Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2017年夏、北欧&ドイツの旅 ⑥マーケット広場の朝市

  今日はプロ野球セ・リーグの試合がない日。良くも悪くも穏やかな日です。(阪神が
 負けたら、この世の終わりみたいに落胆しよるからな、オッサンは。by妻)


  さて北欧の旅2日目の続きです。早朝の散策からいったんホテルに戻り、遠出の支度
 をして朝7時半に再び出発です。昨日から何度もホテルとマーケット広場を行き来して
 いますので、方向音痴のオッサンも迷わずに目的地に到着することができました。
  この時間なら、今度こそマーケット広場の朝市をちゃんと見学できそうです。広場に
 着くと、おぉ~、露店のテントがいくつもオープンしていました。
 

  生鮮食品のテントがいくつもあり、色鮮やかな野菜や果物が山積みで売られています。
 並べ方も美しいので、思わず見とれてしまうような感じです。
  フィンランドではイチゴの旬は8月なのだそうです。小さめですが、真っ赤なイチゴ
 が売られていました。1キロあたり6ユーロ(当時のレートで約800円)なのかな? 

  完熟のイチゴ、左側にはたぶんブルーベリー、右側はクランベリーかな・・・?
  ベリーに詳しいレモンさんに訊かないとわかりません。(事前許可もなく勝手に登場
 させてしまいスミマセン・・・)

  パックに入ったラズベリーとブルーベリー、熟していてとてもおいしそうです。
 左側はエンドウ豆みたいなものか?それにしても鮮度抜群で瑞々しい感じですね。
 思わず手が伸びてしまいそう・・・(つまみ食いしたらあかんで、売りもんやで。by妻)

  こちらのお店 ↓ にはキノコの山。生でも食べられそうな感じで、キノコ好きのオッサン
  は、思わずつまみ食いしそうになりました。(売りもんに手をだしたらあかん、て言う
 とるやろ。by妻) 右側の果実はモモかな?(ピーチって英語表記があるからね・・・) 

  並べ方もお洒落ですよねぇ。ブルーベリーとラズベリーのパックを互い違いに並べて
 いて、ビジュアル的にもイイ感じです。


  しかし名物のサーモンのスープやちょっとした軽食を売るお店はまだ開いていません。
 魚介類を売る店も見当たりません。月曜日はお客さんの出足が遅いからなのかな?
 (写真を撮り忘れましたが、港に戻ってきた小さな漁船の上で魚を売っていました。お
 客さんは岸壁に立ち、売り手は船の上にいるので、見ていると面白かったです。でも、
 これって税金払ってないよなぁ・・・たぶん)


  生鮮食品の他には、木製の民芸品や皮革製品を売るテントがいくつか出ていました。
 木製のコースターやちょっとした小物をお土産に買っておけばよかったかな・・・

  観光客向けのお土産屋もありました。なんだか縫いぐるみもいっぱい売っていたな。
 あ、トナカイのかっこうをしたリュックサックは妻が欲しがったかもしれない・・・
 しかし、さすがにこんなものを買って帰るのはやめました。(なんや、ケチ!by妻)

  高価そうな毛皮を売るもありましたが、動物の生皮は買う訳にはいきませんね。
  動物愛護協会からクレームが入りそうだけど、サーメ(ラップランドの住民)の方々
 にとっては貴重な収入源のようですからね。でもちょっと生々しくて苦手だな・・・
 オッサンはブドウの皮や鶏肉の皮も苦手なので(あんまり関係ないんちゃう?by妻)。

 30分程うろうろ見物していましたが、見ているだけでもかなり楽しいです。日本では
なかなか見られない珍しいものも多かったです。 
 ・・・それで、結局お土産として買ったのは、これ ↓ だけでした。   

   

  ちょっとカワイイ感じの小物です。荷物にならない大きさだったので。
  しかしオッサン、こんなものを買うような人ではなかったはずなのにね・・・


  この後、マーケット広場から港沿いの少し南側にあるオールド・マーケットホールと
 いうところにも立ち寄りました。(フィンランド語ではヴァンハ・カウッパハッリとい
 うらしく、英語とは全く似ていませんね。)ここは120年以上の歴史を持つヘルシンキ
 で最古の屋内マーケットなのだそうです。外観もそれらしい風格です。
  港のすぐ前にあるのでなんだか倉庫みたいな感じもしますね。その背後にはこの街で
 屈指の高級ホテルHaven(ハヴェン)が見えます。ここに泊まりたかった・・・

 マーケット広場側の入口はこんな ↓ 感じです。なかなか堂々としています。
 

  内部は屋外マーケットに比べると、やや高級な食料品店や雑貨を売る店が軒を連ねて
 います。ただ午前9時前だと一部のお店しか開いていませんでした。フィンランド人は
 スロー・スターターなんですかね?
  さて、空いているお店を覗いてみましょう。まずは北欧らしく、サーモンの切り身が
 売られていた魚屋さん。もっといろいろなものがあったように記憶していますが、写真
 に撮っていたのはこれだけでした。さすがにこれは買って帰るのは無理です。

  お総菜屋さんにもなかなか面白いものが。特に北欧(スウェーデンやフィンランド)
 の夏の風物詩と言われるザリガニのボイルが売られていました。これもちょっと日本に
 持ち帰るのは難しそう・・・美味しいのかな? 

  加工肉を売っているお店では、イタリアの生ハムやソーセージなんかも売っていて、
 結構国際色豊かな感じです。ちょっと高級なデリカテッセンという感じ。

  30分ほど(何も買わずに)見学してから、いよいよ船乗り場に向かいます。
  このオールド・マーケットホールからは歩いてすぐの場所にある、マカシーニ・ター
 ミナルの船着き場から、ジェットフォイルに乗っていく旅です。 

  オールド・マーケットホールの反対側の出口を出ると、すぐマカシーニ・ターミナル

 が見えます。

  さぁ、パスポートを持って、いざ出発です。(パスポート?by妻)