Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

La ci darem la mano ♪ ・・・By アマデウス 

   らぁ~ ちぃ だ れ~む ら まぁのぉ~ ♪


 いきなりどうしたん?? ついに狂ったか?
 はい。今日は疲れて帰ってきたのでお惣菜と買い置きのワインで早めに晩御飯を済ませて、録りためたクラシカジャパンの番組を次々見ておりました。ほろ酔い気分の良いところで、アルゼンチンの生んだピアノの大巨匠ふたり(丸太・アルゲリッチ様とダニエル・バレンボ医務様)による二台ピアノの競演(饗宴)が始まりまして・・・


 最初はモーツァルトの2台ピアノソナタと、ブラームスのハイドンヴァリエーション。
ティ~ら りっり、らぁ~ リぃ♪・・・もうノリノリなオッサン・・ 
その後はリストのトランスクリプションの嵐(あの嵐ちゃうよ)。暫くきいているうちに、我らがヴォルフ玩具・尼デウス・モザール様(ここだけフランス語かいな!)の、
ドン序盤尼の改装、ちゃう海藻、ちゃう回想(えぇ加減に鈴木誠也!)が流れました。


 まぁ、今更ですがモーツァルトは天才以外の何物でもない。天衣無縫とはこのことだ。
希代の女たらしドン・ジョヴァンニ公には同性としては全く共感できませんが、まぁ古今東西モテル男は(光源氏蛍もそうですかな)ちょいワルですから、そうでなければ女性もときめかないのかも。少なくともドラマにはなりませんな(笑)。でもどちらも一本筋が通っていますので、昨今の不良タレントとは心意気が違いますがね。
 おっと脱線しましたが、そのドンジョヴァンニさんのオペラの名場面をピアノの魔術師
フランツ・リスト様(正式にはリスト・フェレンツ)が超絶技巧で再現しております。


 ようやく最初に戻りまして。。。L a Ci  darem la mano・・・
 そこで私たちは手を取り合いましょう! おいおい、今見染めたばかりの結婚式直前の乙女に対していうセリフかい! しかし、乙女は。。。「行きたいような?行きたくないような?」なんて思わせぶりなことを言いますやん。どうなってんのよ、世の中・・・
 それで結局、Andiamo(一緒に行きましょう!)となるわけです。ヘン、悔しかったらやってみな!とドン・序盤尼さんにアカンベェ&お尻ぺんぺんされている感じです。

わたしまけましたわ(回文)。つぅか最初から勝負になってへんやんな・・・(By妻)


 週刊誌ネタになるような話であったとしても、音楽を聴いてごらんなさい。諸君、帽子を取り給え、天才だ!イヤ、そんなことリキんで言わんでもみんな知ってますけど・・・


 つまらんこと書きました。最後に、今日のワインです。

  

 ドイツのフランケン地方のシュペートブルグンダー(ブルゴーニュのピノ・ノワール)
です。変わった形のボトルですね、ボックス・ボイテル(ヤギのキ〇タ〇)というそう
です。えぇ?こんな感じなの?ヤギさん? メェー・・・答えになっとらんがな。
 ま、ブルゴーニュより安いからお買い得です。
昔、ロマンティック街道のローテンブルクに行くときに、ヴュルツブルクというフランケンワインの中心にある街に途中下車し、こんなワインを飲みました。この生産者もヴュルツブルクの町中でワインバーと直売所を開いておりましたが、今では日本でも普通に見かけるようになりましたから、良い時代ですよ。


 最後は、Good by Saigon(By ビリー・ジョエル様)ではなくて、マーラーの交響曲第9番。最終楽章が天国への階段。登ったら降りてこられないから要注意ですよ!


 今日は鼻につく記事でスミマセン。