Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日は暑くて疲れました・・・

  今日の関東地方は晴れて暑い日でした。週末の台風が逸れてくれたのはいいのですが、
 暑いのも困りますね。今日は帰宅が午後9時過ぎになり、少々疲れました。
  昨日買っておいてよかったのは、サッポロクラシックの6缶入り。帰宅するやいなや、
 冷蔵庫に駆け寄りぷしゅ!(オイ!by妻)

     

 暑くなるとやっぱりワインよりビールの方がいいですよね・・・爽快です。あぁ、
また北海道に行きたくなります。(去年の10月に行ったばかりちゃうけ?by妻) 
 人心地ついてから、片づけをしてブログに取り掛かります。


 そういえば昨日はまだ暑くなかったので、久しぶりにニコタマ東急のエノテカさんに 
出掛けました。ワインは買わず、有料試飲が目的です。(せこいヤッチャのう。by妻)
 東京都の緊急事態宣言が解除されて、ようやくエノテカさんでも有料試飲が再開され
ました。ボトルを買うには高杉晋作(アホ)なワインを、グラスで手軽に楽しめるのは
有難いです。この日は、ドイツのリースリングの辛口(普通は甘口仕立ですが、最近は
食事に合わせられるよう辛口タイプが増えてきています)を一杯(100mlで700円程)。 
 縦長のスリムなボトルなので、冷蔵庫に仕舞う時に苦労します。(どうでもええがな)
まだ若いので薄めの色ですが、キリっとしていながら若干のふくよかさも感じさせます。
なるほど、これなら食事と一緒に楽しめますね。アルコール度もそう高くないようです。 

       

  お目当ては、やはりブルゴーニュの赤ワイン。シャンボル・ミュジニ村のドメーヌ・
 ジャック=フレデリック・ミュニエさんのニュイ・サン=ジョルジュ村の1級ワインで
 このドメーヌ(生産者)の単独所有畑のクロ・ド・ラ・マレシャルの2018年です。
 (また始まったな・・・by妻)

    


  こちらも最新ヴィンテージでまだ若いのですが、2018年は葡萄が完熟してリッチな
 味わいになったと聞いていたとおり、香りも味も派手めでした。あまり渋さは感じず、
 凝縮していますが飲み口は優雅です。これはこの生産者の造りの特徴かもしれません。
 わかりやすく、比較的甘い味わいなのでアメリカで大人気なのだそうですが、日本でも
 毎年争奪戦が起きている生産者です。このニュイ・サン=ジョルジュだけはあまり人気
 がないのでいつも売れ残っていますが、ドメーヌのお屋敷があるシャンボル・ミュジニ
 村のワインはいつも瞬間蒸発。(一瞬で売切れて人目に触れることがないとの意味。)


  そうそう、思い出しました。コロナが深刻化する前、昨年の2月上旬にエノテカさん
 が広尾の本店でこのドメーヌの有料試飲販売会を開催し、オッサンはノコノコ出かけて
 行ったのでした。(飛んで灯に入るアホのサル、やな。by妻)

     

 
  なんと生産者のジャック=フレデリック・ミュニエさんご本人が奥様と一緒に来日
 し、試飲ワインの解説をしてくれました。今思えば、よく来てくれましたね・・・
 あと半月遅ければ、日本でも緊急事態宣言が出たり、EU諸国が海外渡航禁止やロック
 ダウンという処置を取るところでした。


  輸入元の大御所エノテカさんでは、このように生産者をお招きしたイベントがたまに
 開催されます。エノテカさんの素晴らしいところはこういうところですね。
  日本の愛好家を前にして、熱弁をふるうジャック=フレデリック・ミュニエさん。
 彼は若い頃はエンジニアで、相当歳をとってから実家のワイン造りに戻ったそうです。

     


  こんなすごいワインを試飲しました。(ちゃんとお金を払っていますからね・・・)
 ニュイ・サン=ジョルジュの1級クロ・ド・ラ・マレシャル(赤)と、村名シャンボル・
 ミュジニ、そしてまだ若いですが2013年の特級畑ミュジニです。ミュジニは、たいへん
 人気があって価格も高い(今では10万円超)ので、こういう場面でなければ飲むことは
 できなくなっています。まだ若くて酒質が強くて手ごわい感じでした。飲み頃になるま
 では、最低あと10年はかかりそうです。もちろんその頃には到底入手できません。
 つうか、今でも高すぎて入手不可能銘柄ですけど、オッサンには・・・


  この時は4種類をグラスで比較試飲しました。一杯30mlだと少し物足りないですね。
 1番が村名シャンボル・ミュジニ2017年、2番がニュイの1級の2017年、3番が同じ
 ワインの2014年、そして4番が特級畑ミュジニの2013年です。妻の亡くなった年か。

 
  この時にワインを購入すると、当主ミュニエさんが直筆で購入したボトルにサインを
 してくれます。さらに希望すれば、ミュニエさんと一緒にツーショットの写真を撮って
 もらうこともできます。さすがエノテカさん、ワインオタクの心理を読み切っています。
 ・・・ということで、オッサンも一番安いワインを購入して、ボトルにサインをして頂
 き、さらに図々しくもミュニエさんと一緒に写真を撮って頂きました。でも恥ずかしい 
 から写真なしです。(ミュニエさんと頭髪が似ているのが恥ずかしいんやろう。by妻)
 イヤ、そこまでは・・・でも数年後はこんな感じかも・・・by私)

  マグナムボトル(通常ボトルの2本分)や、高価な特級ワインを何本も購入している
 方がいましたが、どんな方々なのでしょうか?きっと資産家なのでしょうね。


  先日記事にした2015年春のフランスへの旅行で、この生産者の家(邸宅みたいに立派
 でした)まで行っていました。外から眺めて写真を撮っただけですが、ここにミュニエ
 さんがお住まいで、ここであのワインが生産されていると思うと感動します。

  このお屋敷は「シャトー・ド・シャンボル・ミュジニ」と名付けられているようです。
 このシャンボル村を代表する資産家(土地所有者)というわけですね。


  どうでもいいけど、タイトルの書き出しが「今日は暑くて疲れました・・・」やのに、
 途中から全く違う展開やで。そんで結局また自慢話になりよったな・・・(by妻)
  ついつい調子に乗ってしまうオッサン、スミマセン。


  明日こそ、平泉・中尊寺の金色堂の記事に入ります。
  (本当け?「書く書く詐欺」やろ。by妻)