Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2024年:GWスペイン・フランスの旅 ㉜ セゴビアの夜と、バスク地方への鉄道旅行・・・

  滋賀県の旅の余韻に浸っているオッサンですが、GWの旅行記事を続けないと年内には
 終わらないと思い、再開いたします。(どっちゃでもえぇわい。by妻)


  旅行4日目、セゴビアの夜です。

  旧市街の城壁の下、アソゲホ広場には古代ローマの水道橋があります。この水道橋は
 セゴビアの旧市街まで水を供給していました。ここまで完璧な形で残されているものは
 世界広しと言えども4~5カ所しかありません。なぜなら、後にローマ世界のあらゆる
 文明社会の街を略奪・破壊した蛮族(現在の世界を牛耳っている方々の先祖)が暴れた
 ために、そしてその蛮族の仕打ちを逃れてきた貧民(現在のラテン系民族)がやむなく
 生活のために切り崩していったからなのです。
  (オッサン、だいぶ棘がある言葉やな・・・by妻)

  アソゲホ広場から見上げる水道橋は、物凄い迫力ですが優美な感じもします。
   ちょっと動画も撮影していましたので、参考までにアップいたします。  

 2024年4月29日 セゴビア 古代ローマ時代の水道橋(夜景

  水道橋の前にゴミ箱がズラリ・・・ちゃんと分別して出してくださいよ。


  この後は広場に面したホテルに戻りました。

  マドリードのホテルは便利だったけれど物凄く狭くて荷物を広げるのも窮屈でした
 が、こちらはゆったりしていました。1泊当たりの料金はセゴビアの方が安いんです。

  そしてこのホテルの素晴らしいのは・・・なんといっても、コレ ↓ 

  オッサンの宿泊した部屋のベランダから、古代ローマの水道橋がバッチリ見えるので 
 す。これはスゲェ! 

2024年4月29日 セゴビアのホテルから古代ローマの水道橋が見えました!


  シャワーを浴び、バスローブ姿で古代ローマ遺跡を眺めるのは至福の時間です。

  この眺めを堪能しながら、買ってきたセゴビアのお菓子ポンチェを頂きました。😆
 予想通り甘くてカロリーが高そうですが、文句なく美味しいです。


  そして翌朝、バスク地方に向かうため午前5時半起きで、ホテルの朝食も食べずに
 チェックアウトです。まだ夜が明けて間もない感じでした。

  名残惜しくて、アソゲホ広場の方までちょっと散策しました。

  少しですが動画も撮影していました。

2024年4月30日 早朝 セゴビアの古代ローマ時代の水道橋
  宿泊していたホテルです。高速鉄道の駅に向かうバス停の近くにあり、アソゲホ広場
 の真ん前なので観光にも便利でよかったです。それなりにいいホテルでしたが、ホテル
 ライフを満喫する暇はありませんでした。なんといっても午後6時半にチェックインし、
 観光と食事をして戻ったのが午後10時半、そして出発が6時半ですからね・・・
 (一緒に行かなくて良かったわい・・・by妻)


  午前6時半の高速新線のギオマール駅に向かうバスに乗車します。乗客は3人。
 短い滞在でしたが、セゴビアは楽しかったなぁ。  

2024年4月30日 セゴビア旧市街からバスで高速新線の駅へ


  約20分でギオマール駅に到着。すぐにバスは折り返しのお客さんを乗せていきます。
 こんな朝早くに列車で駅に着く人もいるんだな・・・(時刻は午前7時頃)

  周囲にはお店どころか人家も何もないセゴビア・ギオマール駅です。

  でもさすがに高速新線の駅ですね、ちゃんとキオスク兼バルという感じの店があって、
 早朝から営業していました。オッサンはここで朝食をGET。これから長い列車の旅になり
 ますからね・・・食いっぱぐれたら大変ですから。(なんでワインがあるん?by妻)

     

 
  やはり手荷物検査がありましたので、少し早めに到着しておいてよかった。そして、
 前日のトラウマが脳裏をよぎりましたので、恐る恐る出発案内の電光掲示板を見ました。


  あ、良かった。7時45分発、ビルバオ・アバント駅行きの特急列車アルビアが3番
 線から出発するようです。始発はマドリード・チャマルチン駅ですから遅れはないはず。
  しかしこの駅もそうだけど、スペイン国鉄の駅は、の方角に向かう列車も一緒に同じ
 掲示板に表示するので、ちょっと混乱します。日本のように「上り、下り」で分けて頂
 きたいものです。(ぶつぶつ言うとらんで早う行かんかい!by妻)
  駅の跨線橋の上から、列車の写真を撮影しました。あ、これはSNCFと書かれています
 ので、フランス国鉄の車両ですね。ヨーロッパでは各国がお互いに他国に自国の列車を
 相互に乗り入れる仕組みが整っているみたいです。オープンアクセス、だったかな?

     

  さぁいよいよ出発ですよ~ バスク地方最大の町ビルバオまでは約5時間です。

  あ、オッサンが乗るビルバオ行きの特急列車がやって来ました!

2024年4月30日 セゴビア・ギオマール駅からビルバオ・アバント駅行きの列車に乗ります!


  いよいよ、オッサンが楽しみにしていたバスク地方に参ります。続きは次回!