Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2021年7月 道東の旅 ⑪アイヌコタンと弟子屈ラーメン

  今週はずっと在宅勤務となりました。イライラすることが続きましたが、まぁ週末で
 少し切り替えて。通勤時間が節約できたとか、早くからTVでプロ野球観戦ができたとか
 いいこともあるしね。(しかし今日の試合はかえってイライラしたけどな。by妻)
  
  さて、忘れかかってきた道東の旅の続きでも書きますか。(勝手にすれば?by妻)
 阿寒湖遊覧船を下船したらもう午前10:00です。ホテルに立ち寄り荷物をピックアップ
 して駐車場まで送迎してもらいます。
  先を急ぎたいのですが、昨夜訪れたかった阿寒湖畔のアイヌコタン(先住民族アイヌ
 の集落を再現したもの)をちょっと覗いてみることにしました。車で3分程先に進むと
 到着します。この日も晴れてめっちゃ暑い。北海道、それも道東なのに気温30度近く
 まで行く感じでした。
  アイヌ民族の伝統舞踊などのショウ(イオマンテの火祭り等)が見たかったのですが、
 午前中はやっていませんので、アイヌコタンの伝統工芸品のお店をブラブラするだけに
 なりました。下の写真がアイヌコタンの入口です。大きなフクロウ?ミミズク?が出迎
 えてくれました。大通りの両側にはお土産物屋さんが軒を連ねています。アイヌの方の
 集落というより、小さなテーマパークみたいな感じですね。

  お店を覗くと、木彫りのクマやフクロウなどの伝統工芸品がたくさん売られています。
 中に工房があって、実演をしてくれるお店もありました。まだ早い時間なので観光客も
 少なく、ゆっくりお店を見学させてもらいました。(オイ、なんか買わんかい!by妻)

      


 はい、ちゃんと買いましたよ。クマぼっこ、木彫りのカワユイ クマさんです。
 そうだ、思い出した。昔(20年前)妻と知床に行った時にも買ったような気がしたな。
ちょっと家の中を捜したら・・・発見しました。ということで二匹揃って(アホ。by妻)。
大き目のクマが、今回買ったものです。アレ?昔に買ったもののほうがきめが細かくて
上等みたいだぞ。彫りにくいでしょうけど硬くて丈夫そうだからね。まぁ、いいか。

 
  買い物をしていると、大通りから「ビヨンビヨンビヨン・・・」という妙な音が聞こ
 えてきました。なんだろう?と思って耳を澄ませていると、あ、この音はアイヌの伝統
 音楽?というか伝統的な楽器の音ではないかな? 作曲家の一柳慧さんの曲にもこんな
 音楽があったように記憶しています。うん、ちょっと臨場感が出て来たな・・・ 

     


  しかしそうのんびりはしていられません。炎天下で写真を撮っていると頭がくらくら
 してきましたので、早々に退散。次の目的地を目指します。
  だけどビヨンビヨンビヨン・・・という音が耳にこびりついて離れない・・・


  阿寒湖畔から前日来た道を引き返し、摩周湖方面(弟子屈町)に向かいます。パワー
 不足のピンクのダイハツ・ミラでなんとか峠を越えた後は、快適なドライブでした。
 国道沿いにはちょうどジャガイモの花が咲いていました。すがすがしい風景です。

 30分程飛ばして、弟子屈の町に到着しました。
 ここで昼食をとる予定でしたが、なかなか目当てのお店がみつかりません。どうやら、
いつものように道に迷ったようです。(方向音痴やからな、オッサン。by妻) はい、私
一本道だったら迷うことは無いのですが(当たり前やんけ)、町中に入って道がたくさん
あると、もうダメです。カーナビで行先をセットしておけばよかった。
 同じところをぐるぐる3回も回ってしまった後、ようやく曲がるところを間違えた事に
気づきました。15分のロスでした。(アホ)


 やっと到着しました。北海道内でちょっと人気が出ているという、弟子屈(てしかが)
ラーメンの本店です。お昼時なのでかなり混んでいました。お店に入ると、「30分待ち」
と言われましたが、経験上「たぶんその半分くらいの時間でOKだろう」と思いましたの
で、大人しく待つことにしました。回転が速いので、結局10分で席が空きました。

  ここは魚介スープの醤油味が有名ですが、せっかくなので魚介しぼり醤油ラーメンを
 注文しました。さらにこの日は特別にチャーシューを「エゾシカの肉」に追加料金なし
 で変更できると聞いたので、それもチャレンジしてみました。    

  エゾシカのチャーシューは赤身が多くて黒っぽい色でしたが、さほど堅くはなくて、
 噛み応えがあってジューシーでした。シカさん、ごめんな。ラーメンは中太の縮れ麺で
 食べ応えがあります。あと、北海道でよく取れる行者ニンニクを使ったミニ餃子も注文
 しました。とても美味しくて満足しました。魚介と野菜のスープなので、見た目よりも
 さっぱりした味です。オッサンはギトギトのアブラギッシュ系は苦手でして、こういう
 タイプの方が好きです。
 


  さぁ腹ごしらえもできましたので、勇んで次の目的地「摩周湖」に参ります。いざ!
  でも、続く・・・やろ(by妻)