Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2017年夏、北欧&ドイツの旅 ⑲ストックホルム港へ

  ヘルシンキからストックホルムに向けてタリンク・シリアラインの船旅が続きます。
 翌朝5時過ぎに目が覚めました。北欧の夏の朝は早いので既に明るくなっています。
 途中フィンランド最西端のオーランド島のマリエハムンという港に4時過ぎに接岸して
 いるはずですが、気づきませんでした。
  もうストックホルムに近づいているようで、小さな島々があちこちに見えました。

  パンダ君と妻の位牌、アムル君と妻の写真を撮影。パンダ君は、北欧の海に見入って
 いますけど・・・

  朝の空気を吸いに7階のデッキに行ってきました。ちらほらとお客さんがいました。
 気温は15度くらいでしょうか。爽やかでとても気持ちが良いです。

  そうそう、朝食は料金に含まれているので早めに行って席を確保しよう。イタリアン・
 レストランがデラックスキャビンのお客さんの朝食会場になっていました。カジュアル
 な内装で、朝食は北欧ならではのヴァイキング形式でした。


  オッサンにしては、朝食はもりもり食べました。この日はストックホルム一日観光で
 例によってまともにお昼ご飯が食べられるかどうかは分かりませんからね。
 (お昼ごはんを食べ損ねるとは、どういう旅行や、いったい。by妻)

  カレリアパイ、デニッシュとクロワッサン、チーズとハム、スモークサーモンなど。
 野菜や果物もしっかり取ります。ヨーグルトもね。あ、朝からスパークリングワイン😝
 ウェイターがコーヒーを淹れてくれます。少し揺れることもあるのでマグカップです。
 これでオッサンは満腹です。一日ストックホルムを駆け回っても大丈夫!(アホ)


  食事を終えて、再びデッキに行きます。だんだんと人の住む島に近づいてきました。
 朝からヨット遊びをしている人もいます。この島のお屋敷はスウェーデン富裕層の別荘
 なのかな? 海辺の街がきれいに見えました。やっぱり北欧は美しいなぁ。

 
  だんだん人のたくさん住む島が近づいてきました。ストックホルムまであと少し。
 午前9:50の到着予定です。そろそろキャビンに戻って支度をしなくちゃ。

  もうキャビンにも朝日が差し込んできました。パンダ君、もう出発しますよ。(アホ)

  そうそう、スウェーデン・クローナを用意しておかないと。
  成田空港で両替してきました。左側がスウェーデン・クローナ(100Kで約1,350円)。
 右側はデンマーク・クローネです。(100Kで約1650円)
  デンマーク紙幣の下のやつが逆さまになっとるで(by妻)。


  ストックホルムの港にはほぼ定刻に到着。しかし船を下りる順番待ちです。7階ロビー
 は大混雑。みなさんトランクや大荷物を持っています。 

     

  船を下りるのに少し時間がかかりました。ようやくスウェーデンに上陸です。
  ストックホルムの港は、市の中心部からは北東にはずれたヴァータハムネン港です。
 交通の便が悪いのでタクシーで市の中心部、中央駅まで行く事にしました。距離にして
 5kmほどのはずですが、遠回りされたようで30分程かかり、料金は6000円程請求されま
 した。さすがスウェーデン、フィンランド人じゃなくても一発で嫌いになりましたよ。
 これはちょっと油断がならないね。たぶんストックホルムに初めて来る人だと思って、
 こんなことをするのでしょうが、お金はともかく余計な時間をかけさせられるのが勿体
 ないんですよ、オッサンにとっては。ヴァータハムネン港のタクシーには要注意です。   
  フィンランドでのんびりした感覚に慣れていると、生き馬の目を抜く?スウェーデン
 (いやストックホルム限定かな?)では損してばかりになりそうです。まぁ人口80万の
 大都会ですから、ちょっと気を引き締めていかないとね。
  
  そして中央駅に着きました。とてもデッカイ建造物で、行き交う人々で大混雑です。
 ヘルシンキ中央駅とはえらい違いです。荷物を預けるためにコインロッカーを捜します
 が、なかなか見当たりません。普通、駅舎のホームに近いところにあるよなぁと思って
 いましたが、渡り廊下のような通路の端っこにありました。しかも使い方がよくわかり  
 ません。ちょっと大陸ヨーロッパのコインロッカーと勝手が違うようです。お金を入れ
 るのはなく、クレジットカードしか使えないみたい。どうすれば閉まるのかわからない。
 何度試してもエラーになってしまう、もう!タイミングが悪かったのか、何回かトライ
 するうちになんとか施錠できました。英語の表示はありましたが、分かりにくくて使い
 づらい感じです。(しかも帰りに場所を忘れてしまって迷った。なんでこんなところに
 あるんじゃ、って文句を言いたくなります。)
  中央駅のコンコースはドーム型でカッコよかったけどね。コインロッカーをこの近く
 にちゃんと設置してほしいです。ちなみにホームはこの下にあります。

  まぁ出鼻を挫かれて、合計で一時間ほどロスしました。もう時刻は11時近くです。
  ストックホルムを16時過ぎに出る列車に乗りますので、約5時間でこの街を観光する
 羽目になりました。(つぅか、日帰りで一国の首都を観光って、舐めとらんか?by妻)


  さて気を取り直して中央駅地下から出る地下鉄に乗って、ストックホルム随一の観光
 スポット、旧市街の中心というかストックホルム発祥の地であるガムラ・スタン(島)
 に参ります。地下鉄も近代的できれいです。そういうところはいいんだけどね。


  なんだかスウェーデンにはわだかまりが拭えないオッサン、明日に続きます。
 (結局、最後までスウェーデンにはやられっぱなしでした・・・)