Bonne(ボンヌ)のブログ

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2017年夏、北欧&ドイツの旅 ➁ヘルシンキ旧市街散策

  北欧フィンランドの首都ヘルシンキの空港から中央駅に着いたのは、日曜日の午後
 3時前です。予定より少し早いので、ヘルシンキの旧市街を少し散策できそうです。
  ヘルシンキ中央駅は、この街の玄関口らしく堂々たる建物です。ドーム型の大きな 
 正面の両脇には石造りの巨人が明かりを捧げ持っています。北欧神話の登場人物かな?
 なかなかインパクトがあります。

  ヘルシンキの宿泊ホテルは駅前広場のすぐ前(下の写真の中央左の建物)、歴史ある
 ホテル・セウラフオネです。歴史がある≒ちょっと設備が古い、ということですけどね。

  右側の近代的なホテル・ソコスの方が高級で、ショッピングセンターもあるようです。
 でも駅前の一等地のホテルで2泊で2万7千円でしたので、ホテル・セウラフオネはお得
 です。部屋はやや狭いけどまぁまぁ快適、とにかく便利です。

    

  ホテルの窓からは駅前広場がよく見え、路面電車が窓の下を通過していきます。

  さて、まだ時間は早いので、ちょっとだけヘルシンキ市内観光に繰り出します。少し
 曇り空で雨が降りそうなので、念のため折りたたみ傘を持参。
  駅前の通りにはレトロな路面電車がやってきました。観光用なのかな?

  ホテルから旧市街中心部のエスプラナーデイ通りまで歩いて向かいます。路面電車に
 乗ってもいいのですが、徒歩で10分もかからない距離ですし、何より街の雰囲気を味わ
 うのには徒歩が一番ですからね。ということでテクテクと石畳の通りを歩いて行きます。
  石畳の歩道に、重厚な石造りの建物が並んでいるところを見ると、ヨーロッパに来た
 なあという実感がわいてきます。ヘルシンキ旧市街は歩道が広くて車道は狭く、しかも
 路面電車の線路が敷いてありますので車はあまり多くありません。環境にはいいですね。
  この辺りはちょっとおしゃれで高級なショッピングゾーンになっています。通りには
 ゴミ一つなく、清潔で美しい町並みです。さすが北欧の都市ですね。

    


   通りにある街灯には、薄紫色のサフィニアのバスケット?が飾られていました。  

    

  
  ショッピングといえば、日曜日には通常はほとんどのお店が閉まってしまいますが、
 観光シーズンの8月には有難いことに有名なお店は午後5時までオープンしています。
 早くヘルシンキに到着したのでまだ間に合いそうなので、先にお目当ての買い物をする
 ことにしました。(オッサンにしては珍しい行動パターンやな。by妻)

     


  マリメッコやイッタラ(アラビアの陶磁器もある)といった日本でも有名なショップ
 もありましたが、ここでしか買えないものを、と思って目を付けておいたギフト・ショ
 ップ、「アーリッカ(Aalikka)」に行きました。絶対に妻が行ったであろう店です。
  旧市街の中心、エスプラナーディ大通りに面した一等地に店舗がありました。

 
  店内はこんな感じです。フィンランド産の白樺や松を利用した、おしゃれで楽しい?
 雑貨を扱っています。元々はボタン屋さんだったそうで、今ではフィンランドを代表す
 るインテリア雑貨ショップとなっています。そういえば店内には大きなボタンが展示?
 してありました。

  店内はこんな感じ ↓ です。丸い木の玉でできたヒツジの置物が有名です。
  妻が見たら絶対に欲しがったと思います。

  ということで、オッサンは買ってしまいましたよ。結構高かった。
 派手好みの妻にあわせてサイケなカラーの羊(約2万円)です。ついでに妻の好きそう 
 なパンダのキーホルダーと、カワユイ小人の飾り物も。(オッサン、大丈夫か?)

  なんだかマーブルチョコみたいですね。白黒のオーソドックスなタイプにしておけば
 良かったかなぁ?(まぁ買ってしもうたんやから、これでえぇやん。by妻)
  お店にはロシア人の金持ちが来ていて、結構高そうなものをたくさん買っていました。
 ロシアはお隣の国だから、最近は羽振りが良い人がたくさん来ているのかもしれません。 


  オッサンには珍しく?ショッピングから入りました。とりあえず目当てのものをGET
 できましたので、ホッとしました。
  さてまだ時刻は午後4時前です。ヘルシンキには日曜日でも午後6時くらいまで開い
 ている観光名所がありますので、ちょっと市中心部からは離れますが、行ってみます。
 路面電車の2番に乗り、中央駅方面に戻ってしばらく先まで行くと目的地に到着します。
 ヘルシンキのもう一つの観光の目玉である、ユニークでモダンな教会を見学します。
 続きは次回。(またかいな。相変わらずケチやのう。by妻)