Bonne(ボンヌ)のブログ

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2021年GW 東北の旅(3泊4日)⑭乳頭温泉郷 ~その2~

  秋田の乳頭温泉郷の記事を続けます。
  もっとも有名な「鶴の湯」は温泉郷の中心地から離れたところにありますので、車を
 10分程走らせて、乳頭温泉郷の中心街まで参ります。休暇村という施設がある辺りまで
 来ると、少し開けてきて道沿いにお店や温泉施設があります。既に12時を回っており、
 16時には田沢湖駅まで戻らなければならないので、どの温泉に入るのかを十分吟味して
 行く必要がありました。(既に時間的にはすべての温泉を巡るのは不可能でした。)

     

  小雨が降る中を、ここから脇道に入っていく「黒湯温泉」に向かうことにしました。
 車だと5分程で到着します。駐車場からは崖のような道を下っていきますと、温泉の
 受付になっている建物がありました。ここも入浴だけでなく食事や宿泊もできる施設に
 なっています。ちょうどお腹がすいてきたので、ここで食事にすることにしました。  


  ところがここでまたミスをしたオッサン。車の中にお財布を置いてきてしまいました。
 また崖の道を登って駐車場まで引き返し、お財布を引っ掴んで戻ってきました。あぁ、
 ただでさえ時間が足りないのに、また5分のロスです。(分刻みになって来たな。by妻)


  さてメニューは秋田の定番「きりたんぽ鍋」かお蕎麦しかありません。ここは迷わず
 きりたんぽ鍋を注文しました。熱々の比内地鶏のスープが病みつきになります。具材は
 きりたんぽと素朴な野菜(舞茸、ゴボウ、セリ、ネギ)、そして比内地鶏の正肉です。
 旨味がスープに浸みこんでいてとても美味しい。お腹もいっぱいになりました。

  そうだ、思い出した。私は10年ほど前に仕事でよく秋田に行っていたのですが、たま
 に空港の売店で「きりたんぽセット」を購入して自宅に送っていました。関西人の妻が
 これをいたく気に入って、私が秋田出張というと「きりたんぽ鍋買うてきて」と言って
 いました。鶏肉が少ないので、少し自分で買い足して長時間煮込んでいました。妻よ、
 私一人で食べてスマン。(ずるいわ~by妻)


  満腹になってからお風呂に入りに行く、というのもちょっとおかしな感じですが、先
 を急ぎます。まずは建物右手にある混浴露天風呂から。


  ここの露天風呂はサイズが小さく、四角いお風呂が屋根で覆われていました。手前に
 内湯もありました。鶴の湯ほどの人気がないので、先客はオッサンが5人ほどでした。
 と思ったら、内湯の奥の方には夫婦連れが居たみたいです。二人でいつまでもイチャイ
 チャして奥の内湯のお風呂を独占していました。(僻むな、オッサン。by妻)
  写真はネットから拝借しますが、露天風呂はこんな感じ ↓ でした。ちょっと窮屈です。
 お湯加減はいいので気持ちいいのですが、オッサンが3人入るともうギュウギュウです。 

    

 
  ここは長居できそうもないので、さっと浸かっただけで退散しました。続いて事務所 
 の反対側にある男女別の露天風呂の方に参ります。露天風呂に行くまでの道は、さらに
 崖を下っていくのでなかなかワイルドでした。
  崖を下り切ったところは開けていて、もうもうと湯けむりが立ち上っていました。
 かなり硫黄の匂いが強いです。この写真 ↓ にあるボコボコと湯が沸き立っている場所は
 入浴用ではありません。源泉なのかな?なかなかイイ雰囲気です。

  はい、ここまでパンダ君を連れてきております。(底なしのアホやな。by妻)

  
  看板を見ると、「パワースポット温泉」と書いてあります。なんのこっちゃ?そして
 その前には黒くて丸い石のオブジェ?がありました。「くろたまちゃん」だそうです。
 そのまんまやないかい~!(by妻&私)

    

  「パワースポット温泉」を間近で見るとこんな感じです。地獄谷みたいですね。

 
  肝腎の男女別露天風呂はこちらでした。湯けむりと靄(もや)のため霞んで見えます。

  湯船の方は撮影禁止ですので、またネットから写真を拝借します。
 この露天風呂は事務所から遠いのであまり人気がなく、オッサンが数人居ただけでした。
 さっきの混浴露天風呂よりもちょっと広いくらいかな。木で囲まれているので、なんと
 なく温もりが感じられます。手前には同じくらいの広さの内湯もあります。  

    


  お風呂のある建物の外には、打たせ湯のある小屋がありました。裸でタオルを腰に
 巻いて行きます。お風呂のある小屋まで引いてきてくれればいいのに、とブツブツ。
 あぁでも水量が豊富で圧力が凄く、いい気持ちです。

    

  なかなか楽しかったけれど、食事時間を含めて一時間程を費やしてしまいました。
 時刻は午後1時30分を回っています。先を急ぎます。(こればっかりやん。by妻)
  スミマセン、もう少し乳頭温泉シリーズが続きます。