今月のワイン(2024年10月)・・・
一晩寝て復活しました。(無節操なオッサンは立ち直りが早すぎるの~ by妻)
気分も回復した理由はコレ・・・
先日出張で宮崎に行った際、イベント会場での抽選でこんなものが当選していました。
宮崎県と熊本県の境界、阿蘇と高千穂の間にある五ヶ瀬町のワイナリーで造られている
スパークリングワインのセットでした。五ヶ瀬町は年間平均気温がなんと12度。九州で
も有数の寒暖の差が激しい、どちらかというと山岳気候です。なんと日本最南端のスキー
場もあるのですよ。オッサンも一度、宮崎支店勤務時代に部下の方の運転する車で訪問を
したことがあります。阿蘇の山並みを前にして赤々とした夕日が沈む、なだらかに傾斜を
した爽やかな高原地帯でした。椎葉(しいば)や諸塚(もろづか)といった、深い山間に
僅かに開けた渓谷にへばりつくように集落がある村とは異なり、視界が開けていて雄大な
眺めでした。しかし、宮崎市からはクルマで3時間以上はかかったような気がする・・・
たぶん、もう行くことはないだろうな。
そんな場所から届いたスパークリングワイン。日本では著名なブドウ品種、北米原産の
ナイヤガラ(白)とキャンベル・アーリー(ロゼ)です。どちらもやや甘口らしいです。
オッサンは中途半端に甘ったるいワインは余り好みではないので、どうせなら辛口仕立て
のシャルドネ種(フランス原産の白ブドウ)のスパークリングの方が良かったのですが。
(タダで貰うとるんやから、グダグダ言うたらあかんで。by妻)
そして、やっぱり忘れてはいけない今月のワイン・・・
いつも同じ予算内で購入するのですが、今回はボルドーの格付ワインが1本入ってい
ますので、4本にとどめました。そのボルドーですが、はっきり言って格付ワインなの
に「こんなシャトー知らんわ」と、100人中99人が言うであろう人気のないシャトー。
実はオッサン、GWのボルドー・ワインツアーでこのシャトーに連れていかれました。
最初、「え?ここどこよ?格付シャトーにこんなところあったっけ?」と戸惑いました。
どうせならもっと有名な、人気のある所に連れて行ってほしかったな・・・とやや不満
気味のオッサン、シャトーでは何も買わずに出てきました。そんなワインが、日本でも
比較的お求めやすい価格で販売されていましたので、贖罪?の気持ちで購入しました。
年号は、コロナ元年でワイン業界が不況に陥ったお買い得ヴィンテージの2019年。その
名もシャトー・ぺデスクロー・・・やはりどう考えても人気が出そうにないな・・・
あとはブルゴーニュの格安ワイン特集。左からパストゥグランという、高貴なピノ・
ノワール種と、ざっくばらんな安価で雑なガメ(ボージョレに使われるブドウ)の混醸
なのですが、ニュイ・サン=ジョルジュの高名なドメーヌ・シュヴィヨン様の手になる
2017年。これはきっと素晴らしいと思います。その隣は著名ネゴシアン(酒商)ブシャ
ールさんの普及版のブルゴーニュ赤、2000円程度なので何度もリピートしてしまいます。
最後はブルゴーニュ・シャルドネ(白)。シャサーニュ村にあるギュイ・アミオさんの
作品。キュヴェ・フラヴィと名付けられている普及品です。これで予算に収まりました。
夕食に、さっそくそのブルゴーニュ・ブランを開けました。今日は北海道産の秋鮭の
チャンチャン焼き風と、スパゲッティ・アッレ・ヴォンゴレ・ビアンコです。パスタは
市販の「青の洞窟」のものですが、具のアサリは小さいものの、スープは絶妙な味で、
トッピングに乾燥パセリとドライ・アーリオ(ニンニク)が入っていてステキでした。
秋鮭は既に下ごしらえがしてあったので楽でした。タマネギ、キャベツ、舞茸、人参
シメジといった野菜を焼いて付け合わせにしました。程よく焼けて甘みが出ています。
しかし焼き過ぎるとしんなりしてしまうため、パリパリ感と焼き野菜の甘みを両立させ
るのは至難の業。今日はまぁまぁの出来・・・
肝腎のワインは、フツー。まぁ今時3000円台でブルゴーニュの白ワインが飲めるだけ
でも感謝しなければならないのが現実。しかし先日に飲んだ、エティエンヌ・ソゼ様の
ワイン、同じブルゴーニュ・ブランの2020年でしたが、それには遠く及ばない。まぁ、
値段が倍ですから仕方がないのかな・・・オッサンは、飲む回数を減らしてもソゼ様の
ワインの方がいいと思う・・・でも、最近はほとんど市場に出回りませんけど。
とまぁ、いつものようにくだらないことをブツブツ一人で言っているオッサンでした。
(完全にいつものアホに戻っとるな・・・by妻)
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