Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

ブルゴーニュ・グラン・デギュスタシオンに参加してきました・・・

  昨日は体調が万全ではなかったのですが、以前から申し込んでおりました●ノテカさん
 のイベントに広尾まで行ってまいりました。😆 


  その名もブルゴーニュ・グラン・デギュスタシオン、今となっては金持ちとコネあり
 の方しか味わえなくなりつつあるブルゴーニュの銘醸ワインを試飲でき、しかも生産者
 の方々もお見えになるという千載一遇のイベントなのです。オッサンは鼻息も荒く会場
 に乗り込みました。(そんなオッサン、えぇ迷惑やで・・・by妻)

     

  あ、このイベントですね。昨日の午後2時に会場がオープンしますので、オッサンも
 早めに乗り込みました。

  ここで受付を済ませ、一通り店内を見てどのブースにどの生産者のワインがあるのか
 を確かめていたところ・・・うわ、いきなりどこかで見たことのある方が!しかも目が
 バッチリあってしまいましたので、オッサンは思わず「ハロー」(ボンジューじゃない
 んかい!by妻)と言いながら、その方と握手をしてしまいました。😆 ラッキー!


  エ●テカさんの広尾本店の店舗を全て開放して、会場が設営されています。立ち席です
 が、比較的ゆったりしたスペースなので試飲には問題ありません。食事じゃないからね。

  本日参加される生産者(ドメーヌ)は8つ、それぞれ3本のワインを試飲させて頂ける
 ので、30ml×8×3=720ml、まぁボトル1本近くにはなるかな・・・


  午後2時半、いよいよイベント開催です。エノ●カさんに招かれた一流の生産者たちが
 勢揃いして、挨拶をしてくれます。

     

  左はシャサーニュ・モンラシェ村から来られたブラン・ガニャールの当主、マルク・
 アントナン・ブランさん。真ん中の方はオッサンも初めて聞く生産者ですがダルヴィオ
 ・ペランの当主のピエール・アントナン・ダルヴィオさん。そして右は名高いムルソー
 の王者ドメーヌ・デ・コント・ラフォンの若きプリンス、ピエール・ラフォンさんです。
 ようこそ日本へ、ビアンヴニュ ア ジャポン!


  そしてこちらも凄いぞ。モレ・サン=ドニ村からドメーヌ・デ・ランブレの醸造責任者
 ジャック・ドゥヴォージュさん。オッサンがさっきご挨拶したのはこの方です。

    

  そして右の女性は、ショレ・レ・ボーヌ村から来られたドメーヌ・トロ=ボーを代表
 する広報担当者のナタリー・トロさんです。うわ、すごい人たちに会えたぞぉ!😆

       

  あと3生産者の紹介は後程・・・さぁ試飲会のスタートです。😆


  まずはピュリニ・モンラシェ村のオリヴィエ・ルフレーヴさんの造るシャンパーニュ
 でカンパイです。この生産者はピュリニ村のトップ・ドメーヌのルフレーヴさんの親戚
 筋にあたる方で、実は最近ドメーヌ・ルフレーヴの相続の結果、かなりの良い1級畑を
 入手されたようです。今回、そのうちの2本をテイスティングできるので楽しみ!

  その隣の赤は、ブラン・ガニャールさんの造る赤、コート・ド・ブルイィ。手始めに
 こんな感じでスタートしました。


  お次はムルソーの生産者、ドメーヌ・マトロさんのムルソー1級シャルム。なかなか
 美味しいぞ。2022年の白は華やかさがあって親しみやすいけれど、ねっとりしたグラス
 の脚(グラスを伝う雫)を見るとかなり濃密なので、軽く15年は保ちそう・・・

     

  飲み比べたのはダルヴィオさんのムルソー1級ジュヌヴリエール。どちらかというと
 こちらの方が繊細なはずですが、何だこれは! 度肝を抜くような凝縮感と分厚さです。
 マトロのシャルムがエレガントに感じてしまうほど。ちょっとやり過ぎのきらいがあり
 ますが、文句なしにスゲェワインです。

     

  左がマトロのシャルム、右がダルヴィオのジュヌヴリエール。飲み比べは楽しい。

  

  もう一杯ムルソーを! こちらはオリヴィエ・ルフレーヴさんが新たにドメーヌ・ル
 フレーヴから譲り受けた1級畑、ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌ。本家ルフレーヴの
 ワインと同じですが、こちらの方が3割ほど安い。それでも約3万円します・・・

    

  ピュリニの1級畑、レ・ピュセル(処女)とフォラティエールが売り出されています。

 しかしこの価格では見送るのみです。(当然や。by妻)



