湖国の旅:番外編・・・その3(終わり)
番外編をグダグダと続けていてスミマセン。今回で終わる予定です。
湖国の旅3日目は近江八幡を発ち、地元民しか乗らないと思われる近江鉄道を乗り
継いで最終目的地の焼物の町、信楽に向かいました。
まずJR近江八幡駅に隣接している、近江鉄道の近江八幡駅に向かいます。観光客
らしい乗客は皆無。日中は30分に1本の単線ですが、近江鉄道の本線と接続する
八日市までの電車です。休日の朝8時半の電車はガラガラです。
近江鉄道で近江八幡から八日市で乗り換え、貴生川(きぶかわ)まで行った後は、
信楽高原鐡道に乗って終点の信楽まで行くのですが、近江鉄道と信楽高原鐡道両方
に乗り放題の一日乗車券がありましたので、そちらを購入しました。これはとても
お得でした。
貴生川はJR草津線との接続駅でもあり、京都・大阪方面から草津で乗り換えてきた
と思われるお客さんが信楽高原鐡道の乗り場にはたくさんいました。まぁ、近江八幡
からもJRで草津乗り換えで来た方が早いのですが、この割引切符を利用した方がお得
ですのでわざわざ近江鉄道を利用してきたのでした。😆(さすが、セコイな。by妻)
JR貴生川駅のホームの端に、信楽高原鐡道の1両編成のディーゼルカーが停車して
いました。忍者をイメージした車両のようです。出発時には満席になりました。
信楽駅のホームには、信楽焼のタヌキの置物がズラリと並び、観光客の撮影スポット
になっていました。
タヌキは信楽焼のシンボルですからね。市営施設にも展示されていました。そういや
動物好きの妻は子供のころからタヌキが好きで(京都府の田舎に住んでいた時には、
夜中に自宅にやってくるタヌキを餌付けていたみたいです)、自分もタヌキに似ている
と言っていたなぁ。(オッサンが間抜けなおサルで、私が可愛いタヌキやわ。by妻)
展示コーナーにはこんな特大の器が置かれていました。焼くのも大変だったのでは?
あ、こんなキャワユイ置物もありました。買おうかどうか迷いましたが・・・
いろいろ見て回った後、吟味に吟味を重ねてアウトレットの格安品を買いました。😆
(酒飲みのオッサンにふさわしい買い物やな・・・by妻)
帰宅してさっそく滋賀県のお酒(水口の美富久酒造さんの吟醸酒)でカンパイです。
昼食は、狙っていた懐石料理のお店が予約で満杯だったため、駅前の蕎麦屋でお茶を
濁しました。でも結構本格的な味でしたので、良しとしよう。
帰りは午後3時前の列車で、貴生川まで戻ります。
2024年10月14日 信楽高原鐵道 信楽〜玉桂寺前
玉桂寺前駅に着く直前に、大きな吊り橋が見えました。
そして、終点の貴生川駅に向かう途中は、かなりの急こう配を下っていきます。
そして急に視界が開けると、下界?に降りて来た感じになりました。
2024年10月14日 信楽高原鐵道
貴生川からは京都経由で帰るのが一番早いのですが、オッサンは違うルートを選び
ます。JR草津線で反対方向の三重県側に抜けるのです。約30分で、三重県のはずれに
ある柘植(つげ)駅に到着、ここから関西本線の列車で名古屋方面に向かいます。
関西本線というくらいなので、ずっと昔はこのルートが大阪(ミナミ)と名古屋とを
結ぶメイン・ルートで、急行列車も走っていたそうですが、今は両端の大阪から奈良の
間と名古屋から三重県の亀山までは大都市近郊線となっているものの、その中間の三重
と奈良の県境を繋ぐ区間は、かつての栄光は見る影もない赤字ローカル線になっていま
す。オッサンはそのローカル線区間を通っていこうとしたのです。この柘植と亀山の間
は50分程度の乗車ですが、1両編成のディーゼルカーが1時間に1本しかないのです。
