Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

馬鹿馬鹿しいとは思いつつ。

 本日は死別ブログモードで参りますので、苦手な方はスルーをお願いいたします。


 コロナの影響がついにNHKの朝ドラ、大河ドラマにも及んできました。収録が追い付かず、この日曜日・月曜日から特別番組となっておりました。


 ふーん、独眼竜ってこんな話だったんや。で、最後のシーン・・・死を迎える政宗公が

妻に語りかけるセリフ(まさかの桜田淳子ちゃん💛)・・・そんなことを本当に言ったのかどうかなんて関係ねぇです。相手が淳子ちゃんなら(ちゃうやろ)!

 無理やり感動を演出している感がないでもないですが、今の私はあっさり涙腺崩壊。

こんなことを妻に言って死ねたらカッコえぇやんなぁ。羨ましい(ちょっと違うか?)。
 そしてその後の、自分を殺しかけた母との和解?のシーン。せめて幸せな気持ちで旅立ってほしいという視聴者の思い(プレッシャー)がそうさせたのか?とふと思いましたがひねくれすぎでしょうか? 
 ま、母親は、妻と違って自分で選べるわけではないですから、自分ではどうしようもないですな。しかもその創作物がほかならぬ自分なわけで・・・
 おっと、天に向かって唾を吐いてはいかんな・・・お子様を持つお母さまがた。ご気分を害されたらスミマセン。


 そしてエールです。なんじゃこりゃ、このストーリーは・・・
荒唐無稽で馬鹿馬鹿しいと思いつつも、いつのまにかほっこりとした気分になりました。
 亡くした妻を黄泉の国まで迎えに行ったオルフェオの話とは逆に、死者のほうから残された者たちに会いに来てくれるなんて・・・その権利があの世の宝くじの一等の景品というので全力で脱力(変な日本語)しましたが(脚本家さん、もうひとひねりほしいね)、理屈なんざどうでもいい。
 実現してほしいと願いつつも、そのような荒唐無稽なことは決してないことは十分に分かっています。でも、もしそんなことがたとえ10分でもあったとしたら・・・
 今、たどたどしくベランダ園芸をやっていたり、妻の行きたかった(であろう)場所に自分だけで(訂正:パンダ君同行せり!)行ったり、妻が弾いていた曲を四苦八苦しながら練習していたりする滑稽な自分を、妻が見ていたらどう思うかな・・・
そうじゃないわよぅ、と言われるような気がします。そうよね、もっと前に、私のために
できることがあったやろうと・・・ゴメン。
 ・・・と思っているうちに番組が終わっていました。15分番組だと展開が早いな。
見たくない現実に向き合う日々が、まだまだ続きます。
 
 今日はつまらん回想録みたいな話で興醒めだったと思いますがご容赦下さいませ。

明日は今日よりよい日だ!!!