な走りっぷりです。空港には5分遅れで到着しました。いいね!


 宮崎ブーゲンビリア空港は今年でオープン10周年なのかな? あ、オープンしたのはもう
少し前で、ブーゲンブリア空港という愛称になってから10年なのか。市内中心部にも近く、鉄道も通じているので非常に利用しやすい空港です。オッサンは宮崎に在任中の4年間、
羽田や福岡などに行くたびに何度も利用しましたが、すこぶる便利で助かっていました。

    

 この椰子の樹のオブジェ?は妻が見たら絶対喜びそうだな・・・(えぇやんか。by妻) 
 吹き抜けの広いイベントスペースでは、ちょうど宮崎の工芸品を展示販売していました。


 高千穂の神楽のお面がありました。これはかなり高級品でしょうね・・・

   

  佐土原焼のお店です。ちょっとそそられましたが、嵩張るので見るだけにしました。

  お、「日向ひょっとこ」のお面やグッズもありました。お手頃ですが、これを買う方が
 どれだけいるのかは疑問です・・・(楽しそうでえぇと思うけどな・・・by妻)

     


 出発時刻までたっぷり二時間ありますので、食べ損ねたお昼ご飯を空港内のレストラン
で頂きます。空港メシは不味くて高いというのが一般的ですが、宮崎は許容範囲です。
 とはいえお鮨は少々高く(伊勢海老がありましたが8000円~というので断念。市内の店
はだいたい3,000~4,000円くらいです。伊豆と同じくらいか・・・)、宮崎の郷土料理の
お店に入りました。注文したのは、分厚い切り身のカツオの漬け丼。

  これは美味しかったです。丼いっぱいのご飯で、お腹もいっぱいになりました。

  おつまみのエビの唐揚げが後から来ました。😆 これもジューシーでめちゃ旨です。

  空港のレストランは市内のお店のだいたい2割増しという認識ですが、このお店はかな
 り良心的な価格で味も良かった。今度はお鮨屋に入りたい・・・


  飛行機の出発時刻が15分遅れの午後5時になったため、土産物屋をウロウロしました。
 宮崎県小林市で飼育されているチョウザメのキャビアの試食がありました。ほんの少しの
 量でしたが、久々(10年ぶり以上)に頂いたキャビアはなかなかの味です。しかし価格も
 なかなかのものでしたので、オッサンは購入できませんでした。一応カスピ海沿岸の本場
 物と同じようなオシェトラ?とかベルーガとかいう高級品を志向しているようです。
  宮崎牛のショップもありましたが、こちらもなかなかのお値段でしかも冷凍ものばかり
 なのでスルーしました。やっぱりお店で焼きたてのものを頂くのが一番ですね・・・


  ということで、購入したお土産はこんな感じです・・・

  宮崎名物となっているチーズ饅頭(本家のチーズ饅頭は賞味期限が短く、市内の店で
 しか売っていませんので、空港や駅で売っているのはお土産用のものです)。サツマイモ
 が入っているのが特徴で、甘ずっぱい味が病みつきになります。
  宮崎県北部の日之影町の栗の羊羹、宮崎特産の日向夏ゼリー、そして空港で揚げている
 日南市飫肥(おび)の飫肥天です。シイラのすり身を使い、甘く煮詰めた薩摩揚げです
 が、オッサンはわりと好きなのです。いろいろな具の入った詰め合わせも売っていますし
 このように1枚からでも注文できます。税込み280円なので、ちょっとお高め。ビールの
 つまみには最適です。
  右上は宮崎県の方にはお馴染み「戸村の焼肉のたれ」です。(お肉が買えないからタレ
 を買うしかなかったんやな。by妻)(ほっといてんか・・・byオッサン) 
  そしてこれまた宮崎県の方にはお馴染みの「ガンジスカレー」です。これは空港内の店
 でもカウンターで頂くことができ、オッサンは出張に行く時や自宅に帰る時によく食べて
 いました。懐かしくて買ってしまいました。


  そしてイベントの記念に頂いた宮崎県を代表する芋焼酎メーカー雲海酒造さんの定番、
 「木挽ブルー」です。全国で売れ行き抜群の霧島酒造に対抗して7~8年前に発売された
 銘柄ですが、美しい青色のボトルで女性にも人気を博し、全国区の銘柄になりましたね。


  隣はオフィスへのお土産に購入したマンゴーゼリー。マンゴーは7月くらいまでです
 ので、今は売っていません。マンゴーを使ったゼリーやらお菓子やらは山ほど売られて
 いますが高価なマンゴーですので、ほんの少ししか使われていません。
  オッサンが自分用に購入したのは、宮崎産完熟マンゴー果汁が37%入ったジュースと、
 マンゴー果肉の入ったスぺイン風のお菓子カタラーナです。どちらもかなりのお値段で
 したが間違いはないはずです。
  そして宮崎牛は購入できないかわりに、やはり宮崎名物の地鶏の炭火焼をGETしまし 
 た。これはモモ肉をやや大きめに切り、皮を取ってくれているので皮の苦手なオッサン
 向きです。合わせるとしたら日本酒よりも焼酎かな?

 
 まだ時間が余ったので、空港内のラウンジへ。大相撲の中継を見ながら、焼酎のロックを
2杯、生ビールを1杯。酔いさましに宮崎の牛乳を1杯。😆
 (飛行機に乗る前にそんなに酒を飲んどる人はおらんで・・・by妻)


 悪天候の中、午後5時に飛行機は宮崎空港をテイクオフ。羽田空港に向かいます。 
 大淀川の河口付近はかなりの水量で、波もかなり高いようです。

  飛行機は雲海の上を飛行します。遠くの空はオレンジ色のグラデーション・・・


  夕闇迫る午後7時少し前に羽田空港に到着です。


  今回は5年ぶりに懐かしい宮崎を訪問でき、良かったです。もうこんなおいしい出張は
 ないだろうな~ 
 (ホンマにちゃんと仕事をしてたんか?飲み食いしていただけみたいやけど・・・by妻)