ただ草津線との接続はよいので、待たずにこのディーゼルカーに乗車できました。
三重県と奈良県の県境の山深いところを通りますので景色は良かったです。
そして、三重県の亀山から名古屋までは電化区間で30分に1本の割合で電車が走って
います。ここまで来たら普通はそのまま名古屋に向かうのですが、オッサンはここでも
違うルートを取ります。(なんだか早く帰りたくないみたいやの~ by妻)
なんと亀山からは紀勢本線のディーゼルカーに乗り、三重県の県庁所在地の「津」へ
抜けるのです。乗車時間は約30分。
わざわざ津まで来た理由はコレ・・・近鉄の誇る特急「ひのとり」です。大阪の難波
と名古屋を結んでいます。名阪を結んでいたJR関西本線が廃れたのは、より便利な近鉄
特急があるからなのです。
JRの津駅の端に間借りしているような感じで近鉄電車のホームが1本あります。実は
津から名古屋まではJRよりも近鉄の方がはるかに便利で多少安価なため、近鉄を利用す
る人の方が圧倒的に多いらしいのですが、さらにこの区間は近鉄特急がたくさん走って
います(約15分間隔)ので、前から乗ってみたかったこの列車のプレミアムシートを
予約していたのでした。(さすがは鉄ちゃんや、いやヘンタイや。by妻)
あ、昔懐かしいアーバンライナーと呼ばれた特急電車もやって来ました。これ、オッ
サンが関西に住んでいた頃から走っているよな・・・妻とも乗ったことがありますから。
「ひのとり」のプレミアム車両の革張りのゴージャスなシートは快適です。JR東日本
の新幹線のグラン・クラスといい勝負ですが、値段はこちらの方がはるかに安くてお得
感があります。わずか45分ほどの短い乗車でしたが、ゆったりとして楽しめました。
こちらが先頭と最後尾の2両あるプレミアム車両。オッサンが座った最前部座席は、
前方の車窓も眺められるのでおすすめです。(電車でGOみたいやな。by妻)
こちらは普通車です。それでも十分快適そうです。
名古屋からは新幹線で帰りますが、その前に腹ごしらえです。名古屋駅近くにも店舗
を出している名古屋名物のこのお店です。
結構混んでいて、大勢の人が並んでいました。しかも外国人比率が高い。30分ほど
待って入店しました。接客の女性も外国人で、ネパールの方のようでした。日本語は
お上手でした。もちろん注文するのは味噌煮込みうどんです。
(つぅか、専門店やからそれしかないからな。by妻)
見た目はちょっと良くないですが、アツアツのグツグツで美味しそう。エビの天ぷら
と名古屋コーチン、そして落とし卵の入ったスペシャル味噌煮込みうどんです。
以前名古屋出身のブロガーさんに教えて頂いたように、鍋の蓋にうどんと汁を移し、
冷ましてから頂きます。うどんは硬めでシコシコしています。煮込んでも大丈夫なよう
に硬めにしているのかな。食べ応えがあって、そして八丁味噌にどっぷり浸った具材も
味が浸み込んで美味しいです。これから寒くなると、こういうのが欲しくなりますね。
そして午後7時半の新幹線のぞみ号に乗って帰りました。新横浜には午後9時頃着。
2泊3日のバタバタ旅行でしたが、なかなか楽しめました。(遊んでばっかりいたら
アカンで。by妻)
いつものようにお土産もチョコチョコ買いました。
滋賀県のお菓子(彦根のたねやの栗饅頭、二色モナカ等)だけでなく、伊勢の赤福、
名古屋の坂角のエビせんべい、栗ういろうなども買ってしまいました。😆
季節柄、栗のお菓子が多いですね。(いつもやと思うけどな。by妻)
これにて番外編も含め、湖国・滋賀県の旅は終わりです。
お粗末様でした・・・
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