Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2024年GW:スペイン・フランスの旅 ㊲ サン=セバスチャン(ドノスティア)旧市街散策とちょっとショッピング・・・

  今日はかなり冷え込んだ関東地方南部。そろそろ冬支度をしないといけないな・・・
 と思ったら、まだ扇風機が出しっぱなしでしたので、急いで片づけました。😆(アホ)


  さてバスク地方のサン=セバスチャン(バスク語でドノスティア)観光の続きです。
 モンテ・イゲルド展望台とコンチャ海岸を見てきた後、旧市街に戻って小一時間程だけ
 ですが、ショッピングと観光です。
  バスが走る大通りや市民の憩いの場所であるギプスコア広場から北側は、狭い路地が
 網の目のように通る旧市街です。しかしその狭い道はほぼ碁盤の目状になっています。
 その理由は、19世紀初頭のナポレオン軍とこれを迎え撃つ英国軍がこの町を戦場とした
 ために旧市街は焦土と化してしまい、その後に復旧したからだということです。

  19世紀の雰囲気を残しつつも、お洒落な雰囲気が漂う町並となっています。午後6時
 を過ぎていますが、まだお店は営業中です。といいますか、これから勤め帰りの買い物
 客で賑わうのかもしれません。昔は午前の営業の後はシエスタ(お昼寝タイム)があり、
 再び午後4時くらいから午後8時まで営業していたらしいのですが、今はシエスタ休憩
 もなく、午前10時頃から午後8時くらいまで営業するお店が多いようです。まぁ、営業
 時間が長ければ売り上げも伸びますからね、通常は。


  オッサンは「地球の歩き方」にも載っていたお菓子屋さんを探しましたが、すぐに見
 つけられました。「オタエギ」というお店です。人気店らしく賑わっていました。

  スペインやイタリアでは、お菓子屋さんにも結構オッチャンたちが集まります。日本
 だと「いい歳をしてお菓子か?」と見られがちなので、お菓子好きなオッサンにはスペ
 インやイタリアのオッチャンがうらやましいです。
  ショウウインドウを見ているだけでも楽しいですね。クッキーや焼き菓子、フルーツ
 のゼリーやチョコレートなどがいっぱいです。

  オッサンの大好きなヘーゼルナッツがぎっしり詰まったチョコレーがありましたが、
 慌てていたので買いそびれました。しかしまぁ、どれもおいしそうだな・・・

  アーモンドの粉をふんだんに使った焼き菓子が美味しそうですが、サイズが大きすぎ
 るので断念しました。とても一人で食べきれませんからね・・・


  オッサンはこんなお菓子を見つけて購入しました。缶入りのオイルサーディンみたい
 でしたが、中身は魚をかたどったミルクチョコレートでした。😆 メチャ旨でした。

  あとはお土産用にマカロンや焼き菓子を少々買いました。今更ですがヘーゼルナッツ
 のチョコを買っておけばよかった。後悔あとを絶たず。(「先に立たず」やろ?by妻)


  この後は土産を買おうとバスク・リネンの店を探しましたが、こちらは見つからず。
 オッサンはどうしてもバスクらしいお土産が欲しかったのですが・・・あ、こんなお店
 がありました。帽子屋さんですね。

  実はオッサンはマドリードの老舗帽子店で「バスク帽」を買っていたのですが、前日
 のセゴビアのホテルを朝早く慌てて出発した時に置き忘れてしまっていました。しかも
 冷蔵庫に保管していたイベリコ🐷の生ハムとハーフワインも置き忘れてしまいました。
 (こんなでたらめなスケジュールを組んだせいやで。自業自得やな・・・by妻)
 日本ならば電話をして着払いで配送してもらうのですが、スペインの地方都市ではそう
 もいきません。泣く泣く諦めていたのですが、本場バスクのサン=セバスチャンで買い
 直すことができそうです。(そんで、また置き忘れんなよ。by妻)

  スペインに限らず、ヨーロッパでは一流の品は専門店で買うのが普通なんですね。
 帽子屋さんにはありとあらゆるタイプの帽子がたくさんあります。南スペインのアンダ
 ルシアのソンブレロ(柱に掛けられています)やシルクハットなどもありますが、ここ
 ではやはりバスク帽がイチオシですよ。右側のペッタンコな帽子ですが、さまざまな色
 のものがあって、結構お洒落ですね。

  オッサンは地味な紺色のバスク帽を購入しました。お値段は日本円換算で6,000円ほど
 でした。マドリードで買うのとあまり値段は変わらない感じでした。 

     

   こんなふうに ↓ 被るようです。(アホ)

     

  バスク帽を買い直すことができて良かったのですが、結局バスクリネンのお店は行け
 ませんでした。うーん、どこにあったんだろう・・・
 (オッサン、方向音痴やから目的地にたどり着けないことがよくあるよな・・・by妻)  


  時刻は午後7時前ですので、もう少し観光できます。旧市街の奥にあるサン=テルモ
 修道院に参ります。ここは現在ではバスク博物館になっているのです。ビルバオの方が
 本格的だと思われますが、ビルバオではグッゲンハイム美術館を外から見学するだけで
 精一杯だったのでバスク博物館は諦めていました。しかしここサン=セバスチャンにも
 バスク博物館はありますので、なんとか見ておきたいと思っておりました。

  広場に面したこちらに入口があると思っていたら、反対方向でした。どこから入るの
 か、もう少しわかりやすくしてほしいよな~ 


  ということで、入館時刻ギリギリ(午後7時)になんとか滑り込んだオッサン。次回
 はこの修道院内のバスク博物館をじっくり見学してまいります。続きます・・・