Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2021年7月 道東の旅 ⑩阿寒湖遊覧船

  気が付けば8月も終わりそうですね。今日は話題の横浜市長選。現職と与党系候補が
 苦戦を強いられているそうで、著名人候補もたくさんいますので話題になっています。
 駅前の街頭で、著名人候補が演説をしていたりするのを見ました。なんとなくムリシテ
 ル・・・(古いなぁ、オッサン。by妻)スミマセン、政策のことを言っているわけでは
 ありません。しかし政治をやろうという方々は、お歳をとっても精力的ですね。凄いわ。


  さて、道東の旅も時間が経つと記憶が薄れてきますので、先に進めたいと思います。
  阿寒湖畔のホテルに宿泊し、翌日朝目覚めると湖には靄がたちこめていました。
 阿寒湖畔の船着き場の向こうに、朝日を背にした雄阿寒岳がうっすらと見えました。

  朝いちばん、午前6時のお風呂に入りました。やはりほぼ無人。屋根が一部開いてい
 て、半露天風呂となっています。幻想的な朝の阿寒湖を見ながら入浴できました。

 
  朝、ホテルの周囲を散策しました。ホテルを湖側から見るとこんな感じ ↓ です。
 レイクヴューの素晴らしいホテルでした。最上階が展望風呂になっていますが、広い!

  ヴァイキング形式の朝食を済ませて、朝8:30にはチェックアウトしました。荷物
 を預かってもらい、ホテルの近くにある桟橋までトコトコ歩いていきました。
  午前9時(始発)の阿寒湖めぐり遊覧船に乗車します。所要50分のクルーズです。
 二階建てで結構大きな船です。朝いちばんの船ですが、ほぼ満席です。家族連れや若い
 カップルが大半で、見たところ単体のオッサンは私一人でした。しょぼん・・・


  なるべく人目につかないよう、二階席の一番後ろに陣取りました。しかし朝日がモロ
 に当たって暑い。この日も快晴で、日が上るとギラギラの太陽が照り付けてきました。
 朝、靄に霞んでいた湖面もすっかり晴れ渡っています。
  遊覧船は予定通りに出航、すぐに宿泊ホテルの前を通り過ぎました。

  あ、そうそう。ホテルの屋上は展望風呂になっていました。男女混浴ですが、女性は
 湯浴み着を、男性は短パンを穿いて入るので温泉プールみたいな感じです。オッサンも
 一応どんなところか見てみようと、黒い短パンを穿いて行ってみましたが・・・お呼び
 ではなかった・・・家族連れとカップルしかいませんね、こんなところには。しょぼく
 れたオッサンの居場所はありません。お湯にも浸からず、すごすごと退散しました。
 やっぱり裸で入る男湯の方が気を使わなくていいです、オッサンにとっては。


  湖に出ると、雄阿寒岳がはっきり見えるようになりました。湖面は実に静かです。

  遊覧船は、アイヌコタンのあるエリアの桟橋に停泊し、さらにお客さんが乗ってきま
 した。二階のデッキにも立っている人が出てきました。やはり屋外の方が気持ちがいい
 ですからね。一階の冷房の効いた部屋には少し空きがあるようです。
  人目を気にしながら(苦笑)、二階デッキ最後方からパンダ君の撮影を敢行。
 (そこまでしてやることかいな。by妻)

  湖にはところどころにこうした小島がありまして、かなり樹木が生い茂っていました。

  遊覧船は阿寒湖の東南端にある入江のようになったところまで入っていきます。
 思っていた以上にワイルドな感じです。原生林なんでしょうね。

  この先は阿寒湖から唯一流れ出す川のある滝口の近くまで行きます。滝といっても、
 ここには人工の水門があり、水量を調節しているようです。そうか、もうこんな場所に
 も人の手が入って管理されているのですね。美しい景観をいつでも見られるのは、その
 お蔭かもしれません。
  続いて船は湖を北上し、チュウルイ島という小島に上陸します。へぇ、人が入ること
 ができる島があるのですね。無事にチュウルイ島に上陸です。

 
  ここにはなんと有名な阿寒湖のマリモが観察できる場所があるのです。当然、乗客は
 全員下船します。さっそく行ってみましょう。

     

  
  チュウルイ島の中に、マリモを展示している建物がありました。初めて見ましたが、
 なんとも不思議なことに球形をしたさまざまな大きさのマリモがありました。阿寒湖の
 マリモは特別天然記念物に指定されていて貴重な観光資源になっています。 

  館内にはマリモができる仕組みや、分布図などがありました。阿寒湖固有のものでは
 なく、今では道内・本州でも同種のもの存在が確認されているようですが、やはり元祖
 の阿寒湖こそマリモの故郷ですね。結構大きくなるようです。水槽のガラスに反射して
 写真映りが悪いですが、直径10センチ以上はありそうなジャンボマリモがありました。


  チュウルイ島からは雄阿寒岳が違った角度から遠くに見えました。
  手書きの看板がなんとも楽しいです。

  さぁマリモ見物を終えたら、遊覧船に戻ります。滞在時間は15分くらいですかね。

 この後は、またレンタカーで一日道東を旅します。(忙しいのう・・・by妻)