2015年GW フランス・ドイツの旅 ㉗ コルマール観光:旧市街をふらつくオッサン
今日は墓参りでした。
緊急事態宣言やら、どくとるマンボウ航海記やら、何が何だかわかりませんが、延長
になってはいますが、百貨店や観光施設は営業OKとか、どうなっとるんじゃいですね。
1ヶ月ほど控えていた墓参りも、もう再開しちゃいますよ。妻に怒られちゃうからね。
(怒られるようなことを日頃からしている方が悪いわ。私は優しいんやで。by妻)
東名高速バスでピンポイントで行って参りました。なぜか気持ちが晴れ晴れとします。
さて、ヨーロッパの記事を続けます。もう6月になっちゃうのに、まだ半分も消化を
していませんね。いつ終わるんだろう・・・(作者が知らなくてどうするんや?by妻)
さて、この日3日目の午後はアルザスのコルマール旧市街を散策します。小雨がちの
天気ですが、コルマール滞在はこの反日ちゃう半日しかないので、先を急ぎます。
最初に訪れたのはコルマールの経済の中心だった「旧税関」の建物です。
最近になって改築され、コルマールの一昔前の時代の調度品などを展示する美術館や
手作りの民芸品や地元のアンティークなどを売っているお店になっていましたが、昔は
ここに税関があり、商人たちには緊張する場所だったようです。
屋根はこの地方独特の模様のレンガ造りで、二階のベランダの手すりにはアルザスの
名物?が飾られていました。今はちょっと楽しいところですね。
町中の民家も木組みの独特の造りですが、ここコルマールの特徴は少し張り出したよ
うな感じの出窓です。面白い造りをしていますね。こんな感じの家が、コルマールには
たくさんありました。
こんなふうに ↓ お店の標識のような飾りが出ているところもありました。こういうの
もちょっとドイツっぽい感じがします。
旧市街の情緒あふれる雰囲気を楽しみつつ、次の観光名所に向かいます。
通りにも出店が出ていて活気がありました。観光客がやはり多いようです。
さぁ次の目的地はサン・マルタン教会です。ちょっとオレンジ色?を帯びた石で構築
されたゴシック様式の堂々たる教会です。迫力満点!人口6万人の街には不釣り合いな
ほど立派な教会ですね。
反対側から見るとこんな感じ。この教会はデカいので、街のあちこちから見ることが
できます。ランドマーク的な存在なのでしょうね。
内部はこんな ↓ 感じです。やっぱりデカいです。
最後の晩餐の彫刻?があります。ステンドグラスも美しいです。
正面のバラ窓のステンドグラスは圧倒的です。素晴らしい。しばし見上げていたら首
が痛くなりました・・・(アホ)
このサン・マルタン(聖マーティン)教会に面した広場には一風変わった建物があり、
観光客の注目の場所となっているようです。この、「プフィスタの家」と呼ばれる建物
です。ちょっと白々しい感じもしますが、階上の出窓・ベランダが道に張り出していて
周囲を睥睨できるような造りになっています。一種の舞台芸術装置のようです。
私はよく知らないのですが、スタジオ・ジブリ?制作の映画、「ハウルの動く城」で
このプフィスタの家が出てくるそうです。どうやらこのコルマールの街の映像をアニメ
と合体させているみたいですね。
このちょっと変てこりんで印象的な建物は、1537年に帽子製造業者ルイ・シェレに
よって建てられた歴史ある建築物で、独特の尖塔と出窓を持つ構造や美しいフレスコ画、
1階のアーチ形の回廊が魅力的です。16世紀のドイツ皇帝や聖書の場面なども描かれて
おり、バルコニーは当時イタリアで流行していたスタイルを取り入れたとされています。
そうだったんや。かなり当時でも気合を入れて建てられたものだったようですね。
本当に情緒があっていいですね、この町は。雨に濡れた木組みの家々もしっとりして
いますし、石畳の歩行者天国もゆったりしていて散策が楽しい街でした。
お店を覗くのも結構楽しくて、フラフラとあちこち見て廻りました。
アルザスの象徴、コウノトリの縫いぐるみがたくさんありました。買おうかなと思い
ましたが、自力で立てない(吊るす)タイプだったので断念しました。
さぁなんだか楽しくなってきました。まだまだコルマールの街の散策を続けます。
続きは次回までお待ち下さい・・・
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