今日は四国の記事の続きです。眼鏡が壊れたハプニングのため、高知での観光はあと
　高知城を見るだけになってしまいました。やっぱり半日では無理ですね。
　　さっそく高知城の天守閣を見学しにまいります。入り口の追手門から三の丸、二の丸
　の跡を通って、ようやく天守閣に到着しました。大きさはそれほどではありませんが、
　高台の見晴らしの良い場所に建つ美しいお城です。周囲の植栽が南国らしいですね。

　　ここは土佐24万石の領主、山内一豊が1601年に築城をはじめ約10年で完成しました
　が、1727年の大火で追手門を除き一度焼失したそうです。現在の天守閣は1753年に再建
　されたもので、それ以来現在に至るまで健在だということです。日本にお城多しといえ
　ども、天守閣がかつての形（江戸時代までの姿）で残っているのは全国でも12か所しか
　ないそうです。オッサンはこれまでに松江城、松山城、犬山城、弘前城を見学したこと
　がありますが、高知城で５つ目かな？あの立派な熊本城や名古屋城、そして大阪城は、
　当初の姿ではないということで除外されているようですね。見た目は立派ですけどね。
　（ちなみにそのほかは、宇和島城、丸亀城、備中松山城、越前丸岡城、松本城、そして
　彦根城と姫路城です。九州がないのは、西南戦争の影響かなぁ・・・）

　　高知城の天守閣は国宝指定ではありませんが重要文化財、追手門は建築当時の状態が
　残っている貴重な遺産のため国宝に指定されています。
　　もう一回サービスで追手門を掲載しましょう。（調子に乗るな、オッサン。by妻）

　　ちなみにこのアングルは、追手門と天守閣を同時に撮影できるスポットとして有名だ
　そうです。その割には観光客が少なかったな・・・

　　天守閣に繋がる低層の建物内部は、ちょっとした展示スペースになっていました。　

　　大河ドラマで山内一豊の妻千代役の女優さん（仲間由紀恵さん）が着たという衣装も
　展示されていましたが、写真を撮り忘れ。「功名が辻」だったかな？　平凡な夫を盛り
　立てて獅子奮迅の活躍をする千代にスポットをあてたドラマでしたね。実はあまり見て
　いないけど。「内助の功」というより、かなり目立っていた感じだな。でも、山内一豊
　が羨ましいね。オッサンもこれまでだいぶ妻に助けられてきたけれど、もう頼ることは
　できないからね。（しゃあないやんけ。でも私への感謝が足りんと思うで。by妻）
 　ちょっと画像を探したけど、某国営放送は我が国最大のケチ、ちゃう堅実経営の団体の
　ため、画像の利用ができません。興味のある方は検索をしてみてください。
　　天守閣に登りましたが、まぁ天守閣の内部というのはあまり面白いものではないです。
　高知市内の360度の眺望が楽しめるのはいいですけどね。この日は天気が良くて気持ちが
　晴れ晴れしました。　下の写真は二の丸の方ですね。日の丸が掲揚されていますね。

　　こちら（西側）は櫓越しに高知の街並みがよく見えました。

　　帰り道に振り返ると、こんな感じでした。スリムなお城ですね。

　　さて、そうこうしているうちに午後１時過ぎ。午後２時過ぎに高知駅を出発する列車
　に乗るため、もうお昼ごはんを早めにすませないといけません。ということで、高知城
　から追手門に下り、その近くにある「ひろめ市場」で昼食を取ることにしました。前日
　の夜にもちらっと覗いてなんとなく雰囲気がわかりましたので、多分手っ取り早く高知
　の食材を堪能できると判断しました。さぁLet's go!   Andiamo !  (イタリア語)

　　追手門から続く追手筋には、よく見ると金物屋さんが軒を連ねています。どうも高知
　の刃物は品質が高いことで有名なようです。軒先には結構お手頃な値段の刃物類がズラ
　リと並んでいます。でも物騒なので、見学だけにしました。

　　ひろめ市場に到着しました。入場には手指の消毒とサーモグラフィーによる体温測定
　が必須です。まぁこれで入場を止められている人なんて見たことないけどね・・・
　　夜ほどではないですが、昼間も結構な繁盛です。そのうち「満席です」のアナウンス
　がありました。この日は土曜日でしたからね、席を確保するのも大変です。

　　はい、これ ↓ がオッサンのお昼ごはんです。やっぱりカツオの塩タタキは頼んじゃい
　ますよね、思わず。ここでは1/4サイズで480円でした。そして生カキ、サバの姿鮨です。
　サバ鮨も高知の名物ですが、頭から尻尾まで全部食べるんでしょうか？　ちょっと驚き
　です。美味しいけど、ちょっとサバの身に対してご飯が多すぎですかね。オッサンは、
　頭と尻尾は食べず、さらに皮を剥いて食べました。まぁカリカリになっているから、皮
　ごと食べるのが普通なんですけどね、オッサンはダメ。

　　30分で食事をして、路面電車に乗って高知駅まで戻ります。既にギリギリです。
　あ、路面電車が既にホームに到着していました。モダンなタイプですね。乗りまぁす！

　　約10分ほどで高知駅に着きました。ダッシュで荷物をピックアップした後、高知駅の
　中にあるギフトショップで大急ぎでお土産を購入しました。じっくり選んでいる時間が
　なくて、適当に直感で選んで買いました。あと５分あればなぁ。（３分ではキツイ）
　
　　オッサンが乗る列車は14:13発の特急南風１６号です。既にホームには入線していまし
　たが、なんじゃこりゃぁ！

　　これはひょっとして、アンパンマン？　
　　そうなんです、ＪＲ四国の特急南風号にはアンパンマン列車と銘打ったタイプがある
　のです。オッサンの乗る列車がちょうどドンピシャでこれに当たりました。ひょっとし
　て、メロンパンナちゃんにも会えるかも。（アホウ！by妻）

　中に入るとこんな感じ ↓ ちょっと恥ずかしいけど、お子様たちは大喜びです。うちの妻
　も案外こういうのが好きかもしれない・・・

　　かなり落ち着かないけど、ここから一時間ほどの目的地まで参ります。
　　高知県からいよいよ徳島県に突入です！　得しますよ。（もうえぇっちゅう。by妻）