Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2017年夏、北欧&ドイツの旅 ㉕ストックホルムを後にして

  スカンセン野外博物館をじっくり見ていたら、もう午後3時です。この後、ストック
 ホルム中央駅を16:21発の列車に乗る予定なので、先を急ぎます。
  スカンセンの出口近くにあるショップで、何かを買ったような気がするけど、よく覚
 えていません。唯一家に残っていたのはリネンの食器拭きでした。別にスカンセン土産
 というわけではなく普通のスウェーデンの家庭用品のような感じですけど。何か記念に
 なるようなものを買わなかったのかな?まぁいいか、一応メイド・イン・スウェーデン。 
   食器拭きはもうだいぶ長く使っているので、ちょっとくたびれてきていますね。 

  路面電車でユールゴーデン島から橋を渡って、また本土に戻ります。路面電車から
 見える車窓風景です。二両連接型のバスが通っていますね。道が広いから平気なのね。

  ユールゴーデン島と本土を結ぶ橋の付近です。ビデオからキャプチャした画像ですの
 でちょっと見にくくてスミマセン。(路面電車の中でビデオ撮影しているんやな、ちと
 恥ずかしくないかい?by妻)


  出発点のノルマルム広場まで戻ってきました。時刻は午後3時20分過ぎです。
  ここから歩いて中心市街地のセルゲル広場を通って、中央駅まで行きます。しかし、
 時間がないと言っておきながら、オッサンは途中で寄り道をしました。
  「N・K(エヌ・コー)」という名のスウェーデン一の高級デパートをちょっとだけ
 覗いてみました。もう本当に1階のロビー・フロアをちらっと見ただけですが・・・


  内部は吹き抜けになっていて、きらびやかな感じです。1階の展示スペースには、
 スウェーデンを代表する名車ボルボが展示されていました。小型だけど頑丈そうです。

     

  1階フロアの一部はインテリア雑貨を扱うコーナーで、スウェーデンを代表する食器
 のグスタフスベリなどがありました。そして定番のスウェーデン土産といわれる、中部
 ダーラナ地方の馬の置物も売っていました。素朴でかわいらしい!

  この馬の置物はちょっと気になっていて、買ってもいいかなと思っていたのですが、
 意外に高価で、結構嵩張るのでやめました。二万円くらいしたかな。木製の手作りです。
 買いもしないのに、写真だけ撮らせていただいて申し訳ございません。(ピンボケ)

  そして、本当に時間がなくなってきたというのに、オッサンはひそかにもう一か所、
 お店を覗いていました。はい、もう言わなくてもわかりますね、ワインショップです。
 しかし、ここは北欧の中でも最も経済力のあるスウェーデンの首都ストックホルムです。
 値段がめちゃ高い。酒税も高いからだとは思うけど、日本で買うより3割から5割程度
 高い感じでした。品ぞろえはまずまずだけど、実は日本ってワインを買うには恵まれて
 いるのだなと思いました。(価格にショックを受けて何も買わず、写真もなし)


  もう、そんなことしている場合じゃないやろ、という妻の声が聞こえたように思い、
 中央駅に急ぎます。途中のセルゲル広場は賑やかそうで、楽し気でしたけど素通りです。
 あーもう、こんなでたらめな旅行をしていて申し訳ないような気がしてきました。
  中央駅の駅前はこんな感じでした。もっとゆっくり見たかったな。(無理やな。by妻) 

 
  午後4時少し前にストックホルム中央駅に戻ってきました。列車の切符は購入済です
 ので、コインロッカーから荷物を引っ張り出し、飲み物を買って地上のホーム階に降り
 ていきます。(下の写真の広いコンコースがあるのは、階上部分なのです。) 


  ホームにはスウェーデン国鉄のいかつい頑丈な機関車に牽引された超大編成の長距離
 列車が入線してきました。これはさらに北の北極圏地方に行く寝台列車のようです。


  しかしオッサンが乗るのはこれではありません。スウェーデン南部の海港都市マルメ
 まで行く高速特急列車です。X2000と呼ばれる特別な列車なのです。鉄っちゃんならば
 ぜひ乗ってみたい列車の一つでしょう。(鉄っちゃんにしかわからんな、そんなこと)
 ちょっとホームが暗くて写真映りが悪くてスミマセン。

  ネットからX2000の雄姿を捉えた写真を転載させていただきました。この列車に乗り
 4時間強、マルメには20時40分に到着予定です。


 <ちょっと寄り道>
  ストックホルム観光では、スカンセンの他にもう一か所寄りたいところがありました。
 ストックホルムの市庁舎です。ノーベル賞の授与式・公式晩餐会が開かれる場所だそう
 です。中央駅からすぐの海沿いの場所にあり、あと一時間あれば見学できたところです
 が、今回は泣く泣く諦めました。たかが市役所と侮るなかれ、外観も内装も素晴らしく、
 塔に登ればストックホルム市街と近郊の島々が一望できるそうです。あぁ、残念。
  こんな ↓ 感じみたいです。


  そうだ、午前中に訪ねた旧市街ガムラ・スタンも上からよく見えたはず・・・ 

  もう一時間ストックホルムに滞在する予定にしておけばよかった、と思ったオッサン 
  ですが、この後のことを考えると、予定通り列車に乗っておいてよかったです。
  またしても、ハプニングの予感・・・(またか、オッサン。運がないの~。by妻)