Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

さようなら、アルマン・ルソー様

   今日はたまプラーザ東急に午前中のうちに買い物に行き、お昼からはずっと自宅で
  のんびりしました。風は強いですが天気もまずまずで、家事もそこそこ済ませました。
  台所のシンクと排水溝の掃除をしたので、台所が綺麗になって気分がすっきりします。
  これなら今夜は家ごはんでも大丈夫です。


   このところ平日は忙しくて、ほとんど外食でしたが、例のコロナ規制によって午後
  7時までにお店に入らないとまともな食事にありつけない日々でした。その時刻に間
  に合わず、スーパーのお弁当になる日もありました。     
   昨日の晩は、仕事で訪問した埼玉・大宮駅前のそごう百貨店のレストランで蕎麦と
  天ぷら、本まぐろのお寿司のセット。なかなかイケました。  

   緊急事態とマンボウ措置もあと一週間です。早く元通りに戻ってほしいですね。
  オリンピックもやるんなら、日常生活も元に戻してよ!って言いたくなります。でも
  カラオケと夜の接待等の密室サービス業は申し訳ないけどまだダメですけどね。


   さて、なぜ今日は朝からたまプラーザ東急百貨店に行ったかといいますと。。。
  どうせワインやろう・・・(by妻) はい、その通りです。コロナ対策のために延期
  になっていた東急のワインフェアが再開され、毎年私がなけなしのお金をはたいて?
  購入していたブルゴーニュの名門ドメーヌ、シャンベルタンの至宝アルマン・ルソー
  様の新ヴィンテージの販売初日だったのです。やっぱりな・・・(by妻)


   しかし!
   なんだ、この値段は?!


  一番安価な村名(A.C.ジュヴレ・シャンベルタン)で税込み2万4千円です。えぇ~。
 2018年は確かに良いヴィンテージらしいですが、昨年(2017年)より50%値上げです。
 数年前までは7~8千円で買えたのに・・・嘘みたいな値段・・・
 (でもネットで価格を調べると、2017年の村名ワインが既に5万5千円でした。)

 どうやらコロナの影響で、C国や欧米の金持ちがこのドメーヌの高級ワイン(つまり、
 シャンベルタン)を買い漁っているらしく、このドメーヌが今、世界で一番値上がりを
 しているらしいです。だとするとたぶんこれが日本人貧乏サラリーマンがなんとか購入
 できる最後のチャンスではないかと考えて、迷いましたが目をつぶって購入しました。
 思わず心臓が高鳴りました。(根性無しやのう。ドーンといかんかい、ドーンと。by妻)

          

    6月のボーナスを当てにした先買いです。でも、もうたぶんこれが最後です。思えば、
 1996年から毎年買い続けてきた私の最も好きなタイプのワインなのですが、年を追うご
 とに値段が上がり、販売本数も減り、今ではこの最も安い村名ワイン以外は抽選販売と
 なっています。それでも最も安価なグラン・クリュで7万円、最上級のシャンベルタン
 はなんと25万円です。はぁ~
  毎年ボーナスの時期に合わせて販売されるので、私のようなとち狂ったワインオタク
 が群がって、飛ぶように売れていたのですが、もはや一般人では誰も買う人はいません。  
 さようなら、アルマン・ルソー様。あぁ、こんなこと書いても何にもならないんだけど、
 書かずにはおれない心境です。


  でも、この25年間買い続けた唯一のドメーヌなので、30本程はセラーに残っています。
   死ぬまでの間に(いつ死ぬかはわからないけど)、少しずつ飲んでいこう・・・ちなみに
   ここのワインは色が薄く、透き通ったような明るい色なのですが、香りが高く、口に含む
 と薄い色からは想像できない程のぎゅうっと凝縮した深みのある味わいがします。渋みは
 強くなく、酸味と果実味と甘み!が渾然一体となって口の中に広がるので、しばし恍惚と
 なります。飲みこむと、喉から食道を通って胃に至るまで、染み渡るように吸収されてい
 く感じがします。こんなワインはそうそうありません。ひょっとしたらロマネ・コンティ
 やドメーヌ・ルロワはもっとスゴイのかもしれませんが、私にはこれが神の酒です。もう
 買えなくなるのかと思うと、残念です。
  
  はい、訳の分からない記事で申し訳ございません。ここからは普通に参ります。


  お昼はデパ地下の特設コーナーで、うな重のお弁当(ミニサイズ)を購入。ウナギは
 鹿児島か宮崎ものを使っているそうで、小ぶりですが美味しそうです。税込み1,650円。
 お正月以来のウナギでした。安くはないけど、本格的な味で十分満足です。
  どうでもいいけど山椒をドバッとかけ過ぎちゃうか?(by妻)・・・失敗したんや。



  午後は布団干しと部屋の掃除、ベランダの花の手入れ・・・をしながらプロ野球中継
 をTV観戦。我らが阪神タイガースはこのところ好調を維持していて、今日も快勝です。
 楽天の好投手マー君こと田中投手を攻略して五連勝です。これで交流戦の勝ち越し決定。
 最初の関門を無事クリアしたようです。良かった・・・ 


  そして晩御飯は特売のカツオとブリの切り身を買って自宅で。(特売に弱いオッサン)
 久しぶりに御飯を炊いて、家ごはんですがちょっと量が大杉勝男でした。
  カツオはタタキと刺身のセット(これで400円)。ブリの切り身は宮崎のいっちゃが
 ぶり(「いっちゃが」、って「いいでしょ?」の意味です)。十分脂が乗っているので、
 オリーヴオイルを薄く敷いて、塩を振りかけただけでフライパンで蒸し焼き。ふっくら
 と焼きあがってうまく出来た!付け合わせは甘く焼けたタマネギスライスと、シイタケ
 とアスパラガス。ついでに冷や奴も。ワインは、スイス国境に近いフランス・サヴォワ
 地方の爽やかな白ワインです。

    

  この白ワイン、A.O.C.の記載がないのでテーブルワインですが、輸入業者が日本でも
 名高い優良会社ヌーヴェル・セレクションさんなので、たぶん優れた造り手でしょう。
  色は透明に近い白で、冷やしすぎるとスッパイですが、温度を少し上げるとふくよか
 さとまろやかさが出てきました。魚系の食事にはバッチリ合います。これで、2,000円台
 なので十分OKです。(偉そうに言っとるな。by妻)

     

   さぁ、明日も一日ゴロゴロかな・・・