2017年夏、北欧&ドイツの旅 ⑰クルーズ船気分で~その2~
今日は一日在宅勤務。仕事の合間に布団を干し、昼休みに買い物に行きましたが、
晩御飯の献立にあわせて買い物をしたつもりが、肝腎の具材を買い忘れ、夕方もう一度
スーパーに出かける羽目になりました。そうなると、ついでに余計なものを買ってしま
うオッサン。ガリガリ君の洋ナシ味と、缶🍻500mlを衝動買いしてまいました。
(ビールはまだ冷蔵庫にあるやん。by妻)
さて、船旅の続きです。
シリア・セレナーデ号の6・7階はショップとレストランがたくさんあり、乗船客が
自由に利用することができます。まずは6階にある免税ショップに行きました。免税店
といっても超一流のブランド品があるわけではないのですが、北欧諸国では酒税が高く
て販売規制もあるので、免税店では酒類が一番人気となるようで、品ぞろえが豊富です。
もう、オッサンにすれば願ったり叶ったりです。(やっぱりな、まずはそこか。by妻)
免税店のお酒コーナーはとても広く、接客のお兄さんも気合が入っています。
有名なシャンパーニュのヴーヴ・クリコのシリーズが展示されています。
ワインも世界各国のものが揃います。ちょっとしたワインショップ並。ただしマニア
垂涎の銘柄というのはなく、オーソドックスで買いやすいもの。堅実な?北欧人向けの
手堅い品ぞろえと言ったところ。1000円台から5,000円台クラスが充実していました。
シャンパーニュは有名メゾンのプレスティージュものがそこそこありました。ヴーヴ
クリコのグラン・ダム(オレンジ色のラベル)、テタンジェのコント・ド・シャンパー
ニュなど。この当時の値段は日本で購入するよりちょっと安いかな、という程度でした
ので購入は見送りましたが、今思えば買っておけばよかった・・・今は、もうこの値段
で買えることはありません。(先見の明がないからの~オッサンは。by妻)
しかし、よく考えたらもう一人でシャンパーニュを飲むなんていうシチュエーションは
ないんだよな・・・しょんぼり。(「ヤケ酒」っていう手があるやん。by妻)
結局ここではフィンランド製の缶ビール(クマの柄)の6缶入りケースを買いました。
1,200円くらいだったような気がしますので、日本のスーパー価格だね。ただし330ml。
あとは化粧品や香水、タバコ。ネクタイや装身具、バッグなどを売る免税店がありま
した。オッサンはあまり興味なし・・・当然写真がありません、悪しからず。
奥の方には、キオスクのようなお菓子や清涼飲料水、日用品や簡単なお土産品を売る店
がありました。
ちょっとしたバラマキ用お土産を買ったような記憶がありますが、もう忘れました。
あ、ウチ用に買ったものが一つだけ残っていました。ムーミン一家のマグネットです。
普段遣いしています。(オッサンも変わったな・・・by妻)
続いて7階にあがって、ショップ・レストラン街をウロウロします。賑やかです。
フィンランド・デザインの小物を扱うお店がありました。お馴染みマリメッコ、イッ
タラ、アラビアなどのオーソドックスでお手軽なシリーズが中心。
ここで、会社のアシスタントの女性向けにマリメッコの小物をお土産に買いました。
(夏季休暇で北欧に行くって言ってしまったからね。手ぶらでは帰れません。笑)
ウチ用には、こんなもの ↓ を買いました。ムールラというメーカーのホーロー製のマグ
カップです。約2000円。今は日本でも買えるみたいです。
それにしてもムーミン・グッズが増えたなぁ・・・
このフロアにはカフェやワインバーもありました。あとで寄ってみよう。😝
ちょっと早めですが、お腹がすいてきたので先に夕食です。午後7時前、こんな早い
時間に夕食を取る欧米人はほぼいませんので、空いている筈。
ややカジュアルでオーソドックスなレストランに入りました。予想通りガラガラ。
ホタテ貝の前菜と、メインは牛肉のソテー。まぁまぁ普通かな。(エラソー。by妻)
ワインはボルドーの格付け第三級のシャトー・ラ・ラギューヌの2010年をグラスで。
まだ若いけど香り高く、シルキーな舌触りで満足でした。2010年はいい年と見た。
(そんなことワインオタクはみんな知ってるんちゃうか? by妻)
お値段は60mlで10ユーロ(当時1,300円)、まぁ良心的です。
そして食後は同じフロアのワインバーへ。(そっちの方がメインちゃうんか?by妻)
グラス・ワインのメニューです。なかなかのセレクトです。大金持ちの乗るクルーズ
船ではないので、びっくりするような高価なものや希少なものはありませんが、ワイン
好きを満足させ、懐があまり痛まないようなものがセレクトされていました。
あ、さっきレストランで飲んだワインもオン・リストされています。ワインはこの店
から提供されているのかな。赤はその他ではスペインを代表するリオハ、ブルゴーニュ
のポマールの1級畑(フェヴレという大ネゴシアン:酒商のもの)、イタリア・トスカ
ーナで造られたシラー(南フランス系の濃くて強い葡萄品種)でした。
白はドイツ・ナーエ地方のリースリング、著名生産者ロン・デパキのシャブリ特級の
ムートンヌ、ボルドーの辛口白ドメーヌ・ド・シュヴァリエ、そしてブルゴーニュの白
ムルソー1級畑というラインナップ。JALのビジネスクラスのワインリストより豪華。
オッサンはボルドーの白(2013年)と、リスト外でサービスしていたボルドーの格付
け第四級シャトー・ラフォン・ロシェの2012年を60mlグラスでオーダーしました。
いやぁ、この船旅でこんなワインをバーで楽しめるなんて、なかなかいいですね。
オッサン、すっかり上機嫌です。(調子にのったらあかんで。by妻)
オッサン、これだけは終わりません。このワインバーの裏手には、こっそり?ワイン
を売るコーナーがありました。他のものは見逃しても、これは見逃しません。(アホ)
イタリアの高級ワインを発見、右はピエモンテの帝王ガヤの造るバルバレスコ。
さっきの免税ショップにはない高級銘柄がたくさんありました。うひょー(アホ)。
しかしお値段もそれなり・・・ボルドーが多いけど、ちょっと当時の日本の価格よりも
高めなので購入は控え、目の保養だけにしました。
結局30分程うろうろして、北イタリア・ピエモンテ地方の銘酒バローロ(カンヌビ
という著名な畑のもの)の2012年を買いました。生産者はフランチェスコ・リナルディ
さん。7,000円くらい出しました。(現在、現物はレンタル・ワインセラーに預けており
ますので手元にはありません。一体いつ飲むんじゃ?by妻)
食事をしてワインを飲んで買い物をして、ホクホク顔のオッサン。いったん買ったもの
を置きにキャビンまで戻り、ふたたび船内の探検に出ます。
しかし本来は単なる移動手段の筈なのに、こんなにいろいろ楽しめるとはスバラシイ。
時刻は午後8時。クルーズ船の夜はまだ長いのです。
(記事も長いぞ。つぅか、ワインに興味のない人にはつまらんぞ。by妻)
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