Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

今日は墓参りに行ってきました・・・

  妻の命日を少し過ぎましたが、今日は静岡まで墓参りに行ってきました。
  朝8時半に家を出ましたが、東名高速道路はいつになく空いており、スイスイ走って
 二時間ほどで到着しました。家を出る時は半袖では肌寒い感じでしたが、静岡に着くと
 晴れてきて意外に暑かったです。風が涼しいのでまだましでしたが、関東地方も晴れて
 くればもうしばらくは暑さが続くのかもしれません。たぶん30℃前後の気温でした。


  お墓に到着すると、あれ?見慣れた車があります。菩提寺の和尚さんの車ですね。
 どうやら納骨(四十九日の法要)のお宅があるようで、お経を上げに来ていたようです。
 お経を上げ終わった頃を見計らって、和尚さんにご挨拶をしました。まだ40代で若い方
 ですけどしっかりした方で、お経も上手く、市の教育・福祉関係の仕事を引き受けたり
 されているようで信望があります。和尚さんからは「遠くからお墓参りご苦労様です」
 と労って頂きました。妻がこのお墓に入って、もう8年近くなるんだなぁ・・・
  今日はポータブルCDを持って来て、妻の弾いたピアノ曲を墓前で流しました。以前
 と同じく、ショパンのピアノソナタ第三番です。妻が最後の発表会で弾いた第一楽章と
 妻の好きだったノリのいい?第四楽章です。私もちょっと練習したけども、難しすぎて
 未完のまま断念しました。(基礎練習をしていないアンタにはちょっと無理やで。by妻)
 イタリアの名ピアニスト、マウリツィオ・ポッリーニさんの卓越した演奏に、オッサン
 も聞き惚れてしまいました。(オイ、墓参りはどうした!by妻) 
  
  ポッリーニさんの録画は見つかりませんでしたが、彼に匹敵するテクニックの持ち主、
 アルゼンチンの生んだ超天才女流ピアニスト、丸太ちゃうマルタ・アルゲリッチさんの
 演奏を見つけましたので、アップします。2020年6月、コロナ禍のなかドイツのハンブ
 ルクで開かれた無観客の演奏会?の録音です。全曲なので30分近いけれど、相変わらず
 スゲェですね、この人・・・もはやシャーマンのようです。今年で御歳80歳のはず。
 一度でいいから生で聴いてみたい・・・(チケットを買ったのにキャンセルとなったの
 が二回!そのうち一回は別府アルゲリッチ音楽祭で、コロナのせいだから仕方ないね。)


  
Martha Argerich Chopin Sonata No 3 op 58


  北海道で買ったラベンダーのお線香をあげて、妻の好きだったバラを主体とした花束、 
 そしてこれまた妻の好きだったエビスビールをお供えして、帰途につきました。いつも
 ながらうちのお墓の花はド派手です。(ええやん。辛気臭いキクとかはイヤやで。by妻)
 私はお墓の写真は撮らない主義ですので、写真はありません。
  じゃあね、また来るよ。次はお彼岸かな・・・ 
   
  高速道路がいつになく空いていて、思いのほか早く帰宅できました。今日は晩御飯を
 作る気がしなくて、お弁当を買ってきました。

    

  高島屋に入っている今半のすき焼き重弁当(税込み1,296円)です。これはお買い得。
 ついでに崎陽軒のポケットシュウマイ(6個入り)を駅前の売店で購入。ワインは昨日
 到着したブルゴーニュの赤、ルイ・ジャド社のブルゴーニュ・ル・シャピトルの2014年
 です。ちょっと冷やし過ぎて最初は酸っぱく感じましたが、温度が上がってくるとだん
 だん開いてきました。いつも思いますが、すき焼きにはブルゴーニュの赤が一番ですね。
  
  オッサンの侘しい生活も、もう9年目に突入か、いつまで続くんかな・・・
 (ま、そう言わんとせいぜい頑張りや。by妻)