Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日は何もしない日、大相撲とサッカー⚽️の試合をTV観戦しただけでした・・・

  今日は祝日。少し晴れてきたので久しぶりに洗濯と布団干し。昨日の寒さでベランダ

 の花も少し元気がなくなっています。もういい加減に暖かくなってほしいところですが、

 どうやらこの週末からは春らしい気候になるようです。


  さて今日は何もしない日。買い物にも出かけませんでしたのでお金も使いません。一日

 のんびり過ごしました。午後2時からは大相撲春場所の十二日目をTVで観戦しました。

  幕下の取組では、首のケガで序ノ口まで落ちながらも復活した炎鵬の一番を見ました。

 医者からは力士生命どころか、社会生活にも支障が出るかもしれないと言われた大怪我を

 克服して、関取復帰目前の地位まで帰ってきました。今場所はここまで4勝1敗。来場所

 十両への復帰が可能となる位置まで番付を上げるために、残り2番はきっちり勝っておき

 たいところです。

  警戒して慎重に見てきた相手に対して、隙を見て懐に入り込んで、相手にまわしを

 取らせずに潜り込むようにして下手まわしをがっちり引きます。そして・・・

  強烈な下手投げ~ 見事に決まりました。往年の業の切れ味が戻ってきたかな~


  そして十両の見どころは、なんといってもこの男(下の写真右手)・・・

 まだ髷も結えない新鋭の草野です。ここまで新十両で初日から11連勝で単独トップ。

 それを追うのは3敗力士が4人。しかし、そのうち3人がことごとく不甲斐ない敗戦。

 そしてこの一番で残る3敗力士の一人、狼牙(ろうが)を下せば、歴史を塗り替える

 ことになるはず。。。

  激しい攻防の末、土俵際の投げの打ち合い。草野の下手投げが決まりましたぁ!

  逆方向から見るとこんな感じ・・・紙一重のように見えましたが、腰の入り方を見れ

 ば完全に草野の投げが決まっているのがわかります。

  なんとこれで12連勝。12日目にして十両優勝を決めてしまいましたよ。新十両で全勝

 優勝なんてしたらどうなっちゃうの? しかし、それが現実味を帯びている気がする。

  優勝インタビューも落ち着いています。これは大物です。全勝優勝したら、まさかの

 新入幕もありかもしれない・・・だって十両にはもう敵がいませんからね・・・


  十両の見どころは、もはやこれだけになってしまいましたが、幕内は大混戦状況です。

 幕内下位は元気な力士が多いです。まずは新入幕のウクライナ出身の安青錦(あおにし

 き)、既に昨日勝ち越しを決めていますが、今日は実力者の明生との対戦。

  いつものように低い体勢から頭をつけて、明生の上体を浮き上がらせていきます。

  そのまま土俵の外に押し出して、9勝目を挙げました。明日は幕内上位との対戦です。

 新入幕二桁勝利も夢ではありませんね。日本語もとても上手で、実にクレバーな力士の

 ようです。出身地はウクライナでも西部の方ですので、あの暴虐国家からは遠いのです

 が、やはりあの侵略戦争の後に日本に来ることを決めたそうです。ということは、日本

 に来る前から相撲をやっていて、日本語も勉強していたのかもしれない。いずれにして

 も流暢な日本語と真面目な姿勢で、好感度が高いです。

  同じくウクライナの先輩、獅司も負けていません。今場所は再入幕ですが、先場所に

 十両優勝したのは伊達ではないと思わせるほど、力強い相撲を取っています。

  

  なんと実力者の若元春に得意の左上手を許さず、完勝でした。かなり相手を研究して

 いるようですし、テクニックも身に着けてきました。これはますます期待できそうです。

  これで見事に勝ち越し。インタビューもありました。

  獅司は安青錦より来日が早いのですが、日本語はまだ慣れていない感じ。あの暴虐国家

 に占領されたザポリージャ州メリトポリの出身らしく、故郷が暴虐国家に飲み込まれてし

 まうかもしれないという中で、一所懸命頑張っています。安青錦とともに早く幕内上位に

 定着して大暴れしてほしいです。かつての東欧出身力士、把瑠都(ばると)や琴欧洲や、

 碧山などの大型力士に比べると体格にはそれほど恵まれていませんが、ハングリー精神と

 足腰の柔らかさは優れているように思います。祖国ウクライナの為にも頑張れ!


