2021年GW 東北の旅(3泊4日) ⑲角館でのんびり晩御飯
滑り込みで角館の武家屋敷をいくつか見学して、この後は晩御飯です。
しかし6時を過ぎてもまだ明るいので、武家屋敷通りから西に向かい、角館の街中を
流れる桧木内川の川岸を散策します。川沿いの歩道にはソメイヨシノの並木が連なり、
桜の名所としてつとに有名なのですが、この時は残念ながらもう葉桜でした。
桜のシーズン中、この道は観光客でごった返しているようですが、桜の花が終わった
この時には、もう誰もいませんでした。それをいいことに、またパンダ君の撮影会。
この頃には青空になり、涼し気な風が川べりを通り抜けます。とても爽やかでした。
よーく見ると、ほんの少しだけ桜の花が散り残っていました。
うーん、やっぱり今度は🌸が満開の頃に来てみたいですね。今年はちょっと開花が
早すぎました。例年ならこの時期(5/2)はまだ花が残っている筈なのですが・・・
桧木内川のほとりを散策してから、いったんホテルに戻り、荷物を置いてから晩御飯
を食べに行きます。ホテルは飲食店が並ぶ観光エリアにありますのですこぶる便利です。
この日は少し疲れていたので、ホテルのすぐ近くの秋田料理のお店に入りました。
最近できた観光客向けのお店みたいですが、まぁ一通り秋田名物が味わえるという事で。
まだ早い時間(6時半くらい)でしたので、お客は私の他に夫婦が一組だけ。店主の
オッサンがやたらとおかみさんに高圧的な物言いをしているのが少し気に障りましたが、
今更店を変えるのも面倒くさいからまぁいいか・・・(職人肌の料理人にありがちだけ
ど、感じ悪いから威張り散らすのはやめた方がいいと思いますよ。せっかくの料理が、
まずくなる。・・・オッサン、人のことをそんなふうに言えるんか?ん? by妻)
さて、何はなくともまずは🍺。地元角館の地ビールを注文しました。ん~、うまい!
お通しは季節もののソラマメ。ほくほくして美味しい。ビールに合いますね!
そして秋田名物、オッサンが愛してやまない「じゅんさい」を小鉢で頼みました。
ちょうど今頃(5月上旬)から収穫時期が始まり、旬を迎えるところです。
ジュンサイはプルプルのゼリー状の芽(と若葉)を食用にするのですが、その舌触り
とのど越しが素晴らしく、病みつきになります。主にこのように ↓ お酢に浸して食べる
ことが多いのですが、お吸い物の具にも最適です。収穫量が少ないため比較的高価で、
地元以外では和食のお店や料亭などに出荷されているようです。
私も昔、出張で秋田に行くときには、瓶詰のジュンサイをよく買って帰りました。
ついでに比内地鶏の焼き鳥(ねぎま)なんかも頼みました。鶏肉の味がとても濃い!
見てください、この力強そう?な色を!脂が適度に乗っているのが写真でもわかります。
更に満を持して角館や秋田県北地方の名物料理、比内地鶏の親子丼をオーダーしました。
当然ながら、鶏肉もタマゴも比内地鶏100%だそうです。(まぁそうやろな。by妻)
これがまた美味しいんですよ。ふわっとろのタマゴもいいですが、鶏肉が本当に凄い。
噛めば噛むほど味が浸み出てくるような深い味わいです。歯ごたえもシャキシャキして
いるね。いやぁ、こんなに美味しい親子丼は初めて頂きました。
ついでにお漬物も秋田名物「いぶりがっこ」が付いていました。スモークド沢庵です。
体にはあんまりよくないかもしれないけど、これもいい味を出しています。
〆は冷たい稲庭うどん。コシが強くてツルツルで、のど越しが最高。いなせだね。
オッサンは小食なので、これでお腹が一杯です。秋田の食材は素朴だけど品質が高い。
料理を運んでくれるオカミサンが愛想が良くて(店主が気難しいと奥さんが優しくなる
のかな?)気持ちよく食事ができました。ごちそうさまでした!
この店からは道路を渡るだけでホテルに到着。あとは部屋で酒盛りです。(やっぱり)
この日はブルゴーニュの白ワイン、私の敬愛する偉大な生産者エティエンヌ・ソゼ様
の造る最も安価な「AC ブルゴーニュ(地域名ワイン)」です。
このホテルにはガラスのコップがなくて困りましたが、優れたワインはそんなことに
左右されません。ACブルゴーニュなのに5,000円近い値段なので、優れた品質であるの
は当然の事。予想の範囲内のすばらしさでした。(偉そうに言うな。何様や?by妻)
そうそう、この日はお土産のお菓子もたくさん買ったのでした。(いつの間に?)
左上の箱に入ったものが、もろこし庵で買った生もろこしセット。その下が「あきた
プリン」です。プレーンタイプと、サクラ味、ピスタチオ味を買いました。クリーム
がトロトロなタイプで、日持ちしないのでこの日に早速一つ食べてみました。
なんじゃこりゃ!プリンというより、プリン味の飲みものみたい。滑らかでするり
と口に入ってきます。液体に近い固体。そして味がしっかりついています。
そのほか、角館で有名な洋菓子屋さんの「プティ・フレーズ」さんにも立ち寄って
いました。(桧木内川のほとりを散策して、ホテルに戻る途中で見つけました。)
地元の方々にも人気のようです。明るい店内には自家製の洋菓子・ケーキがズラリ。
二階はカフェスペースになっているので、時間があればゆっくりしたかったのですが
(無理無理!😙by妻)、めぼしいお菓子だけを購入して退散しました。
カフェの人気メニューは、この辺りで収穫される日本最大と言われる🌰(西明寺栗)
を使ったモンブランケーキだそうです。うわ、これは食べたかった・・・
お土産には西明寺栗のパイとマロングラッセ、桜の焼き菓子などを購入しました。
どれもとんでもなく美味しい! 栗パイは、重さによって値段が違っていまして、私の
購入したデッカイ奴はなんと千円もしました。びっくり・・・(そんな値段で買う方も
びっくりやで・・・by妻)
いやぁ角館、侮りがたし。ご年配のフルムーンのご夫婦も満足させ、若いイケてる?
オネエチャンもイイねといってしまいそうな懐の深さがあります。(なんのこっちゃ?)
唯一残念なのは、この角館には温泉がないことです。(あることはありますが、宿泊
施設に温泉、露天風呂がないのです。)仕方がないので部屋のバスタブで我慢です。
乳頭温泉とはいわないまでも、近隣の温泉を旅館・ホテルまで引いてきたら凄い人気に
なるのにな・・・と思いました。(あくまでオッサンの個人的見解やろ?by妻)
さぁ、この日は早めに就寝して翌日に供えます。
3日目はもう一度温泉に泊まりますよ!・・・続く。
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