Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

いきなり鳥取県➀ 鳥取といえばまずは砂丘

   昨日、ニュースを見ていたら全国的にGo to トラベルは一時停止とのこと。制度が 
  発表されてから日本全国で賛否両論、喧々諤々?だったこの施策、ついに年末年始は
  不要不急の旅行はやめてねモードになってしまいました。帰省ですらも控える方々が
  多くなりそうで、なんとも異様で静かな年末年始になりそうですね。
  (東京・首都圏には人がたくさん居残るのかも?)
   
   そんななか、実は先週末は金曜日に休暇を取得して2泊3日で鳥取県ほかに行って
  いました。「Go to トラベル」対象でお得なので、通常の私の予算では泊まることが
  できないようなやや高級なところに宿泊する個人旅行でした。
   コロナ感染者もじわじわと増え続けているなかで、どうしようかと直前まで迷いま
  したが、どうしてもキャンセルしたくない予定もあったので、感染対策をしっかりと
  準備をして出かけることにしました。今どき、5枚で千円以上するUVカットマスクを
  購入し、自分が無症状感染者だったとしても伝染さない前提です。
   訪ねる場所は鳥取県。まだ実質的に行ったことのない残り少ない県です。
  行きは飛行機で時間を節約、帰りは途中下車しながら列車の旅という7月の白神山地
  の時のパターンです。(どうせまた電車小僧やろ・・・by妻)


      しかし、英国旅行記も鎌倉の記事もまだ終わっていないのに・・・呆れますね。
  あちこちフラフラ出歩いてケシカランオッサンですが、ご容赦のほどを。 


   12月11日の金曜日、午前9:15羽田発の全日空便で鳥取空港までひとっ飛びです。 
  羽田空港は閑散としていて、チェックインや手荷物検査にも並ばずにすんなり済ます
  ことができました。やっぱり旅行を控えている人が多いのか、とややナーバスな気分。

  出発ゲートはバスで行くサテライトラウンジ。(第二ターミナル)

  しかし飛行機に乗ってみると、機内はほぼ満席。どゆこと?鳥取行きは便数が少ない
 からお客さんが集中するのかな?
  どうでもいいですが、全日空の機内安全ビデオガイドは歌舞伎バージョンでした。
 来日客のウケを狙っているのでしょうか?今は外国人なんてほぼいないのに。

 
  飛行時間約1時間、午前10:30頃に鳥取(砂丘コナン)空港に着陸しました。 
  最近空港名をご当地自慢ネーミングにする例が増えているけど、なんだかなぁ・・・
  (高知龍馬空港とか、釧路たんちょう空港とか、宮崎ブーゲンビリア空港とか)


  飛行機の到着に合わせて発車する空港バスに乗り、ひとまず鳥取駅へ約20分。写真の
 ように寒々として閑散とした殺風景な駅でした。ここで大きな荷物を預けて路線バスに
 乗り、何はさておき鳥取砂丘まで向かいます。

  砂丘行きのバスには観光客がちらほら。ほぼ全員が砂丘入口まで乗っていきました。
  鳥取駅から約20分と意外に近いですね。日本最大の鳥取砂丘のすぐそばまでバスで
 行くことができました。(注:砂丘入口まで行くバスは便数が少ない)
  砂丘はもう目の前です。木組みの階段を上って小高い丘の上に出ると、いきなり雄大
 な眺めが眼前に広がります。砂丘としてはかなりのスケールの大きさですね。

  やっぱり連れて来たんか・・・当然です(手の施しようがないアホ・・・)


  まずは「馬の背」と呼ばれる尾根のようなところに向かいます。結構急な角度です。
 砂の上なので足が砂にめり込んでしまい、非常に歩きにくい。思いのほか疲れます。
 朝早く来れば、足跡のない美しい風景が見られるようですが、もうこの時間だと足跡
 だらけ・・・幻想的な風紋のある光景を見たいという方は早朝に訪れるしかないです。

 
  「馬の背」のふもとに「オアシス」があります。今の時期は雨が少なくて、今にも
  枯れそうな感じでした。背景に日本海が見えて、スケールの大きさを感じますね。

  「馬の背」の上から日本海の方を見るとこんな感じです。
  なんとここでパラグライダーをやっている方々がいました。気持ちいいでしょうね。
  ビデオからキャプチャしたのでちょっと色合いが変な感じになってしまった。

  結構広いので、くまなく歩こうと思うと一時間くらい見ておかないと厳しいかも。
 こちらは「馬の背」から入口方向を見た写真。オアシスと湿地帯のような場所が眼下
 に見えます。この急勾配を降りていくのは注意が必要です。


  歩きにくい砂地をザクザク踏みしめながら歩き、入口付近に戻ってきましたら・・・
 なんとラクダに乗せてくれるアトラクションがありました。しかし、ここでは参加者
 にしか写真を撮らせてくれません。知らずに一枚撮影したら、おじさんに注意されて

 しまいました。ケチ矢野う・・しかしラクダはどこで飼っているのでしょう?

  なんだか思った以上に疲労がたまります。この日は少し暖かかったので、汗だくに
 なってしまいました。ある程度時間と体力に余裕?をもっておく必要がありそうです。
  そうこうしているうちにもう午後1時近くになりました。
  この鳥取砂丘の近くには食事を取るところが何軒かありますが、イチオシは海鮮丼を
 安く提供している「鯛喜(たいき)」さんという小さなお店です。
 実は最初、到着後すぐに行ってみたのですが、「本日は予約のお客様で完売となりまし
 た」と表示があり、いったん諦めていました。
  しかし砂丘を観光後にダメ元で行ってみると、「予約のお客様優先」と張り紙が少し
 変わっていました。恐る恐るまだ大丈夫かと訊いてみたら、「一人ならOK」とのこと。
 おぉラッキー! 早速、「豪華海鮮丼(2,400円?)」をオーダーします。
  しばらくして出てきたのはこんな感じでした。
 

  手前から時計回りに、いくら、アジ、炙りサワラ、カレイ、メバチマグロ(赤身、
 中トロ、大トロ)、タコ、天然ブリ、白イカ、生エビ、スズキ、しめさば、ヒラメ、
 上に乗るのは紅ズワイガニのむき身です。当然ですが新鮮でぷりぷり、ネタが分厚く
 食べ応えがあり、この値段なら大満足です。
  私のすぐ後に若いカップルが来ましたが、「申し訳ありません、今日は完売です」
 とのこと。私が最後の客となりました。うわ、きわどいところでした。


  さてこの後は、砂丘エリアのもう一つの観光スポットに参ります。ひそかに楽しみ
 にしていました。次回の記事で!