  そして幕内最年長、幕内優勝2回を誇るモンゴル出身の玉鷲。同郷の元大関・霧島との

 対戦。自分では、かつてほどの馬力がなくなったと言っているようですが、いやいやまだ

 強烈な突き押しパワーは健在ですよ。小結霧島を一方的に寄り切りましたからね~

  今でも実力的には三役級ですね。凄いです。


  さぁそして悲願の初優勝を目指す高安の登場。彼ももういい年ですが、馬力と瞬発力

 は衰えません。後半戦の取りこぼしが無ければ優勝してもおかしくないはず・・・  

  土俵を一周しながら逃げ回る王鵬を追い回し、一方的に土俵外へ突き飛ばしました。

 先場所ブレイクして関脇に昇進した王鵬は、残念ながら今場所は負け越し。出直しです。

  高安はこれで10勝2敗でトップ・タイを死守しました。

  そして注目の2敗同士の対決。大関大の里と平幕尊富士の優勝経験者同士の対戦です。 

  勢いよく突っ込んだ尊富士ですが、後退しながらも引き技が上手い大の里に土俵際で

 大逆転されてしまいました。うーむ、残念。

  押し込まれてもちゃんと残して絶妙にいなすところは相撲巧者だな・・・傍目で見て

 いるほどにはピンチではないのかもしれない。でもこれだけの立派な体格をしているの

 ですから、こんな曲芸のような相撲を取っている場合ではないと思いますがね。


  結びの一番は メンタルやられかかっているの?と心配になるカド番大関琴櫻の相撲。

 相手は実力者大栄翔。既に勝ち越していますが、関脇で二桁勝てば大関への足掛かりに

 なりますので勝っておきたいところです。一方の琴櫻はここまで6勝6敗。ここで勝て

 ないと後が苦しいです。果たして大栄翔のぶちかましに耐えることができるか・・・

  お、意外にも琴櫻が攻めています。大栄翔も反撃しますが、すんでのところで残して

 再逆襲です。

  いつも弱気の虫が出て、相手に合わせてしまうような相撲を取っていた琴櫻ですが、

 この日はがむしゃらに攻めていました。まわしに拘らない方が今はいいのかも。

  力強い相撲で終始主導権を握った琴櫻が、予想に反して(失礼)大栄翔を下しました。

 あと1番勝てば、大関の地位を守り抜けますね。つぅても8勝するのがやっとの大関では

 先が思いやられますが、まぁ今場所は勝ち越すだけで精いっぱいでしょう・・・

  幕内は2敗で大関大の里と高安がトップを並走、3敗で平幕の尊富士、玉鷲、安青錦

 の3人です。大の里と高安の優勝決定戦になるのかもしれないな・・・

  

  オッサン、日曜日はうっかり別の予定を入れてしまったので千秋楽のリアルTV観戦が

 できないのが残念ですが、録画してじっくり見ようっと。


  <番外編>

  そういえば今日はサッカー日本代表の試合がありました。(忘れていました😆)

  結論を言いますと、ホームでバーレーンに2-0と勝利し、2026年北米ワールドカップの

 出場権を獲得しました。これは予選のない開催国(米国、メキシコ、カナダの3ケ国)と

 前回優勝チーム(どこだっけ?フランス?)を除くと世界最速の速さなのだそうです。

 そうだったのか、これはスゴイですね。

  ここまで最終予選はぶっちぎりでしたので、いつものようなハラハラドキドキ感?は

 なくてスリルには欠けましたが、無事に予選突破して良かった。おめでとうございます。

  あ、監督の森保さんも「おめでとうございます」と言っていました。

 (なんだか久しぶりに優勝して、思わずファンの皆様に「優勝おめでとうございます」

 と言ってしまった元ヤクルト監督の若松さんみたいやな・・・by妻)


  この日のゴールシーンは凄かったですよね~

  1点目は途中出場の鎌田大地選手。スピードとタイミング取りの絶妙さが生んだゴール

 ですね。普通のレベルでは簡単にはできないプレイをサラリとやってしまいます・・・

  トラップした後、相手ディフェンダーを置き去りにして至近距離からシュートです!

 キーパーが振れることもできないループシュートはゴールに吸い込まれていきました。

  そして驚愕の2点目は、オッサンが昨年訪れたスペイン・バスク地方のサン=セバス

 チャンのチーム;レアル・ソシエダで活躍する久保建英(たけふさ)選手。自ら仕掛け

 たショート・コーナー・キックから、ワンツーで戻してもらったボールに黄金の左足を

 振り抜くと、ゴールキーパーの逆を突く素晴らしいビューティフルゴールが生まれまし

 た。ワンダホー!(アホ)

  やや角度のない場所から、センタリングと思わせてゴールを狙っていました。

  これはスーパーゴールですね。さすがは天才に呼び声が高い久保君です。まだ23歳。

 このあと10年は日本代表を引っ張ってくれるのではないかな・・・頼むよ~

  受け答えも実に冷静。奢ったり浮かれたりするようなことは全くないみたい。この若

 さなのに素晴らしいね。すぐにイライラしたり落ち着かないオッサンとは大違いです。

 まぁオータニさんといい、久保君といい、世界の超一流になるような人たちはメンタル

 が一般人と違うのは当然かもしれないけれどね・・・

 (オッサンは気を付けないと「世界の底辺」になってまうからな・・・by妻)


 おっと、もうこんな時間(午後11時半)です。明日はまたメンドクサイ一日だ・・・