  あ、この時アナウンスがあり、この企画の主催者でドメーヌ・デ・コント・ラフォン
 を世界的に有名にした有名人ドミニク・ラフォンさんが登場しました。スゲェ、初めて
 お目にかかりますが、物凄いオーラです。伯爵の気品と農家の無骨さを併せ持つ、稀代
 の醸造家ですね。なんまんだぶ。(アホ)

  試飲会場には、試飲に供されるワインが展示されています。すべて生産者のサインが
 入っていますので、プレミアム価格です。

  コント・ラフォンさんの村名ムルソー(最も安価)でも4万円近い価格です。無理だ
 よな、買うのは・・・1級ぺリエールに至っては八万二千え~ん!😳 
  ま、買えないからここで試飲するだけですけどね・・・(最後のとっておきに😆)

  コントラフォンさんはヴォルネの赤ワインも作っていますが、この1級畑のサントノは
 絶品でした。メッチャ美味しかった。でも3万8千円もするのか~ パス・・・ 

  お次はショレのドメーヌ・トロ=ボーさん。オッサンが大好きな生産者で品質が高く
 価格は安いという今時ないよね、みたいなブルゴーニュの神ドメーヌです。

  ボーヌ1級クロ・デュ・ロワ(王の畑)とアロース・コルトン1級レ・フルニエール   

 の飲み比べです。ボーヌが赤いイメージ、コルトンは黒いイメージ・・・

  そして特級畑コルトン・ブレッサンド、もうこの品質の高さには唸るしかない。野暮

 ったいコルトンとは大違いで、シルキーな舌触りで気品があり、香りも華やか。これは

 買いたいが・・・予算オーバー😖 (情な・・・by妻) 

     

  だって、事前販売でこの生産者の幻の特級畑の白、コルトン・シャルルマーニュさま

 を購入してしまっていましたので・・・税込4万円もしましたから、もう今月は終了。

      

  あ、ついでにクロ・デ・ランブレの最も安価な村名モレ・サン=ドニも買っちゃった。

 クロ・デ・ランブレさんの気合の入ったセレクションはスゲェ・・・値段も・・・😆

  あ、どさくさに紛れて?試飲には出していないワインも売り出しています。でも高い。

     

  
  白ワインも高いです。ブラン・ガニャールさんの誇る特級畑バタール・モンラシェは、
 なんと9万え~ん! 😱  さようなら・・・1級畑のシャサーニュのカイユレで2万
 円くらいでした。もうこれが玄界灘ちゃう限界だな・・・(しょうもな。by妻)

     


  ドメーヌ・デ・ランブレが昔から造るピュリニ1級クロ・デ・カイユレです。ひょっ
 としたらシュヴァリエ・モンラシェに近い味かもしれない・・・

   

  クロ・デ・ランブレのラインナップです。ピュリニ1級白とニュイ1級の赤、そして
 泣く子も黙る王者のグラン・クリュ、クロ・で・ランブレです。


  そして、ジャック・ドォヴォージュさんと記念撮影をしてもらいましたぁ!😆

  飲んでいるのは、もちろん泣く子も黙る特級畑クロ・デ・ランブレの2022年。深淵な、
 というと大げさかもしれませんが、途方もない深みがあります。はまると大変です。😆
 (既に底なし沼にはまっとるで、オッサンは・・・by妻)
 
  そして最後の生産者、同じくモレ村のリニエ・ミシュロさんです。当主のヴィルジル
 ・リニエさんご自慢の特級畑クロ・ド・ラ・ロシュと一緒に!

     

  そしてフィナーレはもちろんコレ。コント(伯爵)・ラフォンの代名詞、村名ながら
 1級並と言われるクロ・ド・ラ・バールの2018年、そしてムルソー1級の最高峰である
 レ・ぺリエールの2019年。もう、ダメ・・・(アホ)

  一体なんですか?コレ・・・白ワインの頂点といってもいい程の凝縮感と果実の分厚
 さがありながらも、ピュアで真水のような純粋さが一体どうやったら両立するのか?
 (オッサン、コーフンのあまり日本語が破綻しとるで・・・by妻)

  脱毛、ちゃう脱帽です。帽子を取ると頭部だけ脱毛・・・😆(どうでもえぇ。by妻)
  最後はラフォン伯爵家の跡取り、ピエール君と一緒に!😆

  エノテ●さん、貴重な体験をどうも有難うございました。高い参加料金に値しました。
 (最後の一言は余計や・・・by妻)