Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2015年GW フランス・ドイツの旅 ㊳ハイデルベルク旧市街散策

  今日はおかしな天気の一日でした。穏やかな朝の後、昼前の突然の雷雨と、午後の
 カンカン照り・・・傘をどうすべきか、振り回された一日でした。
  このところ不愉快なことが続き、温厚な私(ぷっ。by妻)でも腹に据えかねるような
 理不尽な思いをしておりまして、どうやって心の平静を保とうかと・・・
 はい、答えは一つ・・・(どうせワインやろう.。by妻: まぁそうなりますね。by私)


  帰宅前に毎日立ち寄る東急ストアでワインコーナーのリニューアルがあり、在庫一掃
 のため(おそらく取引停止となるワインの)安売りをしていました。新しく取引される
 銘柄を見ると、さらにコスパが良くなっています。ということは、ちょっと高級だけど
 少しお高いワインがあまり売れなくなっているということと理解しました。(2000円台
 後半から3000円台が厳しいようですね。これからは2000円以下のコスパ抜群ワインと、
 ハレの日用のワイン4,000円~5,000円の二極分化の感じです。そういう戦略かぁ。)
 とりあえず1200円のフランス白ワイン(辛口のボルドー)を購入。


  ついでに帰宅してネットショップを見ていたら、ブルゴーニュの高級ワインの安売り
 情報を見つけてしまいました。つい先日、ブルゴーニュの畑めぐりで記事にした特級畑
 「ボンヌ・マール」が約3万円で売られていました。一般の方からしたら、正気の沙汰
 ではない価格ですが、現状の平均的な価格水準は5万円台ですので、思わず飛びつきま
 した。恐らく訳あり品だと思いますが、そんなの関係ねぇ。少しぐらい熱で品質劣化を
 しても凡人がわかるレベルではなく、早いうちに飲めば全く問題ないと学習をしており
 ますので。
  ついでに申しますと、ハンドルネームのBonneは、このワインから借用しております。
 このワインの大雑把で細かいことにはこだわらないようなおおらかなノリと、そういい
 ながらも並ではない高い品質をリスペクトしておりますので、自分もそうありたい、と
 思っております。(無理やな。by妻)

  ブルゴーニュのモレ・サン=ドニ村のオーベルジュに宿泊し、その辺をウロウロして
 いたらこのドメーヌ「ロベール・グロフィエ」さんの邸宅を見つけました。あのお屋敷
 で作られているのかと思うと感慨深いものがあります。
  おっといつになく鼻息が荒井由美さんになっていました。中央フリーウェイ♪(アホ)


  さてアホ話は終了して、本題に入ります。ドイツ・ハイデルベルクの旧市街でしたね。
 橋を渡って旧市街に入ると、旧市街の中心マルクト広場に出ます。正面は市庁舎、背後
 には間近にハイデルベルクの古城が見えます。  


  そしてこの広場の反対側にあるのが、この街の主教会である「精霊教会」です。
 この写真は後陣ですが、かなり大きく堂々とした佇まいです。教会の軒先にびっしりと
 出店の屋台があるのが面白いです。世俗のことにも寛容な土地柄とお見受けしました。

  
  このマルクト広場から旧市街のメインストリートであるハウプトシュトラーセ(直訳を
 すると中央大通り。宮崎のニシタチにもあったな・・・)をブラブラします。


  お、30年前にも見た記憶のある建物です。なんとこれは、この街で最も由緒あるホテ
 ル、ツム・リッター・ザンクト・ゲオルクです。

     

 
  立地条件も抜群ですが、歴史的建造物であり、高水準のサービスとあいまって、この
 街の不動の最高級ホテルにランクされています。私の知人にこの写真を見せたら。「あ
 ここに泊ったことがある!」と言っていました。やはり有名なのですね。


  さてもう12時を回りましたので、そろそろ昼食にしたいと思います。旧市街には飲食
 するお店には事欠かないのですが、今回の旅行で最後の現地での食事となるので、妥協
 はしたくありません。ドイツならではのお店を探しました。
  すると、見つかりました。ちょっと難しい名前の店「ツム・ギュルデネン・シャーフ」
 という店です。店先の看板もドイツらしい感じです。

        


  お店に入ると、古き良き時代の雰囲気が充満しています。ピンボケでスミマセン。


  お昼時でしたが客の入りは普通。この ↑ ちょっとポッチャリ兄ちゃんが案内してくれ
 ました。サーヴィスはかなり良かったと記憶しております。


  この日の昼食のメインディッシュは、シュヴァイン・ブラーテン(豚肉のソテー)と
 ヌードル。爽やかな酸味のソースに豚肉がよく馴染んでいて美味しかったです。ワイン
 はドイツの赤のハーフをオーダーしました。地元プファルツのシュペートブルグンダー、  
 つまりピノノワール、ブルゴーニュと同じ品種です。(もうその辺でやめときや.by妻)  


  私は30年前にヨーロッパに行くまで、肉を食べたことがありませんでした。しかし、
 ドイツに何日も滞在しますと、肉料理しかメニューにない店があります。仕方なく渋々
 口に入れた30年前の豚肉のソテーが、目から鱗の美味しさだったのをお思い出します。
 妻にもこんな料理を食べさせてあげたかった・・・(今さら遅いで。by妻)


  見た目よりもかなりの量でしたが、私は腹八分目。ヌードルは断念しました。(笑)
 あれ?ハイデルベルク編ってまだ続くの? スミマセン、もうしばらく続きます。