Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

熱海に行ってきました。➂アカオ・ハーブ&ローズガーデン その3

  アカオ・ハーブ&ローズガーデンの記事、三回目です。 
  バラの谷から下りてきたところは、プロポーズガーデン、ウェディングガーデンと
 名付けられたカップルの記念撮影にうってつけの植栽だったようですが、また鈍感な
 オッサンは全く気が付きませんでした。そうか、あのアーチにはなんか鐘みたいな物
 が付いていたような気がするな・・・


  バラの鑑賞をもう少し続けます。このピンク色の密集した花はジェームズ・ギャル
 ウェイという名前です。押し合いへし合いタイプって意外に多いようですね。

   

 
  ジェームズ君と、ピンク色のアジサイのコラボです。ちょっとアングルがイマイチ。


  こんなふうに立体的に構成されているけど、ちょっと葉っぱが繁りすぎて鬱陶しい
 感じがしてしまいます。この季節は成長が早いので、なかなか美しい状態を保つのは
 手入れが難しいようです。 

   


  お、ちょっと派手なドギツイ赤いバラがありました。フリルのような花弁も楽しい
 ですね。名前は「サハラ」です。そうか、砂漠の薔薇か・・・ 

 
  また脱線します。ビリー・バンバンの名曲を思い出しました。
 映像が佐賀県の吉野ケ里(よしのがり)遺跡というのがなんだかなぁですが、しみじみ
 として歌詞がなんだか切ない感じの曲です。妻を亡くしてしばらく経ったとき、会社の
 同僚とカラオケに行ってこの曲を歌いましたら、聴いていた部下(男)がもらい泣き?
 をしたので、ちょっとびっくりしました。(そら、聴くに堪えない歌やったからやろ?
 「もうやめてくれ」っちゅう哀願の涙や。by妻)
  
  
砂漠の薔薇


  さて、気を取り直して次、行きますよ。
 ブライダルガーデンから少し下がったエリアは、「フランスの香りのバラ」コーナーと
 名付けられています。
  まず最初に目についたのが、少し赤みがかったピンク色の気品があるバラです。名札
 には「ローズ・シナクティフ」と書いてありました。香りが良くて、整った形のバラで
 す。雨に強くて園芸向きだそうです。売っていたら欲しいな(売っていませんでした)。

    


  続いて、剣弁高芯咲の尖った紫色のバラ「マミー・ブルー」です。これは人気が出そ
 うなタイプですね。蕾がひょろりんと長く伸びますので、花が独立して綺麗に咲くよう
 です。「押し合いへし合い」することがないので優雅に見えますね。

     

 
  このように一つの枝から5~6個の蕾が出ますが、ひょろっと長い茎が伸びるので
 花がぶつかり合わないように美しく咲いてくれます。ちょっと花弁は小さめですけど、
 京成バラ園の「ヴェルサイユのバラ」コーナーにあったバラみたいな感じですね。
 思い出すのは、これに近い色で大型の花が咲く「フェルゼン伯爵」様です。気になる方 
 は過去の記事をご参照ください。(そんな、モノ好きな人はおらんと思うで。by妻)


  もう一つ行きます。丸みを帯びたカップ咲きのピンクのバラ、「ブリーズ」です。
   蕾も丸みを帯びていて、淡いピンク色が女性的ですね。

          

 
  フランスの香りのバラ・シリーズが続きます。「ズヴニール・ド・ルイ・アマード」
 です。これもなかなか良い香りがします。さすがフランスのバラですね。


  次の派手なダークレッドのフリンジ咲きのバラは、名札が見つからなくて名前が不明
 です。個性的で存在感がありますね。

     


  まだまだありますよ。お次は「アンナ・オリヴィエ」嬢?です。少しオレンジ色が
 差している感じのピンク色です。咲きかけの花がとてもキュートです。


  そしてバラ・コーナーの大トリはこの花です。
 「ズヴニール・ド・マルセル・プルースト」です。なんだか偉人の名前みたいですね。
遠くからでも目立つ鮮やかなイエローです。カップ咲きでヴォリュームがあります。

    


 やはり一つ一つじっくり見ていくと、それぞれ特徴があって楽しいですね。 
 美しいバラを鑑賞していると、ついつい時間がたつのを忘れてしまいます。せっかちな
オッサンですが、既にここまでで一時間経過。
 このあとは、もう一つの見どころのハーブ・コーナーに参ります。でも、ゴージャスな
バラの花をたっぷり鑑賞した後で見ると、ちょっと迫力に欠けるんだよなぁ・・・
(イヤ、そういう見方をしたらあかんで。ハーブはハーブでおしゃれなんや。by妻)