Bonne(ボンヌ)のブログ

死別者ですが余生は少しでも楽しく

2017年夏、北欧&ドイツの旅 ㉙カラフルな家が楽しいニューハウンとローゼンボー離宮の宝物

  デンマークの首都コペンハーゲンの観光の続きです。
  水上バスに乗って中心市街地からほど近いニューハウンの船着き場で下船しました。
 ここは運河に沿ってカラフルな木造家屋が並び、ビジュアル的にも楽しい場所です。
 現代では観光客も大勢訪れる名所となっていて、コペンハーゲンを代表する風景となっ
 ているようです。かつては航海から戻った船乗りたちが通った居酒屋や歓楽街だったと
 のことですが、現代ではそれらの建物を生かしたしゃれたレストランが軒を連ねている
 そうです。こんな ↓ 感じです。おしゃれなウォーター・フロントというイメージです。

  まだ午前9時半なので、ここで昼食を取る予定はありませんが、運河沿いをそぞろ歩き
 して雰囲気を楽しみました。まだこの時間だと観光客も少なく、お店も開いていません。
  こんな運河沿いのオープンテラスのレストランで食事をしたら、楽しいだろうな。

  運河には小さな船がびっしりと接岸しています。遊覧船も出ているみたいでした。
 ちょっと曇ると肌寒く感じます。8月上旬なのにね。

  運河の両岸、長さ約500メートルほどの狭いエリアにこういったパステルカラーの家
 が立ち並んでいます。ゆっくりそぞろ歩きするだけでも楽しいです。オッサンは米国人
 と思われる観光客の方に記念写真を撮ってもらいました。(見苦しいので割愛)

  ニューハウンを20分程うろうろした後、歩いてすぐの場所にある地下鉄ニューハウン
 駅に向かいます。ここから地下鉄に一駅乗り、デンマーク王室のローゼンボー離宮まで
 参ります。地下鉄はモダンで清潔、快適な乗り物ですが、景色が見えないのが難点。
 (そらしゃあないやん。by妻)


  ローゼンボー離宮の前は公園になっていて、そこにちょうど軍隊が行進しているとこ
 ろを見かけました。そういえば、デンマークも王国ですからね。

  美しく整備された庭園の中に、ローゼンボー離宮が現れました。

  ローゼンボー離宮は1634年に完成したオランダ・ルネッサンス様式の建物です。確か
 にこの赤茶けた色のレンガ建築はオランダっぽいな。デンマーク王家の離宮ですが意外

 と小ぢんまりしています。 

  アムル君もちょっとお澄まし顔で記念撮影です。(アホ) 

  この離宮はデンマーク王クリスチャン4世が愛人と住むために建てさせたということ
 です。なんだ、そう思うと怪しからん、贅沢しよってからに。(僻むなオッサン。by妻)
 小さいながらも、この宮殿(城)内にはクリスチャン4世時代(17世紀)の王室ゆかり
 の宝物や所有物がたくさん展示されています。


  まずは地下の宝物館に入ってみます。入り口には銃を持った兵士が警戒しています。
 この兵隊さんの警備している前を通っていくのですが、ちょっとものものしいな。
 (縫いぐるみを持ったオッサン、怪しまれて呼び止められたりせんかったか?by妻)  


  はい、いきなり王冠です。17世紀の王様と王妃様がかぶっていたものらしいです。
 見学料を払えば誰でも見ることができるのはいいですね。

  ちょっとピンボケですが、こっちの王冠はかなりゴージャスです。細かい細工が施さ
 れ、真珠や宝石が散りばめられています。黄金なのでピカピカですね。

  なんだか気になる、たくましい爺さん二人の支える紋章飾りがありました。

 

  こちらは王妃様が身に着けたのかな?エメラルドの装飾品ですね。美しいです。
 オッサンは宝石やら装飾品にはあまり詳しくないので、たいした感想が書けませんわ。
 うわ~すごい、うわ~きれい。で終わりやんな。(by妻)

    

  黄金の水差し、腕輪なんかもありました。結構細工が細かくて芸術的ですね。

  なかなか見ごたえがある宝物館でした。
  このほか、クリスチャン4世たち17世紀の国王の暮らした宮殿内部も見学できます。
 今度はそちらに行きますが、長くなったので次回に続きます。(あーあ。by妻)