Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2024年GW:スペイン・フランスの旅 ㊴ サン=セバスチャンのバル巡りの続き・・・

  途中で止まっていた記事を再開します。
  スペイン北東部:バスク地方のサン=セバスチャン(バスク語でドノスティア)での
 バル巡りの続きです。1軒目の店(ガンバラ)でチャコリを1杯と小皿料理を3皿頂き、
 次のお店へと向かいます。

  こちらも人気店で、店の外にもテーブルが出ています。こちらは地元民比率が高い。
 「タベルナ」と看板に書いてあるので、ちょっとした食事もできるお店という感じです。
 「食べるな」ではありません。😆(アホ) お店の名は「ガンダリアス」。


  中に入ると大混雑でものすごい熱気。おしゃべりする声で騒がしいですが、楽しそう。
  満席でしたが、オッサンはカウンターのオッチャンが食べ終わりそうなことに気づき、
 すかさずカウンター席に滑り込みました。やはりショーケースの中にあるものを指さし
 てオーダーするのがバルの楽しみの一つですからね。

    

  ここは観光客向けではなく地元民向けなのか、ヴォリュームも多そうな感じ。地元の
 方々は食べ終わったお皿を重ねています。日本の回転ずしみたい。😆
 (全然ちゃうで。by妻)
 バゲットの上に具を載せて串に刺したピンチョスもいろいろな種類がありました。


  ワインのメニューは黒板に書かれています。バスク語、スペイン語、フランス語と
 英語が併記されています。バスク語はさっぱりわかりませんが、「ティント」とはスペ
 インの赤ワイン。「ブランコ」が白です。ここもグラスワインの種類が豊富なのですば
 らしいです。つぅか、スペインのバルではこれが普通なんでしょうね。 あ、生ハムが
 カウンターの真上に吊るされていてなんだか落ち着かないんですけど・・・😆

  オッサンはウニと、イワシのピンチョスを頂きました。ウニは殻の中にグラタン風の
 具が入っています。確かにウニの味で、スプーンですくって食べます。なかなかイケル。
 イワシも新鮮で美味しいです。 

  ワインはスペインの白。すっきりして飲みやすく、ウニやイワシにもよく合いました。

    

  店内の様子は、短いですが動画で少しお伝えできればと思います。

バスク地方 ドノスティア(サン=セバスチャン)のバル巡り② 2024年4月30日


  カウンターだと長居しづらいので、食べ終わったらすぐにお勘定です。スペインでは
 バルでもクレジットカード払いが普通のようです。
  このお店は雰囲気もよくて、ピンチョスも美味しく、なかなか良かったです。地元民
 がたくさん入っているお店は間違いがないですね。
  あ、隣には同じ経営のレストランがありました。ワインのディスプレイが凄い。   

    

  外のテーブル席も満席になっていました。スペイン人は夜9時過ぎてからが夕食の
 時間ですから、まだまだこれから混雑は続くでしょう。


2024年4月30日 サン=セバスチャンのバル2軒目


  陽が落ちて、少し暗くなってきましたが、もう一軒はしごします。😆

     


  お次はレストランに併設されたバルで、ここも有名なんです。

  その名も「ラ・ビニャ」、ずばりワインです。😆 
 うわぁ、ここも大混雑ですわ・・・やはり人気があるんですね。店の外の壁にこのお店
 の名物の看板がかかっています。
  地元の方々に混じって店内に入ります。なかなか席(カウンターのスペース)が空き
 ませんが、辛抱して待ちました。ようやくカウンターの端っこが空きましたのですぐに
 そのスペースに入り込みました。今度は赤ワイン(スペインの著名産地リオハのもの)
 を頼みました。食べかけの写真でスミマセンが、卵料理のタパスを頂きました。お肉の
 料理も頼みたかったのですが、お店の方が忙しすぎてなかなかオーダーできません。

  なぜ忙しいか、理由がわかりました。これです。

  このお店はバスク・チーズケーキの発祥の地らしく、ほとんどの方がこれを注文して
 います。次々に焼きあがり、お店の人が切り分けて運んでいきます。飛ぶように売れて
 いるためお店の人もてんてこ舞いなのでした。
  それで、オッサンもせっかくだからこのバスクチーズケーキを頼んでみましたよ。

  かなり大きめに切ってくれましたが、一皿約千円! ちょっと高いですね。しかし、
 味は折り紙付き。濃厚なチーズの風味としっとりしたスポンジ?が絶妙です。美味しい
 のですが、この量はやはりオッサンには少し多過ぎました。これでお腹がいっぱいになり
 バルのはしごはこれで終了となりました。うーん、もっといろいろな種類を試してみたか
 ったのですが、まぁ仕方がない。それでも3軒めぐってワイン3杯と料理7皿、支払いは 
 やはり7千円くらいしました。円安ユーロ高なので、これ以上は金銭的にも厳しいです。
 日本語ガイドツアーだと3軒で料理6皿で1万2千円くらいだったから、まぁ妥当かな。



2024年4月30日 サン=セバスチャンのバル巡り 三軒目


  混雑するバルの奥の方にはゆったり座って食事ができるレストランがあり、魚や貝が
 ディスプレイされていました。レストランが本業で、バルも併設しているという感じ。

  最後に記念撮影です。😆 なかなか楽しかったです。

  夜10時近くになりましたので、ホテルに戻ります。この町は治安が良く、夜の旧市街
 を歩いていても問題はなさそうです。ライトアップされた広場が美しかった。

  午後4時から午後10時までの限られた時間でしたが、サン=セバスチャンの魅力を
 堪能できました。サン=セバスチャンは美食の街として有名で、ミシュランの三つ星を
 獲得したレストランも数軒ある(人口10万ちょっとの小都市なのに!)そうですが、
 やはりバル巡りの方が楽しいですからね。
  本当はあと半日くらいあれば、もう少しゆっくり見て回ったのですが、残念ながら
 翌日の朝には出発です。いよいよ国境を越えてフランスに参ります。連載?も40回目に
 突入します。😆 (このペースではいつ終わるかわからんの~ by